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2008/05/18(日)06:53

ALWAYS 続・三丁目の夕日

邦画-2007年(66)

★★★★+ 鑑賞No:01557 製作:2007年 監督:山崎貴 出演:吉岡秀隆/堤真一/小雪 大ヒット作「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編。 昭和34年春。鈴木オートで、事業に失敗した親戚の娘・美加を預かることになった。しかしお嬢様育ちの美加は庶民生活に馴染めず、鈴木オートの一人息子・一平とは喧嘩ばかりしていた。 一方、再び淳之介を引き取りに、実の父・川渕が茶川の元にやってくる。淳之介を渡したくない茶川は、淳之介に人並みの生活をさせてやることを証明するため、再び芥川賞に挑戦する・・・。 前作のように思いっきり泣けるシーンはなかったが、やはりラストは感動的。 また、前作のような鈴木(堤)と茶川(吉岡)の派手な喧嘩シーンなどはあまりなく、全体的におとなしくなった感があるし、ご近所さんとはいいながらどこかシビアな一面があった3丁目の住人たちも、今回は茶川の芥川賞受賞に向けて一致団結するあたり、ちょっときれい過ぎる展開ではあった。 鈴木の同窓会、鈴木の妻トモエの元恋人とのロマンスなどのミニエピソードはあったものの、メインは茶川の芥川賞挑戦に関わるストーリーで、これに淳之介を引き取る話や、堀北真希演じる六子の田舎の同級生や小雪演じるヒロミなどが絡まりながら進んでいく。 結末がある程度読めていたので新鮮さには欠けたが、十分昭和30年代を満喫できる映画となっている。 それにしても最近の昭和ノスタルジー・ブームと、最新のCG技術によって、今となっては映像化が難しいと思われた“昭和”がまだまだ再現されそうだ。

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