収穫感謝会
美術展から一週間、今度は小学校だけで収穫感謝会があった。お嬢たち(もちろん、中学生以上も)は、構内に畑があって、学年に応じた作物を育てている。5年の今年は稲。たんぼを作り、田植えをし、育て、稲刈りをして、干して脱穀して、精米して、それをこの収穫感謝会でもちつきをして、食べる。他の学年の作物は、「芋の子汁」にして食べる。で、このもちつきは、5年の「親子の会」ということで、親も手伝う。この準備のための係についていたのだけど、ぷちぷちと切れることたくさん…非常に疲れた…ま、それはどうでもよいが。本来ならば、勤労感謝の日近辺に行われるのだが、今年は美術展のため一週間遅れ。気になるのは、天気。もちつきなので、中庭でして、食べるのも中庭が例年。雨の場合の打ち合わせもしなくては、と言っていたのに「雨、降ったことないし」という呑気さ(^^;)ところが、雨だったんだな(^△^;)直前になって、どたばたとしたものの、滞りなく餅はつけて、子供たちも食べることができた。そして、本来は外で学年ごとに食べる芋の子汁を食堂で食べる。普段、食事当番で、子供たちと食堂で一緒に食べるけれど、テーブルは別だ。だが、父母の数も多いので、各テーブルに父母が1人ずつ入ることとなった。椅子を近くの教室から借りて来て、各テーブルにセッティングしたのは子供たちだ。最後まで片付けをしていたので、私が食堂に入ったのは最後で、係についていたこともあり、係のみのテーブルについて、ふと食堂を見渡すと、きれいに父母が並んでいる。子供たちのテーブルには、「テーブルマスター」と呼ばれるおかわりとよそったり、小さい学年がちゃんと食べられるかを見ている上級生がいる。その正面は「お客さま席」だ。どのテーブルも、ちゃんと「お客さま席」に父母がいるのだ。いろいろ変わってしまって、考えることも多いのだけど、こういう光景をみると、やっぱりいいなぁと思ってしまう。先生がそういう指示をだしたのは聞いていない(ずっと食堂にいたから)誰かがやりだしたのを、誰かがまねて、それが全体に「そりゃいいや」って事になったのだと思うけれど、たとえ先生からの指示だったとしても、「そりゃそうだ」とすぐに従う子供たちがまっすぐだなぁと思う。ちょいと幼くて困ったことの多い子供たちだけど、ここにいることができて、良かったといつか思ってくれたらいいなと思う。「雨が降ってもなんとかなる」今年の係の感想である…