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2010/03/19(金)22:43

火天の城

邦画-2009年(67)

★★★+ 鑑賞No:01893 製作:2009年 監督:田中光敏 出演:西田敏行/福田沙紀/大竹しのぶ/椎名桔平 天正4年、織田信長は琵琶湖を臨む安土の地に巨大な城を築くため、熱田の宮番匠・岡部又右衛門に作事を命じる。しかし一転、作事を指揮する総棟梁は名だたる番匠の図面争いで決めることに。前代未聞の仕事を手に入れるため、又右衛門は寝食を忘れて図面作りに没頭するが・・・。 安土城築城という、歴史好きには興味深い題材で、主役の岡部又右衛門を西田敏行が熱演している姿はとてもよかった。特に作事の総責任者になるまでは個人的には結構盛り上がったが、それ以降は意外やだんだんつまらなくなってきた。(本当なら城が出来るに従って盛り上がってくるはずなのに・・・) つまらなくなってきたのは、お笑い芸人を多用した配役と、歴史ドラマと思って観ていたのにふたを開けるとコテコテの時代劇のような展開にあったような気がする。 そして極めつけはCG。巨石が転がり落ちるシーンも最近のCGとは思えない質の悪さだが、一番がっかりきたのは安土城。さぞかしCGで見事に再現されるかと思った幻の城があまりにもしょぼかったのは特に残念。

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