テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2006年
★★★
鑑賞No:01585 製作:2006年 監督:ウイリアム・フリードキン 出演:アシュレイ・ジャッド/マイケル・シャノン ブロードウェイの舞台を映像化したサイコ・スリラー。 自分の不注意で息子が行方不明となったことを心の傷として抱えているアグネスはひとり、モーテルで暮らしていた。また最近は、暴力的な元夫からと思われる無言電話に頭を悩ませていた。 ある日、バーで働く彼女の同僚からピーターという男を紹介される。謎めいた男ながら孤独に生きる彼にアグネスは好意を抱いていく。やがて彼は、従軍中に薬の実験台となり、自分の体内に“虫”が繁殖していると告白する・・・・。 アグネスが暮らすモーテルの一室が舞台の、いわゆる密室劇。タイトルになっている“バグ(=虫)”が彼らを恐怖に陥れていく唯一のものだが、虫は決して画面に映らない。というか、虫がいるという妄想に次第に精神がいかれていく彼らを描くのが目的?のようなので、見えない虫の方が恐怖は倍増するのかも!? それにしても最近観る謎めいた映画の特徴なのか、答えがない(謎が解けない)物が多いような気がする。この映画もそうで、途中に散りばめられた謎に対して確定的に出された答えは何一つなかったのではないか? 観客に想像させることで作品の解釈の幅を広げているのか?よく理解できないが、消化不良感の残る映画である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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