シネマ大好き!

2009/08/30(日)04:47

探偵<スルース>

洋画-1970年代(56)

★★★+ 鑑賞No:01811 製作:1972年 監督:ジョセフ・L・マンキーウィッツ 出演:ローレンス・オリヴィエ/マイケル・ケイン イギリスの有名な推理小説家アンドリュー・ワイクはロンドン郊外の大豪邸に妻マーゲリットと住んでいたが、彼女には美容師マイロ・ティンドルという愛人がいた。ある日、アンドリューはマイロを自宅に呼び寄せる。そして2人の関係を認めた上で、贅沢なマーゲリットを物質的に満足させるために、アンドリューが持つ高価な宝石を盗んで海外で売るよう提案するが・・・・。 先日このブログでも紹介した「スルース」のオリジナル。リメイク版「スルース」でアンドリュー・ワイクを演じていたマイケル・ケインが、オリジナル版ではマイロ・ティンドルを演じている。スピーディな展開だった「スルース」を先に観てしまっていたので、長尺な本作はテンポが遅く冗長な感じは否めなかった。それでもこれだけの時間をたった2人で魅せる演技とストーリーはやはり凄いのでしょう。大筋の内容はリメイク版で知っていたので格段の新鮮味はなかったものの、細かい点では色々と異なっており、また時代や屋敷内の感じの違いからくる雰囲気などはかなり違っているため、リメイク版とはまた異なった映画のようにも感じられた。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る