テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:邦画-2000-04年
★★★
鑑賞No:01916 製作:2003年 監督:西川美和 出演:宮迫博之/つみきみほ/大谷直子/平泉成 明智家は働き者の父と優しい母、痴呆症ではあるが明るい祖父と、結婚間近の娘の4人で暮らす、平凡ながら平和な毎日を送っていた。 しかし、ある日、祖父が亡くなり、その葬式に10年間行方不明だった長男が現れる。これをきっかけに和やかな家族の雰囲気が変わるとともに、父に多額の借金があることが判明し・・・・。 一見平凡で平穏な家族が、実は嘘で固められていた。そんな人間の持つ表裏を良く描いた映画ではなかっただろうか? みんな実は普通の人間であるだけに、ちょっとした悪魔のささやきというか、人間の心の奥に潜む黒い面が出るとこうなってしまうのかと思わせる。 しかし家族は家族。どこかそこには正義や優しさもある。その象徴がラストの蛇イチゴだったのだろうか? 人それぞれ解釈や感じ方が異なるだろうと思われる作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月08日 06時56分54秒
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