スピリチュアルと物理学

全3件 (3件中 1-3件目)

1

トランスパーソナル

2009年01月30日
XML

【気づきは量子力学から】


江戸時代に三浦梅園という哲学者がいました。
「100万人のキャンドルナイト」の呼びかけ人である辻信一氏がよく引き合いに出されますが。
彼の言った言葉に以下があります。

「枯れ木に花が咲くのを驚くより、生木に花が咲くのを驚け。」

派手で奇跡的なことばかりに驚くけれども、本当に驚くべきことは、毎年春になるとあたりまえのように
花が咲くこと、そのことにこそ目を向けるべきではないかということです。

特別探さなくても、日常の何気ないことの中にこそ意味あることが隠されているということです。
例えば、ふと目をやったモノが気になってしかたないとか、最近よく同じモノを見たりとか、身体のある
部分が痛いとか少し気になるとか。

そういった中に意外と重要なモノや気づきが含まれていることが多いのではないでしょうか。
日常生活の中で埋もれてしまいそうですが、些細なことの中に「偉大な叡智」があるのかもしれませ
んね。

石っこ達 ※石っこ達


「夢判断」とかで有名なフロイトユングは、人の見る「夢」の中にそれを見出していました。
ミンデルという心理学者は、それを発展させて自分の身体症状や人間関係、周囲の環境に現れる
なにげない出来事やふとした感覚の中にもそれがあると述べています。

「起こっている出来事には意味や目的がある。」という視点です。

これは、「プロセス指向心理学」と呼ばれている心理学の分野です。
その感覚を大事にして、その感覚が変化していく道筋に従っていくことで、問題の解決を見いだそう
とする非常に東洋思想的なアプローチなんです。

繊細な「気づき」の能力を培うことで、そうしたメッセージを癒しの力として、また、人生を新たな方向
へ展開してくれる強力なガイドとして活かすことができるといいます。

私も「そのとおりだ!」と頷いておりますが。

   四季2  四季1  四季4


このミンデルさんは、驚いたことに大学院で物理学を修めた物理学者なんですね。
うむ~、誰かさんと同じ・・・

量子力学とかの現代物理学や生化学を基礎とした考えに、シャーマニズムや仏教、禅や道教とかの
東洋思想を取り込んだものです。

量子論とか相対論とかを学んだことがある人は解ると思うんですが、その物事の考え方やアプローチ
の仕方とかにある意味、今までと世界観が変わったと思うんですね。

私もその中のひとりなんですが、ニュートンとかの古典物理学から全然違った視点で捉えています。
発表された当時は、さぞかし皆ぶっ飛んだことでしょう。

例えば、りんごが木から落ちるのを見てニュートンは重力というものを見出しました。
そのりんごは、細かくしていくと原子核・素粒子から構成されていますが、それらは粒子でもあり波で
もあるという量子力学に従います。

マクロ的にはりんご自体は古典力学で表現出来ますが、ミクロ的には量子力学で表現されるという
わけです。
この考え方をミンデルさんは身体や人間関係、共時性とかに持って来たわけです。

普通目にする巨視的な物事より、何気ない微細な物事や感覚により多くの気づきや真実があると。
すなわち、微細な「気づき」が量子力学にあたるんですね。

素粒子は原子核を構成しており、“今のところ”物質の最小構成単位ですが、「素粒子の標準理論」
というのがありまして、これを研究していたのがノーベル賞をとった南部博士小林・益川博士なん
です。

この素粒子論、道教や禅とかの東洋思想の思考回路というか、その発想や思考の仕方が非常に
よく似ています。

私の最も尊敬するノーベル物理学賞をとった湯川博士なんかは、老子・荘子の思想家であり優れた
随筆家でもあります。

素粒子・原子核分野で日本人のノーベル賞受賞者が多いことは、なんか頷ける気がしますね。
元々物理学(Physics)は、哲学(Philosophy)を語源としてます。

カプラの「タオ自然学」では、素粒子論と東洋思想の類似性を持って、科学と「偉大な叡智」の協働
の可能性を示唆しています。

やがていつか意識や物質、エネルギーと「偉大な叡智」とのとても不思議な関係を理解する日が来
るのでしょうね。

四季3 ※糸の滝


話が物理的になりましたが・・・元に戻して、ミンデルさん。
今年69歳になられますが、いまだに精力的に活動されています。

長い間昏睡状態に陥っている人とのワークや分裂症や依存症の人とのワークを行ったり、ワールド
ワークといわれるグループワークもされています。

このワールドワークは、コソボやパレスチナとか紛争地区における民族間の対立などで数百人規模
でのグループワークを行い、大きな成果をあげているようですね。

私も実際、昨年のトランスパーソナル学会で藤見幸雄先生が諸富先生や田口ランディさんとプロセ
スワークをやったのを見ましたよ。


日本の文化は、「はやりすたりの文化」といった趣きが強く、流行を追うところが大きいですが、
多様性の中で、自分を拠り所として自分にとって必要なもの、そうでないものを選択することが求め
られます。

そのためには、情報や数値による判断だけでなく、微細な気づきにも目を向けて、自分自身の感
覚を大切にして選択していくことが大事だと思います。

そこで、何を想い何を感じるかがとても大切なポイントではないでしょうか。
直感の伝えるところに真実があることが多いと思うので、心に浮かぶ直観をないがしろにしない
ことでしょう。

「偉大な叡智」は、自分の中に宿っていると感じています。

それによって、もっと自分を信頼し自信を持って前に進むことができるんだと思います。



お勧めの一冊

 ミンデル アーノルド・ミンデル著 藤見幸雄+青木聡訳
  「身体症状に〈宇宙の声〉を聴く」 -癒しのプロセスワーク  2,000円!!
 心理学を超えて、物理学・社会学・文化人類学・禅・タオイズム・シャーマニズム等、世界の見方
を身体を通して変えてくれる本です。
 また、本中のエクササイズを通して実際にプロセスワークを経験出来ますよ。





<ブログランキング>

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 健康ブログへ









Last updated  2009年02月02日 17時41分39秒
コメント(3) | コメントを書く


2008年08月06日
【トランスパーソナル学会 in 東京】

ウォン・ウィンツァンさんのピアノの即興演奏から始まった。
瞑想から入り、身体が左右に揺れる。
数分後、そこから優しく美しい旋律が流れ出した。

 インプロビゼーション・・・魂の音の表出と言われる演奏だ。

深い瞑想の超越意識で弾く独自の即興奏法は、ウォンさんの音楽の原点であり、透き通った音色がふーとつき抜けていく、本当に素晴らしい。
若い頃はジャズとかをされていたが、瞑想を始めてからは降りてくる音での即興演奏が真骨頂となったそうだ。
NHKの「こころの時代」「九寨溝」とか映画「純愛」の音楽を手掛けられている。

即興曲集「たましいのトポス」や「フレグランス」「海より遠く」が素晴らしい。
コンサートが9月20日佐世保、9月22日福岡、 9月26日京都、10月19日東京であり、是非聞きに行って欲しい。

tp4

 ※ウォンさんと田口ランディさん

懇親会でお話をさせて頂いた。
この瞑想での超越意識もトランスパーソナル心理学の情報やメソッドから恩恵を受けているとのこと。
また、九州支部設立は応援しているという言葉を掛けて頂いた。

次に鏡リュウジさん、田口ランディさんの講演があった。
心理学のひとつのアプローチとして占星術をされる鏡さんから「信頼」について。
さすがエンターテーナーという話しぶりだった。

田口さんからは、「祈り」についてのお話しがあった。
アイヌやナホバの方々等と共に生活されたり、作家活動を通して「祈り」ということについて考えてきたという内容だった。
自らもシャーマン的な儀式をした経験とか興味深い話だった。
また、懇親会や次の日のワークとかでお話をさせて頂いた。

tp2

 ※鏡リュウジさん

この学会は、様々な意見や考えや経験をいろんな角度から議論するというもの。
心理学、哲学、宗教学、セラピー・カウンセリング等される方々がいらっしゃった。
とってもユニークな学会で、みなさんかなり個性的だ。

懇親会では、会長である諸富先生や事務局長の向後さん、事務局や他の支部の方々みんなと話をした。
思いもよらず懇親会では会長さんから壇上に上げさせられ九州支部を設立したい話をさせられた。
演説すればよかったなぁ・・・

tp1

 ※懇親会にて

向後さんとは、ガイダンスやスピエマの話を仲間と一緒にした。
特にスピエマやガイダンス等が大きな切り口となると思う。

支部設立の話は、おいおい働きかけていくことにして、みんなでセミナーや講演会に出る。
8月は、ボディーワークがあるので活元・発源関係の者ですね。

それにしても学会首脳陣は、面白い。
特に諸富先生や向後さん、好きだな~

tp3

 ※諸富会長(トンネルズの番組でアントニオ猪木と戦う権利を得て、実際戦った人)







Last updated  2008年08月08日 13時10分37秒
コメント(0) | コメントを書く
2008年07月25日

【トランスパーソナル学会】


トランスパーソナルとは、「個を超える」ということで、個人の自己変容は勿論のこと、同時に世界や社会の変革にも取り組んでいく姿勢を意味しています。
しかし、 それは一人では不可能であり、お互いのビジョンを分かち合う場として本学会があります。

今ほど私たちの生き方を根本から問われている時代はありません。
しかしながら、私たちは依然として、来るべき時代の新たな目標を見出せないまま、希望のなさの中に閉じ込められているかのようです。

では、私たちは、どこに新たな時代の希望を見出しうるでしょうか。
私たちは、トランスパーソナルという考えにそれを求めます。

人種・性別・思想信条 の違いなどを超えた人と人とのつながり、過去の世代や将来の世代とのつながり、人間と大自然とのつながり、そして、人間と人間を超えたものとのつながり。
こうしたつながりを見失い、個の利益と快楽を追い求めた結果、現代のさまざまな問題が生まれているのではないでしょうか。
だとすれば、「個を超えたつながり」の回復によってでしか、現代社会の矛盾は根本的に解決できないのではないか、と思えるのです。

私たちはまた、個人の内面(心)と社会や環境とのつながりにも着目します。
世界的な規模で広がる社会・環境の荒廃は、同時に、個人の内面で進行しているプロセスと一致していると考えるからです。

日本トランスパーソナル学会は、トランスパーソナルという考えに関心を抱く人々が集い、研究活動や情報の交換、一般社会への普及活動、海外をも含めた研究成果の発表や紹介などをおこないます。
この学会は、特定の学問領域に限定された学会ではなく、心理学・哲学・宗教学・教育学・人類学・社会学・医学・生態学・物理学・政治学・経済学など、様々な学問の境界を超えた学際的な学会です。

また、心理療法やカウンセリング・ミュージックやアート・ヒーリング・エコロジー・スピリチュアルな瞑想や宗教的実践など、様々な実践活動に関わっています。
学者のための閉ざされた学会ではなく、トランスパーソナルという考えに共鳴し、オルタナティブな個人の生き方や社会の在り方に関心を抱く一般の方々が自由に参加し、お互いの実践や思いを交換しあえる場づくりを目指していきたいと思っています。


 ◆学会活動
  1. 学会大会(2年に1回)の開催
  2. 相互研修会・連続講座などのイベント(年に数回)の開催
  3. 学会誌(年に1冊)の発刊
  4. トランスパーソナル関連の情報満載のニューズレターの発行(年に数回)
  5. 学会が認めるイヴェントやワークショップの後援・公認・割引(随時)
  6. インターネットでの情報提供       等

     ・トランスパーソナル学会; http://transpersonal.jp/







Last updated  2008年07月25日 13時21分50秒
コメント(0) | コメントを書く

全3件 (3件中 1-3件目)

1

PR


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.