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2010年02月16日
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テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2004年
★★★+

鑑賞No:01884
製作:2004年
監督:テリー・ジョージ
出演:ドン・チードル/ソフィー・オコネドー

1994年。ルワンダでは、フツ族とツチ族との間で続いていた内戦が終息し、和平協定が結ばれようとしていた。そんな中、首都キガリにある高級ホテル、ミル・コリンの支配人ポールは、フツ族の民兵によるツチ族の虐殺が始まるという噂を耳にする。やがて本当にフツ族によるツチ族虐殺が始まり、フツ族のポールはツチ族の妻や息子たちを守るためにホテルに匿うが・・・・。

日本人には関心が薄く、理解しがたい民族紛争。映画の世界だけでなく、現実に各地で起こっており、映画よりもさらに悲惨な現実があるものと思われる。安全な場所で安穏と暮らしている我々にとって、そんな現実があると見せつけられてもただ「怖いね」の一言で終わってしまう。そんな我々に同じ台詞でこの映画は痛烈に非難してくる。
この映画は実話を元にしているらしいが、主人公は最初、隣人の悲劇にも何もしてやれない人間だった。しかし次第に紛争の中心にいて自分の立場や役割を次第に自覚していき、最終的には1200人という人を救う英雄になっていくのだが・・・。
ポールの次第に変化していく言動にも注目の作品。





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最終更新日  2010年02月16日 21時12分04秒
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