テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2005年
★★★★
鑑賞No:01778 製作:2005年 監督:ウディ・アレン 出演:ジョナサン・リース・マイヤーズ/スカーレット・ヨハンソン アイルランド人のクリスは英国の上流階級に憧れ、高級テニスクラブのコーチとなり、金持ちの息子トムと親しくなる。さらにトムの妹クロエに気に入られ、やがてクリスはクロエの父親の会社に就職し、クロエとも結婚する。しかしクリスはトムの恋人ノラとも浮気をしており、やがてこの状態を維持することが難しくなってきて・・・・。 従来のウディ・アレン監督映画とは違った雰囲気の映画。ただし、会話の部分はそれらしさが残っている。 ストーリー的には、冒頭のテニスボールのシーン(ネットにひっかかったボールがどちらのコートに落ちるか)に集約されているように、人の人生は運によって大きく変わることを描いた物語といえる。 上流階級の娘と結婚することで地位と財産を得た男が今の生活を失いたくないと思う一方、超美人の女性との浮気も捨てがたいというのは分からないでもないが、結局は男のエゴである。同じ男として許しがたい行為ではあるが、物語の結末は???と、必ずしも期待したとおりにならないというのが、実はウディ・アレンらしさなのか? 引っ張るだけ引っ張って、あっさり手を離され、唖然とした感のある映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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りらっくままハッシー!^o^さん
別に神の存在は信じていませんが、「運」ってありますよね。どんなに頑張っても報われなかったり、努力もしていないのに幸運が転がり込んだり・・・。 でも「運」ってその時だけのものではなく、人生を通して総合的に辻褄の合う、実は合理的であるべきものかもしれません。 よって「運」に頼らず、「運」を恨まない人生にしたいと思っています。 (2009年07月12日 10時10分42秒) |
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