テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2007年
★★★
鑑賞No:01580 製作:2007年 監督:原田眞人 出演:堤真一/黒木瞳/阿部寛/椎名桔平 京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」の映画化第二弾。 昭和27年の東京で、美少女の連続バラバラ殺人事件が世間を騒がせていた。そんな中、探偵の榎木津は引退した女優・柚木陽子から行方不明の娘の捜索依頼を受ける。一方、小説家の関口は、不幸をハコに閉じ込めるといって勢力を伸ばしている怪しげな新教宗教団体を調査していた・・・・。 京極作品は恐らく初鑑賞だと思うが、イメージとしては江戸川乱歩作品を感じさせる。かなり複雑な人間関係らしかったので、鑑賞前に事前学習をして観たが、これは功を奏した。ただし、その分、それぞれの人物が描ききれていない薄っぺらさも露呈することとなった。ストーリー展開も、時系列を複雑にして分かりにくくしていたが、かえって作品をつまらないものにしている気がした。 話のメインは美少女のバラバラ殺人事件だが、それ故グロテスクなシーンもあり、気持ち悪いシーンが嫌いな人にはお勧めできない。 ただ、今の邦画に主演・助演で出まくっている、堤真一、阿部寛、椎名桔平らが集い、安定した演技で安心して観られる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[邦画-2007年] カテゴリの最新記事
あつぼう~さん
実は前作は観ていないんですよ。 この作品自体は、最初入りにくかった感じはありましたが、それほど小難しいといった感じではありませんでした。 キャストを見るとある程度、読めてしまう嫌いはありましたが・・・。 (2008年07月09日 19時05分58秒) |
|