ああああ、やっぱりいい
2年ほど前から、舞台を観に行く余裕がでてきて、ああ~、やっぱりいいなぁと思っている反面、観劇を趣味にするのは、いろいろ危険、というのも分かっていた。そんな時、推しが舞台進出するようになって、去年は取れたチケットがあったけれど、警戒宣言で中止。今年もどうなることかと思ったけれど、4月の「奇跡の一枚」は中止。5月は去年舞台が飛んだ推しの舞台、チケットを拝む毎日。なんといっても、出演者がすごい。この中でミュージカル役者としての成果を残せたら、ただのアイドルといわれない。席は抽選だけれど、4月の「奇跡の一枚」同様、めちゃくちゃいい席。警戒宣言は続いている。お願い、お願いだから、中止にならないで、と願っていた。ただ、それには、演者、スタッフ、関係者の皆様方が健康でいることが重要。結果、払い戻しの連絡は来ず、お嬢と共に観に行くことができた。会場にはいって、想像以上の近さに「あ~~、やっぱりいいなぁ」以前なら、開演前には独特のざわめきがあって、それが好きだったけど、今はない。観客もそれぞれ、ものすごく注意している。幕が上がる。あとはもう、一気に引き込まれる。ワクワク、ドキドキ、コメディ作品ならではの、計算しつくされた笑い。…声をだして笑えないのが辛い!その分、力をこめて拍手!拍手!( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ推しの生真面目な部分や引っ込み思案の部分が、役にうまく活かされて周りの達者な役者さんに引っ張られて、すごくよかった!なにより、一番びっくりしたのは、W主演の相手のほうが、知名度もキャリアも段違いなのに推しがカーテンコールの最後だったこと!役としては、確かに推しの役のほうが上だけど、キャリア考えたら…プレッシャーはどんだけだったかと…最後のカーテンコール、W主演の2人が、上手と下手で手を振り合って、せーの!と推しの新曲のポーズをした!思わず声のでる、推しが同じの皆々様方…でも、その声が漏れないよう、一斉に手でマスクを抑える。それも含めて、いい時間だった。幕間のトイレや、閉演後の退場など、今までと違って、誘導がしっかりしているのでむしろ以前よりスムーズ。これはいいことかな。そしてなにより、たくさんの配慮は必要だし、観客一人一人の努力も必要だけど、やっぱり、いい。エンターテイメントの世界は、現実を忘れさせてくれる時間で、行くまでのわくわく、観ている間のワクワク、終演後の満たされた気持ち。やっぱり、好きなんだよなぁと思う。7月にも推しの舞台がある。どうぞどうぞ、中止になりませんように。演者もスタッフも関係者も、観客も、健康でありますように