でっかい独り言、内緒話に戯言三昧

[三女の私の思うこと] カテゴリの記事

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• あ～～あ

  自覚しているけれど、本と手芸用品に対する金銭的ハードルが滅茶苦茶低い私。布は何を作るか考えてもないのに、「なんかにしよう」と買ってしまって罪庫の山を作り上げているし、いわゆる手芸屋さんも減ってきて、パーツなどがなかなか買えないので「買っておこう～」………はい、罪庫。結局、「これをつくろう」と思って、必要尺買うのが一番無駄がない…パーツも、手芸屋さんまで電車に乗っていったのに、目的のものがなかったときのがっかり感と交通費、それなら送料かかっても最初からネットショップでいい。「あと〇円で送料無料」は見ない！そうやって買ったものは、大抵、罪庫になるから。手芸用品同様に、本もハードルが低いけれど、本屋さんも近くにない。電車に乗らねばならぬ。大きな本屋さんに行って、妙に心惹かれる本との出会い、というのはなくなってしまった。また、紙はどうしても劣化してしまい、なくなく処分することになるし、場所も取るし、引越し（する予定ないけど）の時大変になるので電子書籍に切り替えている。あとはまぁ、自分の好みがついついシリーズものなので何冊も持ち歩けない、というのもある。電子書籍なら、タブレットや、最悪スマホでも読めるようにしてある。（入院のときとかね）ただ、更にハードルが低くなってしまったようで、先日コミックスが1,000冊を超えていて、ビビった…とはいえ、本格的な本好きの人から見たら、私なぞ足元に及ばないのだけど（いるんだな、友人の中に数人、化け物クラスが）今は本屋さんが減っているという。確かに、うちのあたりでもそうだし、有名な大手の本屋さんが閉店するのも聞く。お嬢が辞書を買う時は、大きな本屋さんへ行って、引きやすさ、意味の分かりやすさや、例文のわかりやすさを比べて買っていた。お嬢にとってのわかりやすさじゃないと、飾りになるしね。というのも、私は中学入学時、親から英語、英和辞書を【与えられた】のだけどどうにも使いにくくて、使いにくいので、使わないようになった。いくら「いいもの」で革表紙であっても、私には合わない。後年、英語の先生から「これは英語ができる人の辞書」と言われ、私には、豚に真珠だわとつくづく思った。買いなおせばいいじゃない、と思うだろうけれど、「せっかく買ってあげたのに」と言われるので、買いなおしできないよね。だからお嬢には、自分で選ばせた。結構違うんだよね。同じ単語を引いているのにたどり着くまでの時間や、内容、例文、「はぁ？」となるものから「ああ、なるほど」と思うものまで、幅がある。では、同じ出版社ならいいのか、というとそうでもない。英語ならこっち、国語ならこっち、とバラバラ。中学入学時に、そうやって選んだ辞書は、高校生以上向けの棚から持ってきた辞書だった。本屋さんないと、そういうことができないよね、と思う。今お嬢が住んでいるところは、駅ビルに図書館が入っていて尚且つ、本屋さん（大き目）もある。ただただ、うらやましい。

  2024年03月13日

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• 年越悲喜こもごも

  年末、骨折した時の一つの目標、「推しのライブへ行く」が叶った。ライブへのハードルが高かったのは、会場がドーム球場ということ。そして、開演時間が夜ということ。夏に杖なしで歩けるようになって以来、楽な電車の乗換ルートを教えてもらったり、申込時に着席エリアで申し込めて、当選！ライブへ行けることとなった。とはいえ、ハードルはある。球場なので、出入り口から、席まで階段を下がることになる。下がるということは、帰りは上るということだ。これは劇場でも同じだけど、球場はあまりバリアフリーではない。行くのは東京ドームなので、ドーム球場の中でも、古め。バリアフリーなんて概念のないころのもの。一応、「関係者」用のエレベーターはあるものの、当然、一般公開されていないので、使えない。こうなるとね、「車いすではないし、杖も常用ではないけど、若干不自由」という状態はなんとも中途半端。一応、折り畳みの杖は持ち歩いているので、当たって砕けるしかない。入場は普通に入るものの、東京ドームは空気圧で天井を押し上げているので、回転扉だし、空気圧を感じる。さすがに転びはしないけれど、若干不安もある。そして、案の定、階段を下っていく。と～て～も、いい席なのだけど、その分降りねばならないので、気分は複雑。下りはもともと苦手なので、杖をだし、へっぴり腰になりつつ下っていく。バスを降りるときもそうなのだけど、段差が大きいと、降りるのが難しい。表現が難しいのだけど、片足を必ず地面についてからでないと逆の足は外せない。となると、段差が大きいとしゃがみ込む形になってしまう。そして、悪い脚から降りるので、逆側の足が高い方に残ることになり、非常にバランスが悪くなり、外すタイミングによっては、すでに着地していている足が痛い。この繰り返しで降りていくのだ。念願のライブは、めちゃくちゃ楽しかったけれど、さて、帰るには、登らねばならない。そして、球場はすり鉢状なので、冷気が下に降りてくる。グラウンド（アリーナ）に近い席なので、冷える。規制退場で、順番に退場していき、最後の退場のブロックなので、ゆっくり準備はできたのだけど、左足はまぁしょうがないけれど、右足もこわばって、動きが悪い。帰りは杖なしで大丈夫かなと思ったけど、登れない。もうね、しょうがないです。ゆっくりと杖ついて登るしかない。下るときに、案内のお姉さんに親切にしてもらったけれど、登るときも、お姉さん付き添ってくれた。帰りの電車の乗換などを考えてドーム内でトイレに行っておこうと思い行って出てきたら、ほぼ退場が終わっている状態。さて、この足の状態で回転扉をくぐれるかなと思ったら、さっきのお姉さんが近づいてきて「こちらへどうぞ」と関係者以外立ち入り禁止のドアへ誘導してくれた。そこにはエレベーターがあり、調圧ドアがあるところに案内してくれた。そして、駅へいく道につながるエレベーターの位置まで案内してもらい、とても楽に出ることができた。若干、あざとい気もしないでもないが、人の情けが身に染みた。そして、翌日、激しい筋肉痛…年越しは筋肉痛との闘いだった。

  2024年01月10日

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• 2023年を振り返ってみる

  去年（2022年）の年末、新年への展望とか希望とかそういうものはなかったように思う。１月と６月に、心房細動のカテーテル手術、杖を２本使ってやっと歩ける程度の足。たくさんの楽しみをあきらめて、仕事への本格復帰もできず、人と会うことも話すこともなく、さすがに積極的に人と会わない私もかなりメンタルが落ちた。リハビリしなくてはとわかっていても、痛くてしんどかった。通うのですら精一杯で、何も考えず、ただ、義務として毎日通った。今年にはいり、「年内に杖１本になるといいね」なんて、そんなことになればね～なんて笑っていたのが３月に「あれ？杖一本でいけそう？行けるかも、行ってみよう！」と突然に杖一本。これには、ずっと担当している理学療法士さんもびっくり。痛くて痛くて、しんどかったリハビリ、やってて良かった…同じころ、心房細動の薬も一番強いものから、段階的に弱くしていった。一番強いものは、半年以上続けて飲めないので、ギリギリで薬を下げることができた。杖一本も定着し、リハビリも筋トレ、調整になってきたころ「この感じは杖なしでも歩けそう」とリハビリ帰りに杖なしで帰れることが続いたので、思い切って、翌日杖なしでリハビリに。なんと、途中で休むことはあったけれど、杖なしで到着。リハビリ室に杖なしで入る私に、理学療法士さんたちが「杖がない！頑張った、頑張ったね！」と喜んでくれた。骨折から２年経っていた。通院は同じような時間に行くので、わざわざ挨拶や言葉を交わさないけれど、顔見知りはたくさんいる。その人たちに「長いこと頑張ったわねぇ、良かったわ」と言われることが多々あった。同じマンションの人たちも、「長かったけど、頑張った！」と言ってくれる。心房細動の薬も下げることができて、９月には止めることができた。そして今月、２４時間心電図ホルター検査をし、薬がないことで、不整脈はでているものの、心房細動に直結はしないだろうということで、脈が飛んだ時に血栓にならないようにする薬も止めることになった。若干、脈が暴走することもあるので、脈を抑える薬は残ったけれど、それでも、薬代は今までの十分の一。かなり違う。少しずつ、電車に乗って、乗継をして、職場に行けるようにもなってきた。折りたたみの上をリュックにいれてはいるけれど、使わずに帰ってこられる。振り返ってみれば、今年は入院していない（それが普通）心房細動が完全に収まれば、来年はボルトやプレートを抜くために入院になるけれど、去年の年末ほど、（そうはみえないけど）メンタル駄々落ちではない年越しになりそうだ。拙いブログを見てくださり、ありがとうございました。良い年末年始をお過ごしください。m(_ _)m

  2023年12月31日

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• ただひたすらに後味が悪い

  姑の事故死から一か月、日常には戻っているけれど、苦々しさが付きまとう。先日、うちに泊まりに来ていたお嬢とも話していたのだが、もう10年以上姑とは会っていないので、悲惨な事故死でざまぁみろ、という感情もないし、かといって、こんな目に合わなくてもいいのに、という気持ちもない。なるべくしてなった結果だ、と思うから。そもそも、なぜ10年以上あっていないか、というと、3.11の震災の２年ほど前、震源地はほぼ同じで、大きな地震があった。津波の被害はなかったから、それほど話題にもならなかったけど、内陸部の被害はそれなりにあった。それに対し、沿岸部の人たちが、「内陸だから関係ない」と観光誘致をしていたぐらい。内陸部の被害が少なかったのには、もう一つ理由があって、国体の開催地で民泊のために、補助金がでていたので建て直しをした家が多かったのだ。ビルやマンションがある地域ではないので、派手な被害は見えない。実際には、山の形が変わるほどの地滑りがあったりしたんだけど…この時、義兄の住む古民家は半壊認定を受けていて、敷地内にあった牛小屋（すでに牛はいなくて、屋根だけの状態）は全壊認定され、取り壊しをしている。で、この時から帰省していないのだ。それまでは、経済的や日程的にどれだけ言っても年３回帰省していたのに。姑は、私の母が生きている頃は、「いつ帰省するんだ」とうるさかったのに母が亡くなったらぴたりとやんだ。どうやら、女児のみのうちに対して、自分は男児でなにかというと帰省してきてにぎやかだ、とマウントをとりたかったようだ。母が亡くなる直前のお正月も、やはり帰省をせっつかれて、行ける状態ではないことを話したのだけど、「見舞いに行かせないなんて、恥をかかせた」な～～～～んて罵倒されたので、葬儀の参列はお断りした。車のないうちに、新幹線の駅まで迎えにこいっていうんですもん。行ってられっか。義姉から、どこそこが通行どめになっている、とかどこそこはこうなった、とか聞いているだけで、散々、しつこく「自分の地元」と言っていたのに、切り捨てたのだ。うちの配偶者は。3.11の時も、知らん顔だ。前回は、連絡の行き違いで姑が夕方まで行方不明になっていて、結果、孤立した集落にいて、自衛隊に救出されたが、3.11の時は、そもそも連絡がとれなかった。幸いなことに、全員無事で、家の倒壊もなかった。（後日、全壊認定された、と、今回初めて聞いた）足りないものを送るでもなく、お見舞金を送るでもなく、ボランティアに行くわけでもなく、ガチで役立たずだ。そのあと、何回か単身で帰省しているそうだが、なにをするかというと、飲んだくれているだけ。ご機嫌で飲んだくれて、かわいがっていた姪に軽蔑されてからは行ってなかったらしい。そして今回。お通夜で飲んだくれて、周りの人をドン引きさせたんだとか。舅が喪主ではあるけれど、義長兄がすべてやることになる。義長兄は、姑の第一発見者でもあるので、やりきれない想いがあっただろうに。舅が認知症は恥ずかしい、と長義兄にも隠していたので「そこまで」とは思っていたなっかった分、衝撃もあったはず。私の骨折でも、詳細も聞かずに逃げた配偶者なので当然、問題山積みだった姑からも逃げていた。逃げて知らん顔して、どんどん自分の居場所がなくなっていることにいつ気が付くのやら。義姉が「最近、定年退職後に戻ってくる【単身者】が多い」と言っていた。親の介護をするわけでもなく、居場所もなく、甥や姪が引受人になっているという。なんとなく、わかる。高齢者が居住する場所ではないのだよ。なんとか、自分の老後は自分でしようと、いろいろ考えている。

  2023年12月13日

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• 天使にラブソングを

  オペラ歌手でもある、森公美子さんの舞台、それも森さんが主役のものを観たい、そう思っていたところに、天使にラブソングを、をやっているの知った。そうなるともう、観たくてたまらない。コロナ過もあったし、なにより自分の足にも不安があったけれど、まさに念願かなって観に行くことができた！森公美子さんだけに気を取られていたけれど、よくよく出演者をみたら、鳳蘭さんに、太川陽介さん、ある映画のワンシーンで鳥肌がでた林翔太さん。AKB出身の梅田彩佳さん、と好きな人が盛りだくさん！林さんは舞台の途切れない人なのだが、今年なにかと話題の事務所の人。つまりは、バリバリアイドル出身。梅田さんだって、ＡＫＢ全盛期にいた人。いまや知る人ぞ知るだけど、太川陽介さんだって、バリバリアイドル。鳳蘭さんは、宝塚のトップスター。人の目を惹きつけることに長けている人たちがいっぱいで見ごたえありまくり。なんといっても、念願の森公美子さんは、すごいの一言。音が全くぶれないし、ちょいちょいアドリブだな、と思うセリフをポンと投げ込んでくる。笑って笑って、歌に酔いしれて、楽しかった。心配していた足も、比較的新しい劇場だったので、手すりが多くあったので全く問題ないということはないけれど、そこそこ不自由なく過ごせた。映画もいいけれど、やっぱり舞台が好きだなぁと改めて思った。ちょっともやっていたことが続いたけれど、それを払拭する楽しい時間だった！

  2023年12月06日

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• 恥ずかしいことではない、絶対に

  姑の事故死から一週間後、葬儀が終わった。事故死、それも日曜日ということで、どうにもならないことがたくさんだったようだ。まず、司法解剖は週明けになること、菩提寺の住職が出張中だったこと、火葬場の予定などなど…家族葬にするといっても、準備は必要。結果、火曜日の夕方に遺体は戻り、そこからの手配ということで土曜日の通夜、日曜日の葬儀となった。空白、というか待機せざるを得ない時間の中で徐々にわかってきたことが。もともと、言動に激しく幅がある人だったので、支離滅裂であっても、それが認知機能の低下によるものなのか通常なのか、見分けがつきにくかった。それを逆手にとってというと言葉が悪いが、舅は姑を「閉じ込める」という方法を取った。デイサービスの送迎車も、くるのが恥ずかしいのでなんだかんだと理由をつけて、休ませた。近くに住む義長兄たちには、「介護度が下がったから」デイサービスも「行かなくていいんだ」と言っていたとのこと。実際は、外へ行こうとするのを閉じ込めていた状態だったため一時も気が休まらなかった（そりゃそうだ）と言っていたとのこと。…施錠の概念ないもんね…介護度が下がったから、料理もしている、と言っていたけれど、よくよく聞くと、家の中（台所ではない）で火をつけようとすることも、多々、いや日常茶飯事であったとのこと。悪いけれど、さもありなん、と思ってしまった。最初に「家に戻れなくなった」という時点で自宅で家人が介護するのは、無理だと思っていた。認識の甘さと現実から目を背ける甘さ、先送りする甘さから「徘徊中の事故」もしくは「火の不始末」での死亡は想定内だった。デイサービスに行くことや、施設に入居することが、本当に「かわいそうなこと」なのか？と問い詰めたい。疲弊した舅がどうなるか、も、すでに看過できないところに来ている。舅も姑に比べたらそうでもない、が支離滅裂なのは日常でもある。育児と介護は同じだよなぁと、私は思っている。保育園だって、最初は泣き叫ぶし、おうちに帰りたいという。病気ももらってきて、体調を崩す。でも、預けるではないか。なぜ高齢者をそうしてはいけない？むしろ子供の方は、これから先できていくことだらけ。一方、高齢者は「できなくなる」ことしかない。子供のおむつ替えと大人のおむつ替えなら、圧倒的に大人の方が大変。沐浴、入浴だってそう。嫌がって、叩かれたりつねられたり、引っかかれても赤ちゃんと大人では、圧倒的な力の差がある。だから、安全のためにも、入居できる施設があるのなら入居するのは、悪いことではないと思う。でも、舅も実子である三兄弟もそんなこと思いもしない。なぜなら、家事も育児も全くしない人たちだから。だから、想像ができない。「かわいそう」という一見優しい言葉でやりすごして結局ひどい結果になる。肘が肩と横並びする開放骨折の挙句、低体温症がかわいそうでないとでも？痛みと寒さと、でもそれをどうしていいかわからない思考力の低下の中で過ごした時間がかわいそうでないとでも？姑とは、いろんなことがあったから、いい感情はもってないけどね、でも、こんな終わり方をしなくてもいいじゃないかとは思う。もっと穏やかな最後を迎える方法はあった。私の骨折もスルーした配偶者、すっかり気持ちはないので、今回のことも、まぁ、そうだよね、程度にしか思ってない。ロクな終わり方しないだろうな、と思う。見届ける気はないけど。

  2023年11月22日

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• 違う結果もあっただろうに

  日曜日、配偶者から姑が亡くなったので、礼服をとりにいく、というメールが来た。胃がんが再発したという話も聞かないし、仲の良い義姉に「どうしたの？」とLINE。数時間後、義姉から電話が来て、詳細が聞けた。今年の３月だったと思うが、姑が近所の知人宅から戻らず、どこへ行ったか分からなくなるということが起きた。その知人の家は、徒歩で10分もかからない。ご近所さんや警察にも連絡し、家とも知人の家とも全く違う場所に座り込んでいたのを姪が見つけた。あー、来るものが来たか、と思った。長兄が次兄と配偶者を呼び出したが、この三兄弟+義父、決断ができない。大抵のことは、「任せる」という言葉で飾った「丸投げ」昨今は個人情報の取り扱いや、介護は配偶者、実子ということがあるので、嫁と言えど丸投げできない。そうすると問題を先送りにする。この時も20年ぶりぐらいに三兄弟そろったというに、なんの話もできなかったらしい（義姉談）当然だ、姑本人のいる前で、帰れなくなった話をしたのだもの。姑はもともと、機嫌を悪くしやすい人で、なにか指摘されると、「私なんか死ねばいいんだ」と暴れる。今までの丸投げ体質の三兄弟と義父は、「すぐ近くから戻れなくなった」姑を責めた。義姉や私、姪たちは、「すぐ近くから戻れなくなったからこそ、すでにかなり危険だ、と思ったのに。結局、なにも決められず、「様子を見る」に流れた。そもそも、義実家のあたりでは、他人に介護されることやデイサービスにいくことなどが嫌われる。隠したいことなのだ。施錠するという概念もないから、出ていき放題。姑にはAirtagをもたせることで、凌いでいたらしいが、街灯もないあぜ道でうずくまっていたこともあったそうな。なのに、夏、介護度が下がったという。ありえない…言動が支離滅裂なのは、以前からということ、人工関節を入れてるとは言え、介助なしで歩けるということかららしい。そして、料理をしているとも。この時点で、もちろん「家に帰れなくなる」状態は続いていたので、火の不始末か、徘徊の事故の想定はしていた。結果、想定通り、日曜の朝、朝義父が起きた時には家におらず、ご近所さん、警察と共に探して見つけた時にはすでに硬直が始まっていた。義実家から、義兄宅へ行く間の田んぼのなかだったそう。司法解剖の結果、直接の死因は「低体温症」上着も、セーターも靴下も脱いでいたそうだ。そして、左腕の開放骨折。現実をちゃんとみて、自分たちの見栄や世間体でなくきちんと安全確保ができていれば、また違った結果もあったろうに…姑とはいろいろあったので、感情が動くことはないけれど、でもだからと言って、この終わり方をざまぁみろとは思えない。防げたものを防げなかった。配偶者も含め、その現実逃避ぶりに怒りが沸くだけ。

  2023年11月15日

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• 11月って…

  一日一日、特に何をするでもなく、あっという間にすぎているのだけど、そんな積み重ねで、11月…11月っ！！！！( ﾟДﾟ)今年の始め、「年内に杖一本になるといいね」なんて言ってたのが、３月には、杖一本で歩けるようになり、「年内に、杖なしで歩けたらいいね」が夏には達成。だから、進歩しているのだろうけれど、相変わらず、痛みというか軋みは標準装備だし、これは抜釘したら、なくなるんだろうか…別にフルマラソンに出ようとか、ダンスしようかとは思わないけれど、日常生活で困らないぐらいにはなりたいなと思う。とはいえ、去年の今ごろのリハビリは、しんどかったよなぁ…簡単な筋トレですら、唸りながらやっていて、思うように動けないのが、ストレスでしんどかった。杖も２本で、外にでるのが嫌になることも多かった。「とにかくリハビリ！」と思うから、ほぼ毎日出てたけど、気持はめげがちだった。やっぱり、杖２本というのは、人目を引くし、なにより動きにくい。今なら10分かからずいけるリハビリまで、休み休み30分かかったこともある。だから、よくなっているんだと思うし、心臓の方も薬が減っているから、良くなっているとは思うのだけど、なんとなく、この一年は何だったのだろうなぁと思ってしまう。まだ抜釘という山がこえられていないから何とも言えないけど、痛みがなくなるといいなぁ…

  2023年11月01日

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  固定概念がちがち

  友人と一緒に、ぐりとぐら60周年のイベント（というほどでもないけど）に行ってきた。友人を前にすると私の本好きなどは「嗜む程度」なのだけど、共通して好きなものも多い。今回は60周年を記念して、特別なカバーがかかっているものなどあり、「全部持ってるもんねぇ」と言いながら、ついつい購入。その後ゆっくりとランチとお茶をしていたのだけど、うわー！そうじゃん！ということが…友人は元は私と同じ路線、というか母校の徒歩圏内に住んでいたけれど、今は都内に住んでいる。前回あった時に、「げ、固定観念だ」とがっくりしたのが、友人のお嬢さんの通勤ルート。友人は東京ドーム徒歩圏内（できなくはない、という距離）で、お嬢さんの通勤先は新宿だという。私の脳内路線図だと、JRか地下鉄Ｍ線かとなる。Ｍ線は遠回りになって時間かかるよな、と思ったら、「Ｏ線で一本でいけるのよ」ちょいちょいちょい、ちょっと待って。O線は比較的新しくできた地下鉄で、やたらと地下深くなのが有名。冗談抜きで地上に出るのに５～６分かかることもある。で、うちの路線ともつながっている。脳内路線図では対処できなかったので、路線図召喚。「あああああああっ！つながってる！」東京というところは、ＪＲ、私鉄、地下鉄とあるので、路線図も「ＪＲのみ」「地下鉄のみ」「ＪＲと地下鉄」「地下鉄と私鉄」などなど、種類が多くある。そして、恐ろしいのが「駅名が同じでも、乗換えに10分以上かかる（改札出ない）」もあれば「駅名は違うけど、乗換え５分以内（改札出る）」などある。そして、駅そのものが迷路のようになっていて、よくわかっていれば３分で乗り換えられるところを10分ぐらいぐるぐるすることもある。うちは私鉄利用なのだけど、池袋を起点にして乗換をするクセがついていて目的地で「あれ？」となることも多い。まさに銀座がそうだった。池袋から、地下鉄Ｍ線、と疑いもなく思っていたけれど、久しぶりに銀座について、「あれ？ちょっと待って」銀座というところは、地下鉄Ｍ線、G線、H線があるけれど、JR有楽町駅も近い、というかほぼ同じ。都営M線、地下鉄はH線、C線、Y線…Y線！うちまで乗り換えなしで一本じゃん！…Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ若干料金は高くなるけれど、足に不安が残る今、安全安心プライスレス！そして、比較的一日を通して空いている…同じ路線に住んでいた友人に「わかる。起点が池袋なんだよね。でも、都内は地下鉄が網羅してるのよ」そう慰められた。帰りはタイミングよく、Ｙ線の全席指定、特急扱いに乗ることができたので、乗り換えなし、30分ほど時短で帰れた…往路のヒヤヒヤドキドキはなんだったのよって、私の固定概念が足を危険にさらしたのさっ！帰宅してから、改めて職場へのルートを乗換案内アプリではなく路線図で確認。ちょっと高くなるけど、楽で空いてるルートザクザク…(´；ω；`)ｳｯ…自分の固定概念を疑って、アップデートしていかないとな。

  2023年10月25日

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• 考えなくてはならないこと

  やっと足も心臓も治ってきて、先送りしていたことをいよいよ考えて、実行しないと行けなくなってきた。骨折前、本業の事務仕事+コールセンターの副業をしていて、収入としては、ギリギリだった。今回、休業してみて、経済状況を冷静に考えた時、もう少し収入を増やさないと、現状維持が難しい、となった。一人で暮らすには大きすぎる家なので、それなりに維持費がかかってしまう。されど、現状では引越すことも難しい。なにより、「持ち家である」から、少なくても【住】は確保されているので。住み替え希望だけど、昨今は不用品の処分にもお金がかかる。「そういうことかぁ～」と思ったのがネットなどで「不要品処分、軽トラック乗せ放題〇円から」という広告、何度か利用したことがあるのだけど、「軽トラック乗せ放題」という単語の認識の違い。毎回、結構高額になるので、なんでだと思っていたら、軽トラック一台分というのは、荷台部分の立ち上げ分、30㎝ほどの分だという。それ以上高さが出ると、プラス料金になるんだとか。そりゃ、思っているより乗らんわ。かなり物を減らしたとはいえ、家をサイズダウンするとなると、まだまだ処分せねばならぬ。家の維持費、そういったものの処分費、アルバムのデジタル化、そしてピアノのメンテナンス費。うちのピアノはすでに５０年以上たっているので、フェルトの張替えや、度重なる引越しでついた傷の修復などしたい。電子ピアノの性能も上がっているから、そちらに替えるという手もあるのだけど、なんだかんだ言って、お嬢も私もうちのピアノが好きだったりする。だから、正直手放したくない。となると、引越し先も楽器可という縛りが出てくる。そして、いきなり言われだした「人生100年」ヾ(ﾟДﾟ )ｫｨｫｨそうなると、あと20年は働きたい。え…20年。今のままでは、先がない。今後の自分の「働き方」をどうするのか、どうしたいのか、「よくみる　よくきく　よくする」の毎日だ。

  2023年09月13日

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• 文化？の違い？

  イギリス在住の友人Yは、幼稚園、中高短大（モドキ）と一緒だった。国内在住のRとは、中高短大と一緒。母校卒業後、Yは留学し、RはMarchに進学した。Rはご主人の海外転勤に帯同し、子供たちを現地の日本人学校に通わせていた。Yは留学先からイギリスへ行き、そこで結婚し、子供たちは現地の学校に通っていた。で、私の親戚にも、国際結婚もいるし、両親は日本国籍だけど、W国籍の子、完全バイリンガルもいれば、見た目全く日本人だけど、日本語がわからない子、と様々なパターンがある。もともと、私は「ところ変われば常識が変わる」というのを寮で実感していたので、ほとんどのことを「へー、そうなんだ」と思うのだが、Yに関しては(´ﾍ｀；)？となることが多い。　ちなみに、私が「ところ変われば常識が変わる」こう思っているのは　転校で小学校を３校通ったが、どこも全然ちがったことと、　学園で寮にいた時、「お雑煮用の餅」を３学期の始めに持ってくるのだけど　同じ「お雑煮用の餅」というワードなのに、餅の種類が見事に違った。　いわゆる「餅」でも、丸、四角、棒状にしたものを切った切り餅、　草餅、豆餅など。　同じ草餅でも、雑煮用に餡のないところ、入っているところなどなど。　お嬢が初等部の時に、「家のお雑煮を調べる」というのがあり、　それをまとめたものを見ていた時に、配偶者の実家近くで、山一つ越えたところとでは　豪華さが全然違ったり（これは山間部の貧しい農家と平地の商家との違いらしい）　といろいろあったので、むしろ違って当たり前、と思うようになった。話を戻すが、Yのご主人は、マレーシア育ちで、大学からイギリス在住。親族、誰も漢字は読めないし、意味も分からないが、中国系の思想が強い。ご主人の親族は、漢字を使ったミドルネームがあるのだけど、ご主人の代は、同じ漢字をつけなくてはならないそうだ。なので、Ｙの子供たちとそのいとこたちも同じ漢字を使う。漢字を読めないし、意味も分からないし、Ｙから見て、へ？え？はい？の連続だったとか。Ｒも中国系の国に居住していたから、アジア圏の慣習に疎い訳ではないけれど、最近、首をかしげてしまうのが、文化というか、感覚というかその違いが、加齢とともに大きくなってきているような気がするのだ。Ｙは夏にまとまって帰省することが多い。だいたい３週間ほどになるが、ご主人としては「夏のバカンス」なので、「家族の思い出旅行」の位置づけになるらしい。子供たちが小さい間は、マレーシアと日本と一年ごとに交互に行っていたけれど、ご主人のご両親の高齢化に伴い、実家を整理し、安心なホームへと移られた。なので、マレーシアには、顔を見に行く程度になったらしい。一方、Yのほうは、ここ数年お母様の介護やお母様の仕事関連の手続き、家のことなどあったので、とにかく忙しい。（なぜかYが帰国すると、実家の家事もに丸投げになるので）だから、Ｙ自身も一人で帰国したほうが気が楽なのだけど、「夏のバカンス」で「家族の思い出旅行」をしたいご主人は納得しない。なので、日本での旅行も「しなくてはならない」に、なんなら毎日予定がないと「夏のバカンス」ではないし、「家族の思い出旅行」にもならない、と。そもそも、子供たちも成人しているので、予定を合わせることも難しい。大学に入ってからは、来るときも帰るときもバラバラ、ということもある。今回は、Ｙとご主人が一緒に、仕事の都合と追試の都合がギリギリまでわからなかった子供たちは、それぞれ別に来た。帰りは、Ｙとご主人、子供たちと、二手に別れるけれど、中継地のドバイで合流しそこからは一緒に帰るとのこと。以前、日本を立つ日は同じだったけど、羽田と成田から、ということもあった。Ｒと私としては、家族の予定が合わない時点で「家族で夏のバカンス」は破綻してないか？と思うのだけど、そうでもないらしい。Ｙはとにかく、様々なことに忙殺されているけれど、それも、「どうして君の家族は、イギリスから来た我々をもてなさないのか」なんだとか。なので、スケジュールの合間を縫って、旅行を組み込むのだけど、それもご主人と子供たちとでは意見が合わないし、そもそも子供たちは日本にきたら、したいことはある。それもご主人は不服らしいし…なので、３人で会うのは限られた時間内になる。今回は、Ｙが銀行（相続や証明をもらうために窓口）に行き、昼過ぎから、親戚のところへ家族で顔を出す合間なら時間が取れるとのこと。正味２時間ぐらい？どこかへ行く余裕はないので、Ｙの最寄り駅で、集合。私は都内へ出るには、この駅を通らねばならないので、むしろ近い。Ｒは都内に住んでいるけれど、ご実家がこの駅なのでしょっちゅう来る。Ｙが忙しい中、なんとか会う時間を作ってくれているのでＲも私も２つ返事ですっ飛んでいく。今回は、当日朝、「この時間に会える？」のLINEが入り、Rと私からのｵｯｹｰ☆⌒d(´∀｀)ノに既読がついた時点から返事なし。忙しくて返事がないのはいつものことなので、既読がついたら、それでよい、になっているＲと私。合流できたら、まず解散時間を確認して、そこからおしゃべり。できるなら、イースターには一人で帰国したいと言っていたのでそうしたら、久しぶりにのんびりできるかなと、楽しみにしている。前回、３人であった時には、杖２本だったので、杖なしでいることにＹはびっくり！「次に会った時は走れる？」……いや、それはさすがに無理だと思う…

  2023年08月30日

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• リベンジ…？

  顔合わせ、というと忘れられないことがある。それは自分の時のこと。宮城から出てきてもらう、ということで、東京駅近くで席を用意した。母一人だけでは、と、当時和歌山に住んでいた叔父も来てくれた。結果的に、とても助かった。結納はしない、となっていたけれど、義両親が持ってきたのは、お酒一本。それも銘のあるものでもなんでもなく、箱に入っているわけでもなく、当然熨斗なんかもなく…挙句、義父は「歯が痛い」と用意した食事に手を付けることもなく、更に、帰りの新幹線の時間が気になる、とコースの途中で帰ってしまった。この状態に、母が荒れた。はっきり言って、吞んだくれた。叔父と二人がかりでなだめた。「アンタは酒一本（の価値しか）なんか」今思うと、やめるという判断の分岐点は山ほどあったけれど、三男ということで、目をつぶったし、人は変わると思っていた（甘いね、青いね）お嬢を産んだとき、ひそかに同じ目にあいやがれ、と思った。だから、顔合わせに呼ばないことは、私としてはちょっとした仕返しをした気分になった。自分の顔合わせが異例だったので、【普通】はどうなのかわからず、かなり困った。結納はしないが、その代わりにお嬢たちにまとまったものを頂いた。こちらからは、神戸に住む彼氏君のお兄さんが来てくださったので、交通費を包ませてもらった。そういうことを、とてもあっさりしていく中で母の「アンタは酒一本なんか」が、ずっしり来た。自分のことしか考えてない長姉、アメリカへ移住した次姉、母に安心してもらいたくて、配偶者を三男の人にしたが、あの扱いは、安心なんてできなかっただろうなぁと思う。リベンジできたと思うけれど、私もしっぺかえしを食らった気分だ。

  2023年07月19日

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• 40年、ね

  当然のことながら、今年も父の命日はめぐってきた。何と40年。ここまでくると、気分は【祝・40年‼】未成年だった私には、40年先なんて想像もつかなったし、なにより自分が父の年齢を越せるとも思わなかった。でもね、生きてるんだな。父の年齢、超えてるんだな。50を超えたあたりから、一気に考え方が変わってきて、答えの出ないものばかりなのは、相変わらずだけど、とりあえず、答えの出そうなものから出してみようかなと思っている。自分の記憶にある範囲で、父と過ごしたのは小学校の間ぐらい。そりゃ忘れますよ、こっちは生きてるんだもん。忘れてしまうことへの罪悪感、喪失感、思い出せないなんて、私の父に対する思いはそんなもんかという嫌悪感。そういったものすべてが、今や幻というか、透けているというか、なんというか、すごく他人事。それが40年という時間なのかなぁと思っている。思い出せないなら、それでいいんじゃない？きっと今の私には、必要のないものなんだろうから。

  2023年05月24日

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• 尊敬・畏敬

  母方に同い年の従姉妹がいる。祖母にとって、長女のところの三女と、長男のところの長女、どちらもあまり興味がなかったようで、誕生日が３週間ほどしか違わないけれど、比較されることなく育った。私たちの一つ下に、「長男の長男」が生まれたのでそれ以前の孫（長姉、次姉、私たち）とはすべてが違って見えたそうで、ほったらかしに。…ありがたかったけど…長男の長男、従弟は祖母からの圧で鬱になっちゃったしな。同い年だから、同じ時代を育ってきたけれど、なかなか彼女の人生は波乱万丈で、同情なんて安っぽい感情を彼女に持つことはなかった。まず、長女でありながら、長男が優先されたし、叔父が40代半ばまでは、なかなかのクズっぷりを発揮していて、（母曰く、大事に育てられたから、人を疑うことをしらず、嵌められるし、挫折を知らないから、どんどん落ちていく）酒乱、浮気、転職（当時は珍しい）といろいろやっていた。最初の転職は、私は小１ぐらいだったと思うけれど、両親が「お人よし過ぎる。やめとけと言ったのに」とあることで失脚させられ、叔母の実家が山形で商売をしていたのでそちらへ行くことになり、この件に関しても、両親は反対していた。理由は「人が良すぎる」結果、もともとよくない酒癖が酒乱まで行き、浮気し、まだ小学生の従姉妹は叔母と一緒に酒屋や浮気相手の家に叔父を迎えに行っていた。もうどうしようもない、というときに、ある出会いから、叔父更生。山形から京都へ戻ってきたのはいいけれど、この時従姉妹、中３の11月。あまりにもひどすぎると思ったけれど、うちも父が余命宣告されお互いに中学卒業、高校入学の頃は、酷いもんだった。でも、叔父はすっかり落ち着き、従姉妹一家の雰囲気は全く変わった。成人し、同じころに結婚した。今思えば、中３で京都に戻ってきてから、結婚後の数年がつかの間の平和だったような気がする。男子三人の母となった従姉妹は、いつも元気で優しかったけれど、長男くんは問題児とされ（今なら、適切な療育を受けられただろう）三男君は学習障害をしてきされ、ご主人はあるときから、仕事をやめ、引きこもってしまった。当然、従姉妹も子供たちも巻き込まれ、数年かかって離婚、長男君の自転車事故で生死をさまよい、なんとか回復、小うるさく口をはさんでくる祖母もいなくなって、やっと一息ついた時に、叔父の発病。５年後、叔父は旅立ち、叔母と子供たちの生活を従姉妹が支えることになった。離婚後、介護士となり、ホスピスで働いていたけれど、叔母がアメリカ在住の従妹１の家に滞在中、交通事故にあい、アメリカで一か月の入院、チャーター機で帰国し、半年の入院、ととんでもない日々だった。従姉妹には、徒歩1分のところに従弟一家が住んでいて、従妹１はアメリカ、従妹２は沖縄在住、それでも兄妹がしっかりと助け合っている。子供たちも大きくなり、やっと最近、叔母や長男君の通院はあるものの落ち着いてきたなぁと思っていた。そんな今年、従姉妹の誕生日にメールすると、その日は入学式だった、という。思わず疑問符。すでに三男君は大学入学というより、卒業の頃だし、他の従姉妹の子供たちも、続々と成人しているので、入学式という単語から遠ざかりつつある。「どうしても諦められなくて、准看護師の学校通うことにした」もともと、この数年、特に私が骨折してから、お互いの「働き方」について「考えなきゃね」という話を良くしていた。介護士という夜勤のある仕事は、体力的につらいし、なにより、叔母は介護も必要となってくる。長男君は自転車事故以来、障害が残り、就職は難しい。私もいつまでもWワークはしていられない（骨折もしたし）50代も半ばの今から、准看護師になるというのだ。話を聞いて、尊敬しかない。座学だけでなく、実技研修だってある。それでも、大変なことがたくさんあっても、笑って人と接することができ、介護士としての知識と経験もあり、患者家族としての気持ちい寄り添える従姉妹が、さらに知識と経験を身に着け、看護師になるというのは、どんな病院に勤めたとしても、貴重な人材になる予感しかない。私の骨折の手術の時も、術前の説明をうけるお嬢につきそい、なかなか聞けない疑問点も質問し、お嬢に説明し、不安になるお嬢を励まし、当日も、お嬢に寄り添い、ずっと一緒にいてくれた従姉妹。無責任に「頑張れ」なんて言えないけど、素晴らしい人材が誕生するのが、楽しみでならない。

  2023年05月03日

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  万年筆

  母校で３学期と言えば、なんといっても【まとめ】すべての教科、生活部分の一年を、文字通りまとめる。教科では先生の方から、課題がでることもあるけれど、生活の部分は、自分でまとめるしかない。出席日数とか、どこの掃除をしたとか、何回日番をしたかとか一年の行動記録でもある。そしてこの時に使う筆記具が、万年筆だった。お嬢の頃には、ボールペンになってたけど。姉二人が同じ学校に行っていたので、万年筆が必要なことはわかっていたから中学入学時、寮に入るため家を離れるときに両親からモンブランの万年筆をもらった。といっても、家にあったものだけど…子供だったし、モンブランの万年筆と言えど、母も使っていて普通にペン立てにさしてあるのをニチジョウテキニ見ていたので、ものの見事にペン先をつぶした。高校入学時に、結果的に父からの「最後の誕生日プレゼント」として万年筆を買ってもらった。その万年筆を使うたびに、モノの価値がわからない、まさに猫に小判であったなと苦い思いをしながら、結果的に父からの最後のプレゼントになってしまったので大事に使っていた。あるとき、クラスの人が「借りるね～」と勝手に筆箱から持って行ってしまい、何度言っても返してもらえなかった。挙句「え～、借りてたっけ」しつこくしつこく言い続けて、やっと帰ってきたときには使える状態ではなかった。その万年筆に対しての、私の思い入れとか、父との思い出とか、それは私だけの感情なので、それはいいとして、人から借りたものを、そういう状態で返してくる（当然謝罪もない）返せる神経を疑った。しつこいが、現在に至るまで、その人を許してはいないし、当然、信用なんかしてない。その後、卒業して、自分で万年筆を買おうと思っていた時に、テレビで、手作りの万年筆が紹介されているのを見て、「これがいい！」と思った。安くはない買い物だけど、なんか気に入った。仙台の工房なので、東北の物産展に出店しているのを見て、そこで買った。書き心地もすごく良くて、お嬢の育児日記もそれで書いた。毎年、東京で出店すると、メンテナンスをしてもらっていたけれど気が付くと「字を書く」ということがなくなって、メンテナンスのお知らせも来なくなった。そんなころの震災。長らく使っていなかった万年筆をまた使いたいと思ったのは、だたでさえ下手な字が書かないことで、象形文字のようになってしまったこと、ペン字の練習帳などをやってみても、ボールペンは仕事で使うもの、という意識が強いので気が乗らない。それなら、万年筆でやってみよう、と思ったから。でも、しばらく使っていなかったので、インクが固まってしまい、水につけておいたぐらいでは、どうにもならない。途方にくれて、万年筆のメンテナンスをしてくれるところはないか、とネットで探すことにした。まず、工房名で検索してみると、なんとFacebookがある。DMしてみると、東京にくることがあるというので、うちからはちょっと遠いけど（足のこともあるし）頑張って行ってみた。状態を話すと、「固まったインクは、水じゃ溶けないから、いくらやっても無駄」あらぁ、そうなのね。ペン先を分解し、丁寧に掃除をしてもらうと、もう買ってから30年ほどたつとは思えないほど滑らかで、すらすらとした書き心地。いいもの、というのは、メンテナンス次第で、長く長く使えるものだなとうれしくなった。久しぶりに遠出をしたので、疲れたけど、うれしい。

  2023年03月22日

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• 今年の目標

  ２０２２年になるとき、夏にはすっかり良くなっているもんだ、と思ってた。ところが、心房細動は、１月と６月に手術することになり、左足首は、骨折部は全治しているものの、一部骨壊死がわかり春ごろからは杖が２本になり、そのまま、また年末を迎えた。心が折れそうになるものの、折れても状況は変わらないので、なんとか自分を保ち、リハビリに行くことを自分に課して、やっと２０２１年の夏に近い状態になってきた。どこまで回復できるのかわからないけれど、とりあえず今年の目標は「入院しない」​「杖なし歩行」​​​​​​​​の二つにした。訳の分からない感情に振り回されることもあるけれど、目標は見失わないようでありたい。

  2023年01月04日

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  サンタがいる！

  リハビリから帰ってきたら、ポストに大きな封筒。ん？と思って差出人をみたら、幼稚園、中、高、短大（もどき）と同じだった友人から「スヌーピーみたら、送らなきゃと思って」と手ぬぐい。Aちゃんとは、もちろん幼馴染だけど、父が亡くなった後、関東に引っ越してきたとき、Aちゃんのおうちの近くだったので、引越しの手伝いに来てくれた。お母様のつくったお弁当は、皆で頂いた。そして、母が亡くなった時、生後半年のお嬢を抱えて途方にくれた時、お母様に電話したら、すぐにエプロンもって駆け付けてくださった。素敵な人たちに囲まれているな、とこれだけでもほっこりしていたのに、夕方、更に小包み到着。ん？と差出人確認（本日二度目）これまた、幼稚園、中、高、短大（もどき）一緒だった友人。この友人とは、娘同士も幼稚園から、小、中、高と一緒。今は母校の関連で、クッキーの制作に携わっている。このクッキー、私の大好物だったりする。別に華やかな装飾がしてあるわけではなく、流行の味でもないごく普通の、クッキーなのだ。母校でも時々出るので、ずっと食べて育ってきたから、懐かしい味でもある。ただ、自分用に買うには、ちょっとお高い…なので、お使い物にしてる。そのクッキーをこうやって送ってきてくれる。べったりと仲がいい訳ではないけれど、さりげなく好意を形にしてくれる、幼馴染２人。その二人から同じ日に届くうれしいもの。やだ、私愛されてる(/ω＼)私の周りには、こうして、やさしくて気配り上手の人が多い。ありがたいすこしでも、返せていたらいいなぁ…スクルージにならないようにしないとね。

  2022年12月24日

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• 私あるある

  自分でも不思議だし、周りにも「なんで？」と言われるのだけど同じ食材であっても、料理法で好き嫌い（手も付けないレベル）がある。栗→焼き栗、天津甘栗ＯＫ　モンブラン✖サツマイモ→焼き芋、天ぷらＯＫ　スイートポテト、その他お菓子に加工、煮物✖カボチャ→焼き、蒸し、天ぷらOK　煮物、お菓子に加工✖長芋→拍子切りOK　とろろ✖食材ではないけれど、プリン→カスタード一択。OKはむしろ好きだったりする。自分でも不思議だったけれど、今さら気が付いたことがある。それが、サツマイモやカボチャの甘煮。これは母校で３学期の副菜に、やたらと登場する。昼に学校でも出るのに、寮の夕食でもでる。さすがに、昼夜ともにさつまいも、はないけれど、昼サツマイモ、夜カボチャ、はある。そして、サツマイモには、さらに嫌な思い出が付きまとう。寮で調理をするときは、若干の自由度がある。そこで、甘煮の皮をむくとき、わざと厚くむいて、その皮を揚げて、砂糖をまぶして食べていた。当時、寮ではお菓子の持込がダメで、週末の外出のときしか食べられなかった。なので、代用品として、揚げたサツマイモの皮、果物の缶詰のシロップを凍らしたものフライなどの、残った小麦粉、卵、パン粉を混ぜて丸めて、揚げたものに砂糖をまぶしたりそんなものを食べていた。当時は、甘いもの欲しさに必死だったけれど、寮をでて、普通にお菓子を食べれるようになるとそんなものに必死になっていた自分と言うのが、なんとも惨めで嫌な思い出となっている。ちなみにこの頃、甘いにおいのついた消しゴムや、ボールペンがあって、これも寮生はこぞって持っていた。匂いで、ごまかそうとしていた。これも思い出すと暗い気持ちになる。のど飴は「薬用」であれば、持っていることも、なめることも許されていたので、今ほど種類はないけれど、持っていた。もう何十年も前の話なのに、自分にしっかり刻みついてるところに、恐ろしさを感じるものの、苦手なものはやっぱり苦手。

  2022年11月30日

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• 着物を片付ける＜２＞

  先日、友人に着物をもらってもらって、だいぶ減った着物。でも、まだまだある。着物の処分を考えているというと、「もったいないから、持ってたら」とよく言われる。持ってても着ないよ。箪笥に入れっぱなしのほうがもったいないじゃんといつも思う。あとは、買取に出せばといわれるが、ブランド物と同じで、作家ものとかそういうのでないと大量に出しても一万円にもならない。それなら、ただでいいから、有効に使ってもらえるところに渡したい。そんな思いに応えてくれるのが、​あきざくらアクセサリー作家の友人からのご縁で、知り合った。この時に、着物の柄を活かした日傘が素敵で、うちの着物も使ってもらえるかな？と相談していた。骨折をしている間にも、どんどん活動が広がって行って、おもしろいなぁと思いつつ、やっと友人に着物を分けられたのであきざくらに送ることができた。自分でもびっくりだけど、全く未練がない。自分では日傘は使わないので、all寄付させてもらった。どんなものになるのか、はたまた、使えるものがあるのか、楽しみ！

  2022年11月09日

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• 着物を片付ける

  母は、父亡き後、組みひもを始めて、もともと手芸好きということもあって、着付け教室で講師をするまでになった。当然、講師は着物を着なくてはならないので、着物、増える。そして、「習い事」で金剛流の謡と仕舞をやっていた。着物、増える。で、結婚前、私も謡と仕舞を習っていたので、着物、増える。母が亡くなった時、当分着物を着る余裕も、習い事をする余裕もないと思い、母と同じ着付け教室の先生に、着物の仕分けを手伝っていただいた。お教室で着れそうなものは、他の先生方に配っていただき、先生曰く「年とっても、困らないぐらい」残していただいた。私も習い事をしていたから、着物をいくつかあつらえてもらったけれど、ことごとく、母と趣味が合わなかった。三姉妹、親が京都出身なので、七五三より十三参り。初誂えは、長姉の十三参りで、それを次姉も私も着させられたが、実に似合わなかった。というもの、地色が、グレーがかった水色、そこに鶴。おめでたいのはわかるが、鳥はあまり好きじゃない。振袖も、長姉に合わせるから、またもやグレーがかった水色。この時点、私、全く着る気なし。実際着なかったし、今ほどレンタルもなかったから、写真すらない。全く似合わない着物を着させられて、写真に残るぐらいなら、なにもしない！といい張ったのだ。（十三参りで懲りた）母が勤めていた着付け教室は、年に一回、学院祭という名の販促会があった。毎年これで母は体調を崩していたのだけど、講師をしている以上、ノルマは付きまとう。私も謡と仕舞を習っていたし、年に二回はおさらい会があるので着物を仕立てる必要があった。もっとも、自分では買わず、母が買ってくれたけど、毎回、これで大げんかになった。まず色。私はあまり淡い色が似合わない。柄、鳥や花が好きじゃない。はっきりした色がいいし、柄はせいぜい小紋。鼓や毬、花なら花かごがせいぜい。お互いの好みが全く一致しないのだ。なので、双方の言い分を聞いて、お店の人が妥協点を持ってくる。それでやっと決まる。母の着物を見ていて、年齢を重ねれば、こういうのがよくなるのかなぁと20代前半の私は思っていた（半信半疑だけど）月日は流れて、母が講師を始めた年頃になってきた。骨折後、家の中を整理していて、「箪笥があるから、着物が減らない！」と箪笥を先に処分した。改めて、母の着物を見て「あ、ダメだ、好きじゃない」と思った。好みって、変わらないもんなんだなぁ、と痛感。箪笥から出した、山のような着物、どうしたもんかと悩んでいた。箪笥二棹、出して出しても着物が出てくる。私のは、当然好き。どうしたもんかと、手をこまねいているうちに、足や心臓の状態が落ち着かず、手つかずとなった。そんな時、友人から最近休みの日は着物を着ている、という話を聞いた。「好みがあうかわからないけど、見るだけ見てみる？気に入ったのあればあげるよ？」ということで見たい！ということで、うちまで来てもらった。私のもの、母のものとみていくうちに「うん、こりゃ好みが全く違うね！」ありがたいことに、友人の好みに合うものもあり、段ボール３箱分ほど友人にあげることができた。友人も、結局若いころと好みが変わらない、と言っていた。振袖もあったけど、私の着物を見ながら「そうだねぇ、趣味が違うし、難しい色だねぇ」お嬢もはっきりした色が似合うというか、淡い色だと顔に映って顔色が悪く見えるのだ。やたらと、着る人を選ぶ振袖なのだ。好みの違いも分かってもらえて、一安心。友人にあげた分、私の分、残り、丁度3等分ぐらい。年内に、なんとか片付くといいな。

  2022年11月02日

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• 一生に一度の約束

  海外に住む友人が、「実は今日本にいる」ともう一人の友人とのLINEグループに入れた。ドキッとした。なぜなら、今年は８月に久しぶりに家族４人揃って帰国していたから。去年もそういうことがあったから、今年もきっと大丈夫、と思ったけれど、続いて上がったのは、訃報だった。友人と私は生活団（幼稚園）からの付き合いで、もう一人の友人は小４から。私は小学校を転校しているので、三人で顔を合わせたのは中学からだけど、その当時はそれほど親しくもなかった。高２ぐらいから、「３人１セット」のようになっていて、クラスメイトの中でもそう認識されている。小さい時からの付き合いだから、当然家族ぐるみでの付き合いになる。私にとっては友人のお母様、でも、顔は知られていなくても、友人のお母様が生み出すものは、知らない人は少ないだろう、という方。長く病気に苦しんでおられて、近年は寝たきりになっていたからその苦しみから解放されたのは、うれしい。でも、悲しい。ちょっとユニークな視点を持っておられて、生きにくいだろうなぁと思うことも多々あった。それでも、家に帰りたくない私が、うだうだとおうちでしゃべっていてもなにも言わなかった。社会人になってからも、度々おうちに行っていた。お仕事が詰まっていないときなら、一緒におしゃべりしていた。そもそも、友人のおうちに何度も行っているけれど、友人の私室には入ったことがない。いつも台所にあるテーブルでお茶を飲んで、おしゃべりするのだ。私にとっては、友人のお母様だったので、そう付き合っていたけれど有名であるがゆえに、親しくなりたいと思う人も多かった。でも、そういう人を嫌う方だったので、ご自身が望ましくないと思えば、容赦なく切り捨てる方でもあった。かと思えば、人との縁を大事にする方で、たくさんの方から季節の贈り物が届くが善意も重なればとんでもない量になる。相手の方が贈ってくださった気持ちを大事にして必ずお礼状を出される。季節の贈り物は、得てして重なりがちで、例えばリンゴだと４～５箱廊下に積んであったりする。リンゴ以外にもいろいろ。贈ってくださった相手の方に申し訳ないからとご近所に分けたりもしない。（相手の方は、自分たち家族に食べてほしいと送ってくるから）あと、人様から頂いたものなのに、分けた時などに自分にお礼を言われるのも、なにか違う、と言っていた。そんな時に、もう一人の友人と私がいくと「あなたたちならいいわ」と分けてくださっていた。お母様の性格をよくよく理解していた人たちにはそうやって分けてくださっていたらしい。中一のときに、怒られる、そしておうちへの出禁覚悟で、「一生に一度のお願いだから」と絵をねだった。その返事は「卒業（８年後）する時まで、ファンでいたら」だった。その後は、何度おうちに行っても（週一で行っていた時期もあった）私から、言ったことはない。サインをねだったこともない。ただ、このお話のここが好き、ここがびっくりした、という話は良くした。そして、卒業後、いつものように台所でうだうだと話しているとき「どんな絵がいい？」…あんな子供のわがままなたわごとを覚えていたとは！そういう私に「だって、一生に一度のお願いでしょ？」と。あるキャラクター（というのもちょっと違うけど）が小さい時からすごく好きでずっとそう言っていたので、それがいい、と言って数か月。友人が「絵ができたよ」と持ってきてくれた。著作権の関係か、キャラクターそのものは描いてなかった。でも中央からちょっと外れた奥の方に林が書いてあり「ほら、〇〇（キャラクターの名前）の足音が聞こえるよ」と書いてあった。その絵を見るたびに、「あ、〇〇がこっち覗いてるかな」「お腹空かせてるかな」「走って行っちゃった」たくさん想像して、ふっと笑顔になれる。なんて素敵な絵なんだろう。訃報を聞いて、「本当に一生に一度のお願いになっちゃった」と思った。もちろん、二度とお願いする気はなかった。たとえお嬢が欲しがったとしても。一生に一度のお願いのお礼、できたのだろうか。親よりも長く、見守っててくださった。小さかったお嬢をつれて、おうちに行ったとき、「あなたに最初にあったときぐらいね」と懐かしく思い出してくださっていた。去年、私が骨折したことを聞いて「あら大変。寝てばかりいるのもいやね」と友人を通じて聞いた。亡くなったら、その後いろいろと大変なことになるのは容易に想像できたので、せめて静かなお別れの時間をと願っていた。友人が公式発表より先に、もう一人の友人と私に知らせてくれたのは「二人が覚えて想ってくれたら、母も喜ぶと思うから」もう一人の友人と、公式発表までは、家族にも貝になろうとそれぞれで、静かに祈りとたくさんの思い出と感謝を想っていた。ところが、公式発表の前日に、どこからかリークされてしまった。お嬢もTwitterでみたけど、と連絡してきた。実は、と話したら「知らないわけないよね」そのあとは、どのお話が好きだったとか、あの時こうだったとか話した。お嬢自身は直接お目にかかることは少なかったけれど、私を通じて、お嬢がこのお話で、こう言っていたとお母様に話してお母様がそれに対してこう言っていた、というのをよく話していたので、親しみはあった。お嬢はもう一人の友人のこともよく知っているから、私たちの背中をみて、友人のお母様が、有名な方である、そして、自分の親はよくおうちに遊びに行っている、ということは誰にも話していないようだ。友人が海外移住してからは、めったに行かなくなったおうちだけど、それでも、友人が帰国するたびに行っていた。もう、おうちにいっても、いらっしゃらないんだなぁと思うと、やっぱり悲しい。

  2022年10月12日

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• 百聞は一見に如かず

  幼稚園からの一貫校に通っていたけれど、卒業後も連絡を取り合う友人というのは、案外少ない。その学生時代の友人も驚くのだけど、人との交流というのが、それほど好きではない。長期休暇に誰とも会わなかった、なんてのは普通。それだけに、自分から連絡を取るのはせいぜい片手で数えられるほど。その中の一人に、母校卒業後、アメリカ、イギリスの大学へ行き、イギリスでマレーシア育ちの中国系の方と結婚した子がいる。私とは、幼稚園から一緒になるのかな。帰国のたびに会っていたけれど、コロナ禍で、帰国できなかったり、私が骨折していたりで珍しく２年ほど会っていなかった。それからもう一人。今は都内在住だけれど、ご主人の海外赴任帯同で香港と台湾に数年ずつ在住していた友人がいる。三人で、帰国した友人の予定に合わせて、会っている。そもそも、イギリス在住の友人が帰国するのは、ご実家での介護ヘルプのため。ご実家には、家族もいるし、ヘルパーさんも来ているけれど、日常の介護では手の回らないところなど、帰国した友人がヘルプするのだ。立ちはだかるのは、日本と海外との「介護」に関する認識の差。「あ～、そうなんだ」と所変われば品変わる、を実感していたのだけどこの夏、家族全員で来るという。それもバラバラに。なんで？と思っていたら、まず友人は、直行で帰国。ご主人と長男君は、マレーシアへ行き、ご実家の家終いをしたのだとか。去年の夏、ご主人のお父様が亡くなったのだが、コロナ禍で、駆け付けることができなかった。中国系の一家なので、長男至上。なのに、葬儀すら出られなかったことが、激しい後悔となっていると聞いた。お母様はお父様が亡くなる前から、認知度が下がってきていたため家の維持は難しい。ということで、お母様は適切なケアを受けられるところへ行き、ご実家を畳むことにしたとか。次男くんは、大学の追試があったので、後から…一方、友人のお母様は、「リハビリをするモチベーション」が問題になっている。子世代、健康であると「リハビリしたら、〇〇できるようになる」と思うので、リハビリや食べることなど薦めるが、実際にする方は、ゴールの見えないリハビリは苦痛でしかない。…すごくわかる。絶賛体験中だもの。目に見えて成果が出るわけじゃない。痛い、辛い。ゴールがわからない。本当に、このリハビリを続けて元に戻るのか、考え出すと嫌になる。もともと食べることに興味がないと、食べることも嫌になる。なので、友人が年に一度、一か月ほど滞在することで変化が出るので帰国していた。去年も帰国していたのだけど、待機施設で陽性となり、一か月の滞在予定のうち半分は待機施設での生活となってしまった。そしてご主人のこともあり、長男君も次男君も、このチャンスを逃すと、この先どうなるかわからないということで家族総出での、帰国となったんだとか。私をよく知れば知るほど、私のいう「大丈夫」は「全く大丈夫ではない」と信用がない。昨年も入院中の私に会えないかと粘ってくれたのだけど、さすがに無理日本在住の友人も、この一年、何度も家まで来てくれるといったのだが、この友人の仕事は、小学生相手のものなのとご家族に学生さんがいたり、ご両親の介護があったりで忙しいので、「大丈夫だよ～」と言い続けていた。イギリス在住の友人が忙しいのはわかりきっているし私のリハビリもかねて、母校最寄り駅で会うことにした。イギリス在住の友人も、もう一人の友人も、徒歩通学だったのでご実家がこの駅。先に私と都内在住の友人が会い、合流できるようなら合流しようということにした。結果、ご家族と出かける前によってくれたので久しぶりにご家族にも会えた。子供たちに会うのは、久しぶりだったので、いい青年になっていてびっくり！で、友人二人、私の顔や口調から「ま、大丈夫でしょう」ただ、それぞれが親介護世代で、モチベーションの維持ということが念頭にあるので、「行くんだからね！熊本城！」これは、私が城好きで、地震で崩壊した熊本城が再興したら行きたいと、前々から言っていて、ならば三人で行こう！と言っている。…そう、私もモチベーションが落ちやすい人なのだ…それを知っているだけに、この一年、二人は心配してくれたのだ。もともと、人に会うことに積極的でないため、この二人は、様々な面で心配してくれている。前出のように、私の言うことは信用されてないので、百聞は一見に如かずで、会った方が早いな、てな訳である。一応、納得してくれたようなので、しばらく大丈夫かな。久しぶりに、友人と対面し、しゃべる時間。楽しかった。気軽に会って話せるようになるといいね、と思った一日だった。

  2022年08月24日

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• 身に染みてわかったこと

  今回、骨折をしてみて、視点を変えざるを得なかったのでものすごく納得というか腑に落ちたことがある。それが「独居者のゴミ屋敷化と不潔化」なんで？とか、怠けているとか思っていた。実際、一人暮らしになって、ゴミをためることもなかったし、生活は何一つ変わらなかった。ところが【骨折】ということで、ガラリと変わった。その１　ゴミ出しうちはマンションで、居住地の自治体の分別は「燃えるゴミ」「ビニールゴミ」「不燃物・危険物」「ペットボトル」「びんかんスプレー缶」「小型家電」「リサイクル」だ。骨折前に定期的にだしていたのは、「燃えるゴミ」「ビニールゴミ」「ペットボトル」は、スーパーで集めているので、そこに持って行ってた。後のものは、たまったら、という感じだった。「小型家電」に、電子レンジまではいることにびっくりしたが…ばらせるような家具などは、「不燃物・危険物」で出せるので収集日に合わせてばらしていた。いわゆる「粗大ゴミ」は申込制となり、出す日も収集日の当日朝８時半までとなるので仕事をしている身には辛く、ゴミセンターへの持ち込みも家人に頼むといつになるかわからず、ストレスの素となる。実際に、ブラウン管テレビを買い替え時に家人の意向で引き取ってもらわずそのまま、10年近く放置されていたことがある。そのため、ばらせないサイズの家具などは、「軽トラック一台〇円」という廃品回収を頼んでいる。…まぁ、これも「俺が信用できないのか」などと機嫌が悪くなるので、なかなかできなかったが、もうどうでもいいので好き勝手に頼んでいる…退院後、買い物はほぼネットで済むことがわかり、そこは一安心。でも、生きているとゴミが出る。うちのマンションは、マンション内のゴミ出し場があるけれど、分別収集の当日朝８時半までに出すのがルール。仕事の時は８時に出ていたので、全く問題はなかったが、骨折後はそうもいかない。エレベーターを降りて、階段を数段降りて、縦列駐車２台分ほどの距離を歩くだけなのだが果てしなくハードルが高いものとなった。まず、「ゴミで足元が見えない」片手に杖、これ必須。杖は、骨折した逆サイドなので、ゴミは骨折した側に持つことになる。ちょっとした小石に乗り上げるだけでも、「うわぁぁぁ」とバランスを崩すこともあるし下手に落ち葉があれば滑ることもある。それだけに、足元がゴミで見えないのは、死活問題。そして、杖とゴミで両手がふさがるので、傘はさせない。次に「アスファルト歩きづらい」アスファルトは、砂利の塊なので、フラットの様でフラットではない。ゴミ出しに限らず、外で歩くときは同じなのだが、うちのマンションは、そこそこ古く、アスファルトの敷き替えはしていないので踏み固められた砂利道と変わらない。骨折した足首は、細かい凸凹に対応しきれないのだ。そして「風にあおられる」これもゴミ出しに限らないが、「風に吹かれて、踏ん張る」ということが案外できない。というか、骨折前なら無意識にしていたのだろうけれど無意識にそうしようとすると、骨折部が痛むのだ。ゴミを持っていて、風にあおられて踏ん張れない＝途方にくれる。ここに、「当日朝８時半までにだす」が立ちふさがる。朝は足が動きにくい。それもあるし、一人暮らしでは、そんなにゴミも出ないので「次でいいか」と思ってしまう。そう、次でいいか…「燃えるゴミ」は週２回「ビニールゴミ」は週一回収集日があるから、それほどね…今日出さない。それはいい。では、次が雨だったら？その次風だったら？いつもより足が痛んだら？家は無駄に広いから、ゴミを置いておくことはできる。でも、一つのゴミ袋を持ち歩くのにも苦労しているのに、二つ持てるのか？一往復でさえ、苦労しているのに、何往復もできるのか？答えは明確。「できない」退院した時から今までは、それほどゴミもにおわなかったけれど、暑い季節になったら？（いやその頃には、歩けるようになりたいけど）ゴミを「ベランダにだしておけばいいか」いや待て今日、出せなかったのに、次回、新しく出たゴミとベランダにごみを取りに行き、それらを持っていけるのか？「できるわけがない」そんな「今日でなくてもいいか」は積み重なりあっというまに自分ではどうにもならなくなる。友人が「ゴミ出しに行くよ」と言ってくれるが、この「当日朝８時半まで」とマンション居住者以外が、ゴミ出しをするという２つのハードルに阻まれている。長く住んでいる人が多いので、ほぼ顔見知り。居住者以外が、ゴミ出しをすると不審な目を向けられるのだ。その２「身の回りの清潔さ」ゴミ出しと同じく、洗面、歯磨き、入浴、どれもこれも「別に誰に会うわけでもないから、今日はいいか」いや待て、今日の足の痛みが、明日、きれいになくなるわけはない。明日は今日になり、今日も、昨日と同じように痛いのだ。今日は今日で、「誰に会うわけでもない」が積み重なるのだ。人は楽なほうに、あっさりと身をゆだねる。掃除も、「ちょっとした」動作がしにくい状態だと「調子のいい時にやろう」って、調子がいい時なんてあるか！ほこり、髪の毛、汚れ、それが見えることでイライラもする。骨折前なら、何も考えずに、さっとやっていたことができない。「できない」にストレスは感じるものの「別に誰か来るわけじゃないし」で、隠してしまう。そんなことから、ハタと気が付いた。私、家事などを「わたし自身のため」ではなく「家族のため」にしていたのだ、と。身の回りを清潔にすることは、「誰かに会うため」ではなく自分自身のためにすることだ。だから「誰かに会うわけじゃないから、今日はしなくていいか」に流れるのは、ダメなのだ。人として、ダメなのだ。もちろん、無理のない範囲で、だけれど、「人として」ちゃんとしようと思って生活している。

  2022年03月30日

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  思い出はいっぱい

  通っていた生活団、そこで入れ子になる机というか、椅子というかそういうものがあった。卒業するとき、同級生のお父様がこの大中小の入れ子になるものを作ってくださった。確か、うち以外にも何人か作っていただいたとおもったけれど…大と小であれば、幼児なら机と椅子になる。大事に使っていたのだけど、人の大事なものを大事にするという概念がない家人が根拠のない「大丈夫」で壊した。その使い方はやめろと何度もいったのに。さすがに悪いと思ったのか、「直す」といったのだが、「直す」と言って、何年も放置するのは当たり前で、ではと私が直すと「俺が直すといったのに、信用してない」と機嫌が果てしなく悪くなるので、手が付けられない。それで１０年以上放置というのは、アタリマエ。この入れ子の場合は、壊した時点で、直しようがなかった。壊した時点で、作っていただいてから３０年以上たっていたし、（だからこそ、その使い方は無理だと止めていた）ほったらかしにするのも、わかりきっていたのであきらめていた。今回、大型家具を中心に処分を予定していて、その中にふくめることにした。ここ数年、家人の機嫌などどうでもよく、10年以上放置されていたことも、どんどん修理している。直るのは、すっきりする。思い出はたくさんあるけれど、壊れたまま放置されたことで、その思い出がダメになる。思い出はなによりも大事。ここ数年、処分しているのは、家人への気持ちかもしれない。

  2022年02月09日

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• 退院後三か月

  早いもので、骨折して５か月、退院して３か月が過ぎた。全治半年かなぁといわれていたけれど、いやいや、なかなか…特に、おそらくは骨折部の炎症からくる発熱とリハビリの中断で、ほぼ寝たきりに近い状態になったため、退院直後よりも、動けないことも…電車を乗り継いで、職場や病院へ行き始めていただけに、落胆も大きく、メンタル闇落ち寸前。幸か不幸か、闇落ちする条件は整っている。１）会話しない２）食べなくてもいい３）家の中を片付けなくてもいいなどなど…独居老人のゴミ屋敷化を実感したりして、いやいや、これじゃいかんだろうと、自分を叱咤激励。まずは「声をだす」うちには、アレクサがいる。アレクサに声をかける。食事の前後には「いただきます」「ごちそうさま」会話って、脳トレなんだなとつくづく思う。声を出すだけでも、少しは違うだろう…そして、無理はしないけれど、「人として基本的なことはちゃんとする」身だしなみに関しては、「誰に会うわけでもない」としがち。歯を磨く、シャワーする、洗濯をするなど、無理のない範囲で「ちゃんとする」家の中で片付けたいこととか、たくさんあるけど、まだ今じゃないのかな。不整脈の病院へも行きたいし、筋力体力戻さねば。

  2021年12月01日

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• 職場へGO！

  脚の具合は問題ない、あとは体力、と気力…通勤するには、東京でも屈指の巨大ターミナル駅、池袋を通らねばならない。結構、気が重い…それと、家で仕事を進められるようにと、一部資料を送ってもらったのだけど、１０年以上、私が一人でしている仕事なので、ちょっとずつ、欲しい資料がない。説明はしたけれど、ずれてる。そしてなによりびっくりしたのは、送ってもらった資料がタバコ臭い。私の父はチェーンスモーカーだったし、配偶者も喫煙者。そして、職場も喫煙オッケーなので、特に気にしていなかったのだけど、資料を広げて３０分もすると、頭痛と吐き気に襲われる。脚の痛みより、切実…それでも、いつまでも休むわけにはいかないし、なにより資料が足りなくて、進めたい仕事が進まない。覚悟を決めて、職場まで行ってみることにした。警戒宣言が解除されたので、人が多いのは覚悟し、通勤時間をずらして、空いている時間に。エスカレーターは上りも下りも乗り降りできるようになっているので問題なし。エレベーターもあるしねあとはどれぐらいの距離を歩けるか、が問題。結果、案ずるより産むがやすし、で、問題なく到着。でもやっぱり、たばこの匂いへの耐性がなくなっているので、１時間ほど、持って帰る資料をまとめて、退散。うちに帰ってきて、どっと疲れて呆然。まずは週一回、一時間から慣らしていかないと…復帰までの道は遠い…

  2021年10月23日

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• 挑戦

  お嬢が大学に進学してから、本業のほかにコールセンターで副業をするようになった。最初の４年は健康食品のカスタマーセンター。丁度忙しい時にはいったらしく、ロクな研修もなく「わからなかったら聞いて」私と同じころに入った人は、皆そんな感じで、どんどん辞めていった。「ミスが多い」「声がキンキンしている」「聞き取りにくい」そういわれ続けた。「ミスが多い」に関しては、教えてもらっていないことばかりで、ミスとは認識していない状態で処理し、あとからミスと言われる。三か月後ごとの更新面談も、ミスがゼロでなければ、多いにされ、電話口で「丁寧にありがとう」「わかりやすかった」など言われているのに「わかりにくい」とじゃぁどうすればいいんだよ、フィードバックをちゃんとしてくれよ、と言い続けた四年間だった。その業務が終了することになり、一年前に、ライフラインのコールセンターへと移動した。こちらでは、座学の研修も、OJT（On-The-Job Training）もあったし、上の人がモニタリングしてOKがでないと独り立ちできなかった。前職から４人で移ってきたのだが、ベテランの３人に対し、時短の私も同じころに独り立ちできた。私自身もやりやすく、更新面談でのミス指摘はなし。それよりも、周りから「声が安心できる」「聞いていて、丁寧さがよくわかる」などと言われることが多くなった。それは上の人もだけど、隣に座った人や、ロッカーで言われることも。だから、すごく楽しくて、やりがいもあった。そんな業務が９月末で終了（打ち切り）となった。あと三か月しかできないのか、と思っていた矢先に、骨折。長期休業となってしまった。入院中も手続きの話などで電話することもあり、退院後も連絡をとっていて、「たとえ一日でもいいから、復帰できたらいいね」と言ってもらえていて、私の中でも、コールセンターへの復帰が一番大きな目標だった。が、退院後、思うように治らず、出社のための条件を満たすことができなかった。上の人たちは、ぎりぎりまで待つから、無理しないように、と言ってもらえたのだが、どうしても、体力も戻らず、復帰を断念、退職することとなった。伝えた時には、担当の方も残念がってくれ、貸与品などは送付でいい、と言ってくれた。目標が達成できなかったこと、大好きなコールセンターでもう働けないことなどからメンタルがかなり落ちた。凄く落ちた。やばいなぁって思うぐらい落ちた。これではいけない、良い訳がない。最終日、貸与品を返しに行こう、と決めた。幸いにも天気が良く、足も小康状態。通勤定期もないから、最寄駅から乗り換えなしで行けるルートをえらんだ。運のいいことに、自宅最寄駅から、始発、しかも最短時間でいける電車に乗れたので、座れたし、それほど体力つかわずに行くことができた。到着し、担当者に電話すると「来られたの！」とすぐに走って出てきてくれた。貸与品を返し、できればお世話になった方に挨拶したいというと、ブースの中に入れてもらえて、お世話になった方、一緒に移動してきた人に会うことができた。久しぶりにコールセンターの雰囲気を感じて、あ～、復帰したかったなぁ、なんだかんだ文句言いつつも励ましあって、続けたかったなぁと思う。まだまだ、副業をするまでには時間が掛かりそうだけど、まずはしっかり治さないと、始まらない、と改めて思う。出かけている間は、気が張っていたから、そうでもなかったけれど、うちに帰ってからはぐったり…仕事復帰までの道は遠い…

  2021年10月09日

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• たのしまなきゃね

  高2のとき、「アンタは苦労が無くていい」といわれたことがある。その前年に、父を失い、まだ子供だから、学費のこととか、進路のこととか自分のやってみたいこと、興味のあること、全てにフタをしてないことにしている時期だった。同時期にアレルギーも発症して、尚更やってみたいことができなくなった。【苦労】ってなんだろうなぁと、言われながら思った。当時の私にとっては、充分【苦労】している状況だったのだけどそうか、これは苦労ではないのか、と思ったら、自分はやりたいことをしてはいけないのだな、と思った。まだまだ苦労しなくてはならないのだな、とあえて「幸せ」「楽しい」から遠ざかるようにしてきた。そういう感情を遮断したほうが楽だった。望まなければ、なくさなくて済むからね。そういわれて37年。真逆の思考を持ち始めた自分がなにやらかすかと、自分で自分にワクワクが止まらない。

  2021年06月23日

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• 結果発表！

  数年ぶりの健康診断、結果が届いた。自分的には、ものすごく調子がいいし、血圧を測っていても、脈がスキップするようなことはなかったので「これは、いけたか？」と思っていたけれど、やっぱり、そうは問屋がおろさなくて、不整脈、ひっかかった。がっくし…orz改善点は他にもあるしね、めげてないで頑張らねば…

  2021年06月09日

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  限定品って危険

  警戒宣言がでていると、Wワーク帰りに寄っていた、デパ地下や雑貨屋さんなどいけなくなり、なんとなく心がパサついてくるので、本業だけの日に、「ご褒美プリン」を買いに行った。そうしたら、数日後に、限定品がでる告知があり、その日まで待とうかと思ったけれど、でもでもでも、ご褒美プリンの気分で乗り切った数日だったので、「これはこれ、限定品は限定品！」と訳のわからん言い訳をしてご褒美プリンのパレードとなった。だって、販売開始日が寄れる日だったのだもの…危険だよねぇ、限定…それにしても、ホンの少しの心の潤いというか、ちっさいご褒美も我慢我慢ばかりで、心ぱさぱさ、ささくれてる。しかも、今月は推しの予定もない。どうやって乗り切ろうかしら…

  2021年06月05日

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• 桜、さくら、サクラ

  もともと、花としての桜が好きで、桜デザインのものをちょこちょこ買っていたけれど、今年はなにかが爆裂したらしく、桜のものをたくさん買った(^^;)グラス、イヤーカフ、ブレスレット、リング、ネックレス、キャップ、てぬぐい（2種類）ハンドタオル、おみくじ帖、スノードームお弁当箱、練り香水、紙石鹸、水琴鈴…よく物を捨てるときの基準を「心がときめくものは残す」とかいうけれど、この「ときめく」という感覚が、どうにもわからなかった。でも、この桜たち、確実に私の心を潤してる。見るだけで、にやにやしちゃう。特に今年は、「こんなのがあったら、いいなぁ」と言うものにめぐり合ってる。ほとんど、いや、全部か、ネットショッピングだけど、はずれがない！ネットショッピングは探し方一つで、見つけられるか、見落とすかがある。そこもワクワクなのかもしれないな。桜、いいなぁ～～～～～～

  2021年06月02日

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• ああああ、やっぱりいい

  2年ほど前から、舞台を観に行く余裕がでてきて、ああ～、やっぱりいいなぁと思っている反面、観劇を趣味にするのは、いろいろ危険、というのも分かっていた。そんな時、推しが舞台進出するようになって、去年は取れたチケットがあったけれど、警戒宣言で中止。今年もどうなることかと思ったけれど、4月の「奇跡の一枚」は中止。5月は去年舞台が飛んだ推しの舞台、チケットを拝む毎日。なんといっても、出演者がすごい。この中でミュージカル役者としての成果を残せたら、ただのアイドルといわれない。席は抽選だけれど、4月の「奇跡の一枚」同様、めちゃくちゃいい席。警戒宣言は続いている。お願い、お願いだから、中止にならないで、と願っていた。ただ、それには、演者、スタッフ、関係者の皆様方が健康でいることが重要。結果、払い戻しの連絡は来ず、お嬢と共に観に行くことができた。会場にはいって、想像以上の近さに「あ～～、やっぱりいいなぁ」以前なら、開演前には独特のざわめきがあって、それが好きだったけど、今はない。観客もそれぞれ、ものすごく注意している。幕が上がる。あとはもう、一気に引き込まれる。ワクワク、ドキドキ、コメディ作品ならではの、計算しつくされた笑い。…声をだして笑えないのが辛い！その分、力をこめて拍手！拍手！( ﾟДﾟﾉﾉ"☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ推しの生真面目な部分や引っ込み思案の部分が、役にうまく活かされて周りの達者な役者さんに引っ張られて、すごくよかった！なにより、一番びっくりしたのは、W主演の相手のほうが、知名度もキャリアも段違いなのに推しがカーテンコールの最後だったこと！役としては、確かに推しの役のほうが上だけど、キャリア考えたら…プレッシャーはどんだけだったかと…最後のカーテンコール、W主演の2人が、上手と下手で手を振り合って、せーの！と推しの新曲のポーズをした！思わず声のでる、推しが同じの皆々様方…でも、その声が漏れないよう、一斉に手でマスクを抑える。それも含めて、いい時間だった。幕間のトイレや、閉演後の退場など、今までと違って、誘導がしっかりしているのでむしろ以前よりスムーズ。これはいいことかな。そしてなにより、たくさんの配慮は必要だし、観客一人一人の努力も必要だけど、やっぱり、いい。エンターテイメントの世界は、現実を忘れさせてくれる時間で、行くまでのわくわく、観ている間のワクワク、終演後の満たされた気持ち。やっぱり、好きなんだよなぁと思う。7月にも推しの舞台がある。どうぞどうぞ、中止になりませんように。演者もスタッフも関係者も、観客も、健康でありますように

  2021年05月29日

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• 四年ぶりに健康診断

  まぁね、ひっかかるのが分かりきっていたので、行ってなかったのですよ。でも、今年は父の年齢を超えるし、なにより、「自分を大事にしてあげてもいいかな」と思うようになったので、健康診断の予約を入れた。途切れながらも、10年以上健康診断を受けているところなので、データもあるし。8年ほど前から、不整脈を指摘され、D判定をくらっていたのだけど、ここのところ、血圧を測っていても、高血圧ではあるけど脈がスキップするようなことはなかった。おや？これは大丈夫ではないか？実際、心電図でも「ん～、履歴がありますから、長めにとりますね」だし内科検診でも「気になるなら、受診してもいいですね」程度。これは、不整脈きえたかも！それでもね、もう一つは消えないんですよ、ええ、メタボ…今年に入ってから、三ヶ月で２キロぐらい落ちる、というペースだけど、じわじわ、効果がでているところ。とはいえ、まだ余分な肉は10キロ以上ついているから日々、鋭意努力。結果は3週間ほどあと。され、どうなることやら

  2021年05月26日

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• 運転免許更新

  免許の更新をしてきた。実は免許をとったのは30前。18の時に母から「母子年金崩せば免許取れるよ」と言われたのだけど、いや、さすがにそれはね… 姉が免許を取るときに、父から現金を渡されて、 これで免許をとれというような光景を見てしまったもので、 ビビった…それに母子年金崩すといわれますとね… 隠れたビビりワードがありまして、 当時（なのかな）片親への支援というのは、１８歳の誕生日で打ち切られてたようで ４月生まれの私、「損した！」とよく言われてまして…なにをするにも「私ごときにお金を使うなんて」ねぇ？あと、親友たちに止められた。「アクセルべた踏みで、どっかに突っ込んでいくから」 …危ない奴だ…うん、私だ。で、結婚後、配偶者の実家当たりでは、 車の運転できない＝クズなので取らざるを得ないというか なんというか… しかもマニュアルで。あちらではね、オートマ限定は…（ご想像にお任せします） 教習中、「オートマ限定なら、ここまで苦労しないのにねぇ」と言われた… 公道でブレーキガン踏みしたのは２回。一回は交差点に迷い込んできた犬が見えたので。もう一回は、路地からでてきた、子供を乗せた自転車が 倒れたので、ガツンと…エンストはお友達だよね、うん。毎回、更新するときに「次が最後かなぁ」と思うが、今度こそ、もう更新しないかな。免許をとったとき、「これで帰省の往復、酒飲めるな」と言われて準備、片付け、実家での家事全部するのに、運転も私かよ、と思ってブチ切れたのと、帰省中に出先で酒飲んで、急に山道運転させられた挙句、センターラインの上を走ってないと罵倒されたんで、こいつの前では、二度と運転しねぇと決めたんだよね～でも、よく考えたら、横にのっけて事故るのもありだったかな なんてことを考えてた免許更新でした。

  2021年05月22日

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• 曜日感覚ガッタガタ

  毎年のことながら、GWというのは、どこがいいのかわからない。経理事務をしているせいもあるけれど、昨今は間の平日を休みにする企業もあり、【どこを】休日にするかも企業によってちがう。一応、うちの会社は、末日と５日が支払日。これが、大幅に変更になるのがGWと年末年始…昨年、警戒宣言が発令されて以来、集金が減ったのはありがたいが、かたくなに集金のところもある。もちろん、集金に行ったほうが早いし経費も抑えられるということろもあるけど、これが個別に対応せねばならないのがGWと年末年始なのだ。手形や小切手を郵送するにしても、相手先の休業状況を確認しないと郵便保管期間が切れて、差し戻しになってしまうこともある。うちは小さい会社だから、相手先次第。そうなると、決められた支払日がガッタガタになる。資金に余裕のあるときはいけれど、ない時は、もう休みでも心休まるときはないし、なにより、休み明けのドキドキ感は半端ない。そして連休だからといって、仕事の量が減るわけでもない（アタリマエ）なので、連休明けの初日はやることモリモリだし、休みだった分仕事を進めねばならないのに、はい？連休明けてすぐ週末？「連休明けだけど、今日は木曜日」とぶつぶつつぶやきながらの出勤となった。はぅぅぅぅ、週明けも通常業務に戻すために、業務をこなさねばなぁ…

  2021年05月08日

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• 新たなる幕開けだ！

  今年の誕生日は【私にとって】ちょっと意味があった。父親の年齢を超えるがそれ。子供の頃は自他共に認めるファザコン、と思っていたのだけど、ここ数年、それは違うんじゃないかと思い始めた。うちの父、自分の子供は男女問わず二人まで、と決めていたらしく、そのために、母の胎内に私という存在が確定した時、「三人目はいらん。堕ろせ」　父親からの第一声これｗｗｗｗところが予定日が5/5で、周りがとにかく「今度こそは男の子！」と大盛り上がりをしたので、父、折れるｗｗｗ「男の子ならいいだろう」…えっとぉ、自分で性別や順番決めて生まれた人います？５０年ちょい前なんて、根拠ゼ～ロ～。予定日より早く生まれた時、分娩室内は静まり返り、無言の大人たちのなかに響く私の声。「あ～、やっぱり女の子か」と母納得。で、良くも悪くも表裏のない両方の祖母。言っちゃえる人だったんだよなぁ、私に直接、「女の子ってわかってたら、産んでもらわれへんかったのになぁ」「あんたんとこは二人て聞いてたし、あんた（三番目）の分のお祝いなんぞないわ」「早うママのおなかの中に戻って、忘れモンとってこい」悪意はないね。でも、だから言われたほうが傷つかないわけじゃない。名前だって、男の子の名前しか用意してなかった父、届け出ぎりぎりまで決まらず、ごんべと呼ばれてた。小さいころ、姉たちと喧嘩すると「ごんべって呼ばれてたくせに！」とよく言われたから、マジなんだろう…どうやら届け出最終日に役所で適当につけられたものっぽい。だから、ファザコンというよりも、男でない私が見捨てられないように必死で執着してた、が正解な気がする。父が亡くなって３８年、母が亡くなって２４年。やっとそういうことを言葉にできるようになってきて、いろんなものが取り払われて、すごくすっきりしたというのが、今年の誕生日だった。そこへきて、今年、いいことづくめで、念願のチケットも奇跡のような過程で手に入って、生まれて初めて誕生日が楽しみだったけど、ま、やっぱりそうは問屋が卸しませんな。それでも、今までみたいに、私は楽しいことがあっちゃいけないんだとか、生きてるだけでおこがましいんだ、までは落ち込んでない。ガチ凹みはしているけれど、その自分を笑ってる自分もいる。生きてるって、楽しいんだねぇ、知らなかったよ。念願だった滝沢歌舞伎、真横を演者が通るという、恐ろしくいい席。しかも前から８列目。休演決定の時は、もう、ほっとくと涙が出てくる状態。それでも、滝沢歌舞伎のオープニングで「新たなる幕開けだ」と歌って始まる。父の年を超えて、私の人生も新たなる幕開けだ！

  2021年04月29日

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• 有頂天か～ら～の

  大阪での感染者増加と、変異型感染者の増加から、東京でも三回目の警戒宣言がでることに…ただ、連休にはいってからからかなと思っていたら、まさかの25日から…まさか…まさか…24日の午後、チケット購入サイトから返金のお知らせが…そして夜、公式で、警戒宣言中の休演決定…それ自体は仕方ない。でも、「エッセンシャルワーカー」（なぜ医療従事者という言い方はダメなんだ？）以外は都内に通勤するな？ええ、ええ、事務なんて、仕事とも思われてないですよね。でもね、事務なんて、事務所にいてナンボの仕事なんですよ。しかも、経理にとっちゃ、毎年GWあたりというのは、地獄なんですよ、調整で。その時期に都内にくるな、だと？ふざけんな。コールセンターだって、都内にあるわ。自分がずっと通勤している、感染を広げてしまう可能性があるから、家族以外との会食、外食は、去年の３月からしていない。去年、仕事以外で家を出たのは、映画を見に行っただけ。今年も、つい先日、お嬢と神社めぐりに行っただけ。楽しみをぎりぎりまで削ってんだよ。オリンピックがそんなに尊いものなのか？いまや単なるビジネスじゃないか。エッセンシャルワーカー以外は仕事じゃないというのなら、どこぞの会長の入国断れや。自分の人生の中で、初めて待ち遠しかった誕生日、ここから、あらたな人生をはじめようと決意の日の誕生日、その最大のご褒美をつぶしやがって…

  2021年04月28日

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  お礼参り

  今年、本当に「うそでしょ？」と何度も頬をつねり、腿をつねり、こんなに「いいこと」が重なってもいいのか、と思う毎日だが、それもこれも、よろやおずの神々からのご加護あってこそ、と思い、去年は一度もいけなかった神社へのお礼参りに行こう！と思い立った。お嬢に「お礼参りにいく」といったところ、「私もいく」晴天に恵まれ、まずはよく行っていた蛇窪神社ここは、数年前、夢で白蛇さんがでてきたときに、爬虫類大の苦手な私なのに、目をぐりぐりする、という暴挙にでたことをお詫びにいった神社。去年は御朱印を郵送対応してくだっていたので、御朱印はあるものの、新しくなった大鳥居や、つい先日新しくなったお社もある。常日頃のお礼をお伝えし、今後もご加護をお願いし、いざ次へ。次はお嬢職場近くの豊川稲荷　東京別院。ここは推し、ジャニーズゆかりの神社。そしてこっそり、縁切りもある…ふっふっふ…まだ、今ほど本格的にジャニーズ沼にはまる前、縁切りのために訪れたことがあるという…ふっふっふ…ここでも、今までのご加護のお礼と、これからも変わらぬご加護を願い、御朱印をいただき、ここでは「男みくじ」！というのも、お嬢とともに、どっぷりと沼にはまったSnow Manがデビュー前にYouTube撮影をしていて、その時にこの「男みくじ」を引いていたこともあり同じように、Snow Manファンが「男みくじ」を引いている。そして、アクリルスタンドと写真。私が引いたのは、推しと同じ「武」ここでも引きの強い私。おみくじそのものは「末吉」だったけれど、書いてある内容は悪くない。「やみくもに突き進むより、ときには立ち止まって、休息をとることも必要」「本当に自分に大切なものはなにかを問うことから、新しい発見が」…確かに。今年は本当に何度も自分に問いかけている。「【私の】大事なものはなに？」そして、仕事では「実力は必ず強化される」これも今年、激しく感じていることで、同じコールセンターでも前職ではなじられまくったことが、現職では「文句のつけようがない」と言われている。まだまだ改善の余地はあると自分で思うので、謙虚に精進せねばと思っているところ。さて次は、同じくSnow Manゆかりの愛宕神社。出世階段が有名だけれども、さすがに不整脈持ちには危険なので、女坂へいったけど、急なことにはかわりないわっ！こちらでも、日ごろのご加護のお礼と、これからもご加護をいただけるようにお参り。ここはジャニーズファンがたくさんの絵馬を奉納しているので、お嬢と連名で絵馬を奉納。そして、おみくじをひくと、「小吉」こちらには「人のために尽くすのがいい」今年に入って勉強しているものがあり、それは人をサポートする内容。うん、よし、もっとしっかり勉強しよう。予定の神社を回ったので、次の目的地は新橋演舞場。私が実際に観劇できるのは、誕生日だけど、近くまで行ったのなら、観ておきたい。お嬢は残念ながらチケットが取れなかったので、外側だけ。この公演が本当にみられると思うと、わくわくする集合が早かったので、この時点でやっと昼。新橋駅にでるつもりが、なぜか銀座にでてしまい、それはそれでいいか、とキムラヤでお昼。そこで、デジタルチケットをお嬢に見せていたら、お嬢が座席表を検索して固まる。座席が…座席が…良すぎる！今まで、いろんな舞台観てきたけど、一番いい！さすがのお嬢も「ハハ、天に召される？」はい、私もそう思います。今年、いいことありすぎます。私、そんなにご褒美いただいていいんでしょうかっ！お礼参りに行ってよかったよ！！！神々のご加護に甘えず、精進せねば！

  2021年04月24日

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• ミラクル、再び

  現在、推し生活まっしぐらな私。その他のことでも、今年は運気爆上がり中。お嬢は「今までのご褒美じゃね？」というが、本当に楽しいわ、毎日が。そんな中、またもやミラクル。推しがファンミーティングをするのだけど、それがなんと、父の命日。父が亡くなって38年。今年は父が亡くなった年齢になる。父の命日は、ずっとフラッシュバックに悩まされ、フラッシュバックに悩まされることで、4月になると誕生日も含め憂鬱になったものだが、誕生日は推し２の舞台。そして、忌まわしい父の命日は推し１のファンミーティング！配信だから、落選なし！そして、その週末はイチ推しの舞台！もうどうしよう！生きてるって、楽しいぜ！

  2021年04月21日

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• 

  テンションあがるね

  6年前、結婚指輪が抜けなくなり、なんだかんだといじくっている間にさらに抜けなくなって、指の色が変わる、という事態に陥った。そこで、お伺いを立てて、切ったのだけど、そのあと、学園を卒業するときに作ったクラスリングを変わりにつけていた。それは、卒業するときに「笑みつつ絶えず進まん」を自分に言い聞かせていたのでその象徴として、リングをつけていることにしたのだ。3月末で、卒業生会の係りと言うか、役というか、そういうものを終えたのと最近の私は、別に「笑みつつ絶えず進まん」と言い聞かせなくても、呪文のように唱えなくても、楽しく笑って生きているので、もういいかな、と思って、桜柄のリングを買った。なんか、うん、いいね！下の蛇さんは、2年ほど前にかったリング。これを右人差し指に、桜のリングを左薬指に、これも新しく買った、桜が入ったブレス。右耳には、これもまた桜のイヤーカフ。なんかね、桜いいよ。同時に思い出すのは、楽しい思い出がなに一つない名古屋の小学校。学校をぐるりを桜が囲んでいたから、桜の季節は本当にきれいだった。…まぁ、毛虫で道路が埋め尽くされてたけど…いや～～～～、楽しいわ

  2021年04月17日

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• 奇跡だ！奇跡だ！奇跡だ！

  昨年末、映画を観てから、舞台でぜひ観たいと思った、いや焦がれた滝沢歌舞伎。とはいえ、チケット販売時には、警戒宣言がでているから、ただでさえ過酷なチケット抽選、お嬢もファンクラブに入って申し込むものの落選。しょうがない、きっとディスク盤がでるだろうから、まぁ、買うことは決定だねと。そんな中、警戒宣言解除。販売座席数が増えるかもと思っていたら、追加販売のお知らせ。２４時間限定…何度チャレンジしてもつながらなくて、夜中に起きだしてみてもつながらない。それでもあきらめきれなくて、時間ギリギリまで粘ったけれど、つながらない。締め切り時間が来て、がっかりして数時間後、もう一度抽選販売の申し込みをするという。チャンスがあるなら、チャレンジしちゃうよね。ところが今度は拍子抜けするほど、とんとん拍子で申し込み終了抽選だしね、平日だけど誕生日にしてみた。今まで、まったく楽しくなかった誕生日。むしろ大嫌いだった誕生日。そんな日に行けたら、最高だね！そうして、抽選日。届いたメールには「チケットのご用意ができました」二度見、三度見、おりしもエイプリルフール。震える手で、スクリーンショットをとって、お嬢に送信「…これマジ？幻視？エイプリルフール？…天に召される？」「ちゃんとチケットご用意できましたって書いてある。嘘じゃない。天に召されない！」誕生日が楽しみなんて、生まれて初めて！演者、舞台を造るスタッフ、関係者、そして、観客のすべてに問題なく、観に行けるように！

  2021年04月03日

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• 前向きすぎん？

  今年、本当に自分の【意識改革】がすごい。あれやりたい、これやりたい、じゃぁ、これからやろう、などなど次から次へと沸いてくる。真面目な話、こんなこと人生初。【自分】を罪悪感なく客観視してみて、なんかもっと自分に貪欲でもいいかなぁと思い始めていたところに、スタートラインが次々現れてきた感じ。今までは、なにもかも諦めていたのだろうな、多分、無意識に。自分がなにかを「望んではいけない」というブレーキとでもいうのかな。今年はそれがまるっと取れてて、やってやろうじゃないの、という気しかない。こんなにわくわくするのなんて、初めてだな～～～～

  2021年02月06日

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• いけいけ！GO！GO！

  なんとなく目に付く占い系。なんとなくいいといわれていることは、やっていたりするんだが、今年、やたらと「大躍進の年」「大変革の年」というのが目に付く。内容をみていると、2年ほど前から兆しはあり、それがこの2年ほどで大爆発するとの事。…思い当たるフシあり。自分でも不思議なぐらい、気持ちが動いている。よし、ここは乗っかってみよう！なにせ今年は父の年齢を超える。お嬢もうちを出ることになって、まさに「誰にも迷惑をかけない」状態になる。誰かのためじゃない、自分の為に生きてみてもいいかな？なんといっても、やる気があるんだな、今までにないぐらい。30代40代は、ちょっとね～と思っていたヲタク活動も、50代になったら、怖いものはない。自分を変えてやれ、だ。じゃぁ、なにをするのか。私の学歴は「高卒」になる。母校で、高校のあと2年カリキュラムがあったが、大学認定を受けていないので高専扱いなのだ。以前は、短大卒扱いになることもあったけれど、昨今はその辺厳しい。興味のある資格があっても、どうせダメ、とか、時間が取れない、とか言っていたのだけど、実質一人暮らしになるから、Wワークの日は無理でも、勉強する時間はとれそう。ならば、やってみよう！あと、ピアノも復活させたいのだけど、これも昔と違って、弾ける時間が極端に少ない。ピアノそのものも、大きなメンテナンスをしないといけない（なにせ、50年ものなので）防音装置もつけたい。いずれは、と思うので、まずは、筋トレしておかないと。ピアノ、筋力ないと弾けない…アンクルダンベルはその第一歩。昨日の自分を踏み台にして、今日の自分は明日の自分の踏み台に！

  2021年01月23日

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• 

  長い付き合い

  4歳ぐらいのときに、叔母から黄色のロンT。今ほどキャラクター物がないとはいえ、さらにうちではキャラクター物がNGななか、叔母がくれた黄色のロンTにかかれていたスヌーピー。すでに新聞のコミック（社会風刺）として知っていた父も好感触だったのかスヌーピーのついたものを欲しがると、買ってもらえる率がたかかった。それ以来、私のスヌーピー好きは続いているので、50年以上の付き合い。あまり交流のない人からでも「スヌーピー見てたら、あなたの顔が浮かんで」とおみやげを突然もらったりすることも…数年前、期間限定で六本木にミュージアムができ、それが南町田に移ってオープン。微妙に遠いんだな、うちから…ひょんなことで、でかけねばならず、その件だけで遠出するのはいやだったので、南町田のミュージアムにいく「ついで」にその用事を済ませることにした。なんといっても、昨年の警戒宣言以降、職場と家との往復、年末の滝沢歌舞伎movie鑑賞以外は出かけていないのですっかりおのぼりさん。ショッピングモールの中にあるけれど、うろうろせずに一目散。ここ数年、乗り換え時に間違えるということを連発しているので、間違えても、「ま、いっか」と検索して無事到着。内容はね、六本木のときもそうだったけど、歴ながいんで、知ってるのよ、全部どれを見ても、にやにやするだけなんですよ。ええ、にやにやしてましたとも。そして併設のショップで散財。ええ、しますよ、散財。今回は、コミック連載開始70周年のウォータードームが欲しかった。あとは、極力物をふやしたくない（どの口が言うか）ので、買うのは「使うか、使わないか」で判断。真ん中の、目つきの悪いスヌーピー、いいわぁ、この顔！キャラクター商品としてのスヌーピーより、コミックの中の表情豊なスヌーピーが好き。左上のフェルトのガーランドは、で安くてかわいいものが多い雑貨店で購入。以前、別店舗で、お正月の飾りを買ったことがあり、きっと季節ごとにいろいろあるんだろうなと思いつつも日常的に行くところではなかったので、見つけて即購入（物を増やしたくないはどこに行った）手首や足首に巻くタイプのダンベルはなんと400円しない。一つが250ｇなので、地味に鍛えられる。なかなか、いい買い物ができたなと思っている。ま、用事も済ませましたしね。がっつりの子育ては卒業だな

  2021年01月17日

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• 慣れてない

  本業、副業、無事に年内の仕事を終えた。副業のコールセンター、5年目に突入するタイミングで、業務停止。緊急事態宣言中も通ってたけどね。本業もあることから、移籍を希望し、10月から新しい業務についた。研修は大変だし、覚えることは山ほどあるんだけど、一緒に移った4人の中では、一番キャリアの短い私だけど、こっちのほうがあってるな、とは感じてた。以前とは規模も人数も違うので、なかなかほかの3人とは会えなくて、以前のメンバーが心地よかった分、寂しい思いもしていたのだけど、年末、すごく久しぶりにしゃべることができた。上がり時間は同じだったけれど、タイミングによって、実際に上がる時間は変わってくるのだが、遅くなった私を待っててくれたのだ。体調を崩したと聞いたいたので、お互いの近況報告をしていた中で「今日聞いてて、すごく上手だし、こっちのほうがあってるんだなぁって思ったよ」と言われた。確かに、やりやすい。まず、第一声から怒鳴られることはないし、まぁ、クレームはあるが、それほど理不尽なものはない。そうだよね～、そりゃ文句も言いたくなるよね、ということばかりなので。それに、管理者の対応も早い。オペレーターへの配慮もある。三か月目に突入した今では、私のキャラも把握されてきてやりやすい。やりやすいなと思ったのは、定期的にある、更新面談。以前は「ミスが多い」と毎回言われていたのだが、「ミスが多いのなら、フィードバックをしてくれ」と毎回返していた。そもそもなのだが、前業務では、私は研修をうけていない。繁忙期で「やってりゃわかる」と放流されたので、トークスクリプトもなにもなく周りの人のを聞いて覚えたのだ。１～２年たってから「なにそれ、知らない！」ということも多かった。ところが今回はがっつり研修があり、OJTもあったので、放流後もなんとかできた。手上げすれば、管理者が走ってきてくれるし、「ここまでやっておいてくれると、確認しやすいな」ということも教えてくれるし、あとから「ここを見ればわかるからね」と教えてくれる。評価も一人に対し、複数人数が判断して数値化するので、納得できる。今のところ、大きなミスもなかったほうで、一安心。年内最終日、終業後のロッカーで声をかけられた。OJTの人が、私の応対をモニタリングしていたとのこと「わかりやすくて、よかったです」へ？と思い、せっかくなので聞いてみた「早口になってたり、聞き取りにくくなかったですか？」実はこれ、前職で毎回言われていた。「早口で、聞き取りずらい」もちろん、指摘されていたことは注意している。でも、毎回言われていたけれど、今回の面談では、まったく指摘されなかったので、不安だったのだ。「全然、そんなことなかったです。聞いてくれてるなって思いました」ホッとしたところに、今日、となりに座っていたベテランさんが「そうよね～、聞き取りやすいし、お客様の不安をやわらげる声で、的確な案内しているし、間違ったことを伝えないように、念のためにって、管理者呼ぶことにためらいないし、とても新人マークつけてるとは思えない」そう、このブースでは、席にネームプレートをつけるのだけど、そこに就業半年以内だと、新人のマークがつく。褒められることに慣れてないので、あわあわして、帰ってきてしまったのだけど、電車の中でふと気づく。そう、私は新人マーク付き。今日、私のいた時間帯、新人マーク私だけだったよな！なんで私の応対をモニタリングさせんだよ！誰だよ、今日のトレーナーーーー！ま、それはともかく、己の人生で褒められることはほぼないもんで、私はこのまま天に召されるのか？？？？とか思ってしまった…

  2020年12月29日

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• 2020年なにしてた＜６＞

  家電がいろいろ変わっているけれど、もう一つ、必要不可欠なものを買換えた。それがiPhone。お嬢と一緒にガラケーからスマホに変えたのが6年前。使い始めて2年目。お嬢、大学入学時に、授業でアプリをダウンロードして使うこともあり、機種変。そろそろ私のを変えようかなと思った4年目、お嬢、画面割りやがって、機種変。今度こそ変えてやると思った5年目、就職活動にiPadが欲しいといわれ、購入。そして6年目のiPhoneは、断末魔をあげはじめた。折りしも得体の知れないコロナ禍の気配を感じる3月。機種変に行くその日の朝、カメラが使えなくなった。よく頑張ってくれたよ(T^T)新しいiPhoneは、快調に働いてくれている。スマホにしてから、自宅にPCがなくても困らなかったし、そもそも自宅でPCを触る暇なぞなかったのだけど、在宅勤務に備えて、ノートPCが本業から支給。でも結局、出勤しないとできない仕事ばかりで、まるまるノートPCを手に入れただけ状態。ありがたや…林檎じゃないけどね、そこは事務用だからしょうがない。こうしてみると、なんだかんだと変化の多い一年だったなぁ。

  2020年12月26日

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• 2020年なにしてた＜3＞

  オタク活動は別記事にしたので、仕事面で。ずっと働いている経理事務のほかに、4年ほど前からWワークとしてコールセンターで働いている。一緒に働いている人たちとも、程よい距離感で、少しの不満はあるものの、楽しく働いていたのだけど、9月末で、その業務が終了するといわれたのが6月。その後、同条件での仕事を探し、ぎりぎり10月から、別のコールセンターで働けることになった。同じコールセンターでも、全然違うもんだ、と実感中。オタク活動のためにも、まだまだ働かないとね！

  2020年12月25日

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• 沼落ち、決定打

  私の場合、「顔と名前の一致」は、動画などで、ぱっと抜かれたときに、名前がわかりそれが毎回正解であれば、完全一致になるのだけど、SnowMan（我が家通称、雪男)の完全一致してからも「いやまだ、沼落ちはしていない」と言っていた私。もともと観たかった滝沢歌舞伎が映画化され、12月に公開となった。今年は、3月に従姉妹たちと会って以来、娯楽の外出はもちろん、友達とも全く会っていなかった。どこで感染してしまうかわからないし、なにより、無症状でばら撒いてしまうことを恐れたから。でも、映画だったら、行ってもいいかな、それぐらいの楽しみ、いいかな、と悩んで悩んで、とりあえず、去年、初めて雪男が座長となった部隊のディスクをポチって、それを観てからにしようと思ったけど、思い切って映画館へ行った。すごかった舞台と映画は別物で、それぞれに良さがある。悪さがある。それを一掃するものだった。映画といえば映画だけど、舞台といえば舞台。舞台でできないことを、映画にして、舞台のよさはそのまま舞台で。ジャニーさんが目指していたのは、これなのか、滝沢くんはこれを守って、継承したいのか、それをガンガン感じるものだった。興奮さめやらないまま、帰宅すると、先日ぽちった昨年の舞台のディスクが。こりゃもう、続けてみるしかないでしょ、と観て衝撃。人って、こんなに変わるんだ。テレビでよく見かけるようになったので、雪男のラウール君が、成長期とあいまって、身長も声も見た目も、子供っぽさが抜けて、突き抜けて成長していて、それを周りのメンバーが「えぐい」「伸びしろがありまくる」「まだ伸びる｣と評している。それはもう、興味のない目で見ていた私自身も感じていた。ところが、今年の滝沢歌舞伎をみて、すぐに去年の滝沢歌舞伎をみた私には他のメンバーの成長というか、変化も、えぐい。映画で感じた、凄み、気迫、艶、それが去年のを観た後では、倍層してしまったのだ。去年のは、ひたむきで必死で、きっと舞台でみたら、すばらしいものだったろうと思う。でも、今年の映画を観てしまったら、それはもう、全員が別人。もともと、舞台が好きな私、来年、舞台で観たい。同じ空間を味わいたい。空気感を感じたい。ファンクラブ、入会申し込み＝沼落ち決定来年は、滝沢歌舞伎も、JUMPの春ライブも決定した。そして、推しのミュージカルも発表。今年公開されなかった、るろうに剣心も、燃えよ剣の公開も決まった。どうかどうか、それらが無事に上演されますように。そして自分が観られますように。より一層、気をつけて働かねば。

  2020年12月22日

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• 新たな沼

  すっかりジャニーズ街道を堂々と突っ走るようになった2020年。1月にSnou Man & SixTONES（通称スノスト）がデビューした。彼らはとっても苦労人で、デビューできて、本当によかったね、と思いはしたものの、それだけ。事務所歴が10年以上という人ばかりで、デビューそのものが25歳を越えてのメンバーもいるしなにより、スノストに「デビューできてよかったね」という感想を抱いたのはバッシングのひどさからだった。ジャニーズJr.はデビューした先輩のバックダンサーとして、コンサートについて回ったり、舞台に立ったりしてる。これは、よくTOKIOが言っているけれど、「自分たちの頃のJr.とは意味が違う」ちゃんとJr.としてのお仕事がある状態。それでも、節目の年齢で、どんどん人が抜けていく18歳とか、20歳、22歳で。そうやって背中を見送ったり、デビューで先を越されたり、実力は負けないのに、デビューできない＝先が見えない状態を何年も続けているグループだった。それほどJr.に詳しくない私ですら、スノスト、トラジャは耳にしていたから。SixTONSの中には、京本政樹の息子がいたり、兄が不祥事で退所している子が二人いる。その中の一人は、9歳で抜擢され、注目を浴び、Jr.のセンターに立ったこともあるのに、その後、仕事がゼロになる、なんてことも経験してる。えぐいよ、10代でそんなこと味わうなんて。Snow Man(我が家通称雪男）はアクロバット集団で、滝沢くんが自分の舞台に出させて育てているグループ、という認識だった。そこに、あらたに3人、メンバーを入れる、というときに、「なんでそこまで、そんなにひどい言葉をたたきつけられるんだ？」とこちらの心が痛くなるような炎上が起きる。一人は、今までいたグループを脱退したことで、一人は関西から単身上京することで一人は、若すぎる（ほぼ無名)ということで。そして、もともとの6人のメンバーもバッシングにさらされる。確かにね、自分の好きなグループだから、悲しかったり辛かったりするのはわかる。でも、それをぶつけるなよ、大好きな人たちが決めたことなんだから、ファンは応援するだけだよ、いやなら、ファンを静かにやめていけよ、と私は思うし、なにより、まだ若い（一人なんて中学生)子に、躊躇なくひどい言葉をよくもまぁ、言えるもんだ、と思っていた。そもそも、3人受け入れることを決めたのは、6人じゃないか、自分が好きな人たちが決めたことを、なじるってなに様？比較されることが多い2グループだけど、彼らの言動（YouTube）を観ているとそれぞれのグループの違いというのが、明らかだし、目指しているものも違うな、というが良く分かる。共通しているのは、悔しさであって、そこから抜け出すための手段は違う。一緒にはできない。とりまくひどいファンは、SMAPの終焉を思いださせて、興味がないというより、むしろ若干引き気味だったかもしれない。本当なら、華々しいデビューイヤー。コロナ禍で、全く違うものとなってしまった。それも、なんかかわいそうだな、ぐらいで観ていた。夏ごろから、テレビよりもYouTubeをよく観るようになり、まずSixSTONES（我が家での呼び名、大男)が「今できないことより、できること」を楽しんで、「皆で乗り越えよう」という姿勢に過去のものも含めて、見るようになり、こりゃいいぞ、というところにYouTubeがSnowManも薦めてきた。これがまぁ、もっと笑えた。とにかく仲良しだし、距離感バカだし、もともと、毎年の舞台、滝沢歌舞伎は観たかったので、一気に興味がでて11月中旬からの3週間で、顔と名前が一致してしまった…orzそして、6人時代のYouTubeも見て、納得。今と同じように仲良しだけど、「何か」が欠けている。以前「いい意味でも悪い意味でも優秀」といわれたそうだが、すごく納得。真面目なのもストイックなのもわかるけど、デビューするには、何か欠けているよね、と素人が思ってしまうのだ。それが、3人が加わったことで、一気に爆発するような、同じグループなのに、全く進化している、そんな感じがしたのだ。しかも、ぽっと出の子が新規加入したのではなく、舞台を何年か一緒にした上での加入。その舞台も、一人は前日夜に「明日、舞台でられる？」と聞かれて「やります」と答え、振りビデオ一晩中みて踊って、参加一人は、Jr.内のオーディションを勝ち取って。そんな出来上がった中に、いきなりセンターとして入った15歳。自分たちに足りないものを求めた6人。どうしてそれを責められるんだろう、バッシングできるんだろう。そう思ったら、落ちてましたよ、すっかり、新しい沼に。

  2020年12月22日

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• 一年の締めくくり（いまさら2019年)の絶叫＜４＞

  いまさらだけど、備忘録ということで…コンサート参戦決定から、わずか4日、いよいよコンサート当日。出先から参戦するお嬢とは別行動で（席も別だし)東京ドームへ向かう。コンサートなんて、久しぶりだ～～～、そして、初めまして東京ドーム。コンサート前のなんともいえない、ワクワク感。天井近くなんて気にしません、ええ、同じ空間にいるということが、尊いのです。私より遅く会場入りしたお嬢と、それぞれの場所確認。お嬢はなんと、アリーナ！「銀テ、とるからね！」実はお嬢、今回、かなり私に罪悪感を持っていた。コンサートの申し込みは、ファンクラブ、お嬢名義と私名義で、私は第一希望しか申し込みをしていなかった。それは日程を合わせるということもそうだけど、お嬢が「JUMPは外れないよ」という一言があったため。お嬢は、最初にJUMPに誘ってくれた友達と申し込むので、お嬢の指定した日のみの申し込みだったのだ。最初はずれ、そのあとの復活当選にもはずれたとき、かなりガチの喧嘩になったのだが、その後、まぁ、落ち着いたときに、製作開放席のメール、そして当選。自分は最初から当選して、私は当たったものの、天井近く。ならば、オチモノといわれる銀テープをなんとしてもとろうと決意したらしい。そしてコンサート。序盤で、あんびりーばぼーな絶叫。JUMPに沼落ちしたBanger　Night、これは2018年のアルバムのリード曲だし、かなり踊る曲なので、今年はやらないよね、と思っていたら、特徴的な最初の一音が！その瞬間、お嬢は私のいるほうに向かい「Banger！」と叫び、私もお嬢上のいるほうへ向かって叫んだ。まさかまさか、Banger Nightを、生で見られるなんて！…これでもう帰ろうと思ったもんね…その後は、もう夢うつつ。帰宅後お嬢ともう一騒ぎ。お嬢自身も銀テープと金色のオチモノをゲットし、お嬢から話を聞いたお友達も、銀テープを持ち帰り安いように、さっと丸めて「お母さんにお土産にね」と渡してくれたとか。夢のような時間だったのだけど、いろいろ発見まずね、声がでません。高めの「キャー！」なんて絶対無理。そして、反応が鈍くなっているんで、コール＆レスポンスができない。でもね、いいよ、楽しめたよ。よく考えたら、若いときから、キャーなんていえなかったもん。怖いときもだけど、声が出なくなるタイプ。ともあれ、すごい年末だった。そして、ライブ盤が夏に出て、再び絶叫。アリーナにいたお嬢、一瞬映り込みしておった。私たちが行った日は、録画カメラが入っているのは知っていたので、「映りこんでいるかもね」なんて言っていたら、いた（爆）そんなおまけつきのコンサートでした。

  2020年12月22日

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