テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:洋画-2007年
★★★★
鑑賞No:01889 製作:2007年 監督:ビリー・レイ 出演:クリス・クーパー/ライアン・フィリップ FBI訓練捜査官のオニールは、ある日上司のバロウズに呼び出され、定年間近のハンセン特別捜査官の下について、彼を密かに監視するよう命じられる。しかしハンセンには怪しいところはなく、逆にハンセンとオニールの間には信頼関係が生まれ家族ぐるみで付き合うようになる。ハンセンの監視に疑問を持ち始めたオニールは上司を問い詰めると、ハンセンには長年にわたるスパイ容疑があるとのことだった・・・。 アメリカで実際に起こったロバート・ハンセンによるスパイ事件を基にしている。 謎の多いこの作品だが、そんな謎解きが目的ではない、ハンセンとオニールとのわずか2ヶ月のやり取りが非常に重要で、この映画の出来を良くしている。 ともかく、ハンセンを地味ながら(地味だからこそ20年以上もスパイ活動できたのかもしれないが・・・)クリス・クーパーが見事なまでに好演していたことだろう。そしてそんなすごいスパイが、あんな若造訓練捜査官だけはなぜか最後まで信用し、結局それが逮捕に繋がってしまうという悲しさ。オニールも言いようのない複雑な気持ちだったことを良く演じていた。派手さはないものの結構見ごたえのある佳作。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[洋画-2007年] カテゴリの最新記事
「真実の物語」の映画化は本当に面白く、実際に在った事なんだと思って見てると入り込み方が違って来ます。
この映画もさっそく今日にでも借りてみます・・。 (2010年03月07日 07時47分40秒)
りらっくままハッシー!^o^さん
地味な映画なので、落ち着いて観れるときに観たほうがいいと思います。 じっくり観れば、なかなか深い映画です。 (2010年03月08日 20時11分58秒) |
|