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カテゴリ:つぶやき
私信みたいなブログになりそうですが、とりあえず近況報告です。 足が痛くなった日の前日、十数年ぶりに、義実家に 足を踏み入れました。正直に言って、嫌な思い出がたくさんあるので、 躊躇したのですが、仏壇に手を合わせることが出来ただけでも良かったと 思っています。 その数日前に、母が来て、弟から「くそババーのために生きているわけじゃな い」と言われたと聞いて、それもしんどいなぁと感じたのも確かです。 一人で一人前以上の顔をして、高々一部上場企業のサラリーマンなのに、 一般常識も欠けているし、母の老後の備えを失わせたのも自分自身 なのに、偉そうなのも気に入らないし、同居と言っても、毎月お金を納め、 小間使い以上にこき使われているなどとは、誰も思わないし、 そんな状況をどうすることも出来ない自分の無力さも感じます。 きっと、多かれ少なかれ誰もが何らかの悩みを持ち、苦しみ、 乗り越えたり、紛らわせたりして過ごしていると思うし、 子供はとりあえず、元気に成長しているし、贅沢をしなければ 食べて行ける現状は、ある意味幸せなのだと分かっているけれど、 心がついて行かない感じです。 そんなときに、久しぶりに以前のブログを検索したら、ヒットしたので、 訪ねてみました。何も言葉が浮かびませんでした。 人を変えることは難しいけれど、自分の対処の仕方を変えることで、 同じ出来事も違う捉え方が出来るようになると言うので、 時間はかかるかも知れませんが、少しずつ自分がラクになれるような 毎日にして行けたらいいなと思います。 私の母は、私に「生きている間に一緒に過ごせる時間を楽しく 過ごせたら、自分が亡くなったときに、葬儀に出席しなくてもかまわないよ。 どこにいても、気持ちは伝わるから」という様なことを言っていました。 弟が父親の葬儀後にしたことを私が許せないこと、そんな弟と 同居している以上、私に不愉快な思いをさせてまで、自分の葬儀に 出席させたくないこと、それ以上に、弟が考え方を改めると母自身が 思えないことが理由だと思います。 生きている間に、そんなことを言わなければならない母を不憫に思いますが、 負の連鎖ってあると思います。父親が見せた背中を弟が追い、 さらにはその息子がその背中を見て育つのです。 人に不愉快な思いをさせたり、迷惑をかけておきながら、不義理を したりすれば、自分に結果がついてくるのです。 だから気にしていません。 お互いに、こうあって欲しいと願い続けてきた時間が長かった分。 心の中にぽっかり穴が開いてしまったのかなと思いますが、 これからは、もっともっと自分自身のために、そして、 自分の作った家族のために前進して行きたいですね。
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