テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:邦画-1970年代
★★★★
鑑賞No:00324 製作:1977年 監督:佐藤純彌 主演:岡田茉莉子/松田優作 「犬神家の一族」に続く角川映画第2弾。 当時大ブームだった森村誠一の同名小説の映画化である。 ひとりの黒人青年が「キスミーに行く」という言葉を残してスラム街をあとにし、東京の超高層ホテルのエレベータの中で「ストウハ・・・」という言葉を残して死んだ。 棟居刑事とベテラン刑事の横渡はこの事件の担当となり、捜査を始める。 同じ夜、ホステスのひき逃げ事件が発生するが、この2つの事件が次第に絡み合ってくる・・・。 私は森村誠一のファンでほとんどの小説は読みつくした。 特に森村誠一の手法の一つに、複数のストーリーを一見何の関わりもないかの如く並行して描きながら、次第に関係しあっていく、というのがある。 本作はまさにその手法の代表的なもので、並行して進むストーリーがそれぞれ終盤に向けての伏線となっている。 若くして亡くなった松田優作の好演も光る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月04日 09時14分32秒
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