テーマ:映画鑑賞(1110)
カテゴリ:洋画-1980年代
★★★★
鑑賞No:00032 製作:1987年 監督:オリバー・ストーン 出演:マイケル・ダグラス/チャーリー・シーン 若き証券マンのバドは、持ち前の頭脳と行動力を武器にして一攫千金を狙っていた。そんな彼が目標とする富豪成金ゴードン・ゲッコーに気に入られたバドは、彼から色々な成功のコツを教えられ、実績を挙げていった。やがてバドは違法行為にも手を染めるようになり・・・。 証券業界の世界やインサイダー取引について描かれた骨太の社会派映画で、見ごたえがあった。やり手の男が巨万の富を求めてワイルドに生きる様は男にとってチョットしたロマンであり憧れすら感じたが、度を越し、それが犯罪行為となっていることに気付かない(あるいは気付いているのに制御できない)愚かさを見事に描いていた。そしてこれは単なる一人の男の栄光と挫折を描いているのではなく、いま世界経済をおかしくしているマネーゲームの愚かさをも痛烈に批判しているのではないかと思った。(そうであれば、オリバー・ストーン監督は凄い) この作品の重厚さは、マイケル・ダグラスの演技によるところが大きいが、この頃とても華のあったチャーリー・シーンは最近あまり見ませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[洋画-1980年代] カテゴリの最新記事
観たいと思いつつ忘れ去られていた作品だなぁ~!
wowowで放映したら観よう!って思いました~! 何となく、レンタルなら旧作より準新作に目が行ってしまうんですよね☆ (2008年06月26日 17時30分04秒)
りらっくままハッシー!^o^さん
これは昔々、劇場に観に行った作品ですが、印象深く残っている、なかなか見ごたえのある映画でした。 アッという間に巨万の富を得たり、かと思うと一瞬で全財産を失ってしまう株の世界の魅力と恐怖を感じた作品です。 (2008年06月27日 04時41分20秒) |
|