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2010年05月03日
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テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2000-03年
★★★

鑑賞No:01925
製作:2003年
監督:マシュー・カソビッツ
出演:ハル・ベリー/ロバート・ダウニーJr.

ウッドワード女子刑務所の精神科病棟で働く精神科医のミランダは女囚クロエの治療を担当していた。クロエは、自分が悪魔に陵辱され、その悪魔の意志によって義父を殺したと主張していたが、ミランダはそれを信じていなかった。そんなある夜、車で帰宅途中のミランダの前に見知らぬ少女が現れ、危うく轢きそうに。次の瞬間、病室のベッドで目覚めたミラダには夫殺しの容疑がかかっていた・・・。


精神病棟にいる精神患者を相手に治療する理知的な女医が、一転殺人容疑をかけられた精神患者としてどんどん追い込まれていく様を、怪奇・心霊現象を交えながらミステリックに描いていく様子は秀逸で前半の掴みとしてはなかなか良かった。ただその分、ラストはちゃんと納得いく説明があるのか?だけが一抹の不安事項だった。そしてそれは的中してしまう。前半がよかっただけになんとも消化不良感の残る映画。
<以下ネタばれ注意!>
まず、ミランダの夫殺しの犯人が判然としない。見る限りミランダの犯行のようだが、謎の部分は皆、心霊現象で解決?したかのように説明がない、不親切な内容。クロエの義父殺しも同様。そして2人とも殺人者でありながら1年後に出所。謎は膨らむばかり・・・。





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最終更新日  2010年05月03日 15時21分49秒
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