テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:洋画-1970年代
★★★★
鑑賞No:00723 製作:1975年 監督:ミロス・フォアマン 出演:ジャック・ニコルソン <アメリカン・ニューシネマ特集> 刑務所での強制労働から逃れるため、マクマーフィは精神病患者を装ってオレゴン州立精神病院に送られてくる。 そこは絶対的な権限を持つラチェッド婦長により患者は無気力に管理されていた。 病院の管理体制に反発を感じたマクマーフィはやがてラチェッド婦長に反抗を続けながら無気力な患者たちに生きる気力を与えようとする・・・。 人間の自由と尊厳をテーマとしたちょっと重い映画であり、結末も非常に辛いものである。当時の医学会を痛烈に批判した結果であろうが、表からは見えにくい部分で弱者に対する人を人とも思わない行為は現代でも隠然として行われているだろうということを感じさせる恐ろしい映画に仕上がっている。 考えさせられれる映画だが、一見する価値あり。ジャック・ニコルソンは本作でアカデミー主演男優賞を受賞しているが納得! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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