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シネマ大好き!

2008年10月08日
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テーマ:映画鑑賞(668)
カテゴリ:邦画-1970年代
★★★★+

鑑賞No:00290
製作:1978年
監督:野村芳太郎
出演:緒形拳/岩下志麻/小川真由美

<緒形拳 追悼記事>

竹下宗吉と妻のお梅は川越で印刷屋を営んでいたが、火事や大型店の台頭で店は傾きかけていた。そんな時、菊代と名乗る女性が3人の子供を連れて宗吉の店に怒鳴り込んでくる。実は菊代は宗吉の妾で、連れてきた3人の子供は宗吉の隠し子だった。菊代はお梅とさんざん口論した挙句、3人の子供を宗吉に押付けて消えてしまう。それから、お梅は毎日のように宗吉と3人の子供に当り散らす日々が始まった。
そしてやがて末の子が故意か事故か、死んでしまう・・・・。

岩下志麻演じるお梅は怖かった。いちいち言うことも棘があって怖いが、やることも怖い。単なるイジメや虐待を超えて殺人という一線を越えようとしている怒りの情念はすざましい。しかし、憎む対象は本来は浮気をした緒形拳演じる宗吉であって子供ではないはず。しかし理屈は分かっていても、他人の女に産ませた子供のほうが憎くなるのであろう。そんな生々しさがこの映画ではよく出ている。一方、問題の張本人である宗吉。気が弱く、お梅に頭が上がらないため、結局お梅にいわれるまま、我が子を殺そうと何度も試みるはめに。その度に父親らしい一面は見せるものの、懲りずに続けようとする。そんな鬼畜な親でも実の親は親。どんな仕打ちを受けても父親を信じて慕ってくる。こんなシーンを見せられると、もう涙が止まりません。
切ない、やるせない映画ですが、必見です。
気弱な面と鬼畜な面を合わせ持つ宗吉を見事に演じている緒形拳。大好きな俳優の一人だっただけに、元気な姿がもう見れないかと思うと非常に残念です。
ご冥福を祈りたいと思います。






最終更新日  2008年10月08日 04時47分01秒
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