テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:邦画-1980年代
★★
鑑賞No:00307 製作:1989年 監督:熊井啓 出演:奥田瑛二/三船敏郎/萬屋錦之介/加藤剛 千利休が太閤秀吉の命で自害して27年。愛弟子だった本覺坊は洛北の山中で、半ば世捨て人のように日々を送っていた。ある日、利休がなぜ秀吉の怒りを買ったのかという理由を解明しようとしていた織田有楽斎と会い、有楽斎に問われるまま、死に至るまでの利休の行動を語るのだが・・・・。 千利休はなぜ死ななければならなかったのか?をテーマにした重厚な歴史ドラマ。原作が井上靖だけあって、どこかチョット小難しく、特に精神面の描写が中心なため、結構分かりにくい。 出演者もオール男優キャストということで、色気も何もあったものではない、いわゆる映像的にも侘び寂びの世界が展開していく、少し暗い映画ではある。 死の謎を追うというよりも、利休の茶人としてのあるべき姿や、本覺坊の師に対する思いなどが描かれている映画で、興味がないと観るには辛い映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月18日 00時04分14秒
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