テーマ:映画鑑賞(1110)
カテゴリ:洋画-2005年
★★★+
鑑賞No:01427 製作:2005年 監督:スティーブン・スピルバーグ 出演:エリック・バナ/ダニエル・クレイグ 1972年のミュンヘン・オリンピック開催中に実際に起きたイスラエル選手団襲撃事件の真相に迫る問題作。 1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピックに参加していたイスラエル選手団の宿舎を、パレスチナゲリラ“黒い九月”が襲う。人質となった選手11名は全員死亡するという最悪の事態に、イスラエル機密情報機関モサドは暗殺チームを結成しこの事件の首謀者の暗殺を企てる。 暗殺チームのリーダーに抜擢されたアフナーは仲間4人と任務を遂行していくが・・・。 実際に起きた事件(イスラエル選手団襲撃事件)としては史実にできるだけ忠実に描いているようには受け止められたが、その後の復讐劇は同情には値するがややユダヤ人を擁護するような表現が目についた。 主人公の国家に対する忠誠心と暴力による解決方法に対する疑問の葛藤、そして家族愛と死に対する恐怖などはよく描かれており、緊張感や恐怖感はヒシヒシと伝わってきた。 ただ見知らぬ俳優が多く出演している関係もあり、途中やや分かりにくくなるところもあった。 本作では明確なメッセージが今ひとつ伝わらなかったが、確実に言えることは「テロ行為は最も憎むべき犯罪であり、それに対する報復行為は何の解決にもならない」ことだと思いました。 一見する価値はある作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは
スピルバーグの映画と言うことでDVDを買って見ましたが、途中居眠りしたりして、takusyunさんの評価も納得です(スピルバーグにしては駄作の部類に入ると思います)。 (2007年09月26日 23時00分41秒)
aosaga369さん
基本的に実際の事件を扱った映画というのは好きで、映画に入り込んで観るのですが、確かに途中中だるみのする内容で、スピルバーグらしくない映画だったかもしれません。 (2007年09月28日 06時44分52秒) |
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