テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-1990年代
★★★
鑑賞No:00995 製作:1998年 監督:ジョセフ・ルーベン 出演:ヴィンス・ヴォーン/アン・ヘッシュ アメリカ人男性3人がマレーシアに休暇旅行に行き、そこで女と大麻の楽しいひとときを過ごす。そして3人のうちルイスはそのまま現地に残るが、2人は帰国する。2年後、ルイスが、3人が買った大麻が原因で逮捕され、このままでは麻薬の売人として死刑を宣告されるという。一緒にいた2人が戻れば刑は減刑されるが、その場合2人は3年の刑に処せられることに。期限は8日間。迷った末に2人が選んだ道は・・・・。 罪は3人平等にあるが、犯罪を犯してから2年経ち、幸せな日々を送っている中、友人のために刑に服せることができるか? 良心と友情、そしてその人の本質を問われる作品である。 こんな時、自分ならどうするか? 友人を見捨てて今の生活を守るか? 今の生活を犠牲にしてまでも友人を救うため牢獄に入るか? 映画を観ながら常にこの究極の選択を迫られる感じがする。犯罪を犯してから2年後というのも微妙な時間である。当時の罪の意識もなく、友人との交流も疎遠となり、新しい生活が確立している矢先である。 映画としての結論は出るが、後味の悪い作品でもある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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