テーマ:映画鑑賞(1110)
カテゴリ:邦画-1980年代
★★★
鑑賞No:02005 製作:1988年 監督:宮崎駿 声の出演:日高のり子/坂本千夏/糸井重里 サツキとメイの姉妹は、お父さんと一緒に田舎の一軒家に引っ越してくる。入院中の母親の退院を空気のきれいな家で迎えるためだった。ある日メイは、茂みのトンネルをくぐり抜け、不思議な生き物トトロに出会う。さらにサツキも父の帰りを待つバス停でずぶ濡れのトトロに出会い、傘を貸してあげることに。やがて病院から電報が届き、心配したメイは一人病院に向うが迷子になってしまい・・・・。 今まで観たジブリ作品は非現実的な世界を描いた作品が多かったが、この「このとなりのトトロ」は観始めは現実的な世界だったため、ちょっと意外感があった。そしてトトロが登場するあたりから非現実感が漂ってくるが、どうも現実と非現実が混ざり合ったような内容で、最後まで戸惑った。作者は何を描きたかったのか? この映画は我が家の子どもたちも幼い頃、大好きな映画だったが、多分大人とは違った感じ方で楽しんでいたものと思う。それぐらい、摩訶不思議な世界観と、随所にどうも引っかかるシーンやセリフがあった。後でネットで調べると、「となりのトトロ」に関する都市伝説があることを知り、読んでみると「なるほど」と引っかかったシーンを見事に説明してくれていた。この都市伝説自体はジブリは否定しているし、こじつけたような解釈もあるが、観終わった後のモヤモヤ感はいくらか解消してくれる。解釈次第では単なるファンタジー・アニメとは言えない奥の深い作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
そうそう!都市伝説があるんですよね~☆
言われてみて観ると、また違った楽しみ方があると言うか。。 私は初めて観た時はあまり面白いと思わず、無難に見えたので、こんな裏解釈があったのか?!と、ビックリでした! (2011年01月09日 21時31分45秒)
りらっくままハッシー!^o^さん
正直、映画自体はさほど面白いとは思いませんでした。むしろ理解しがたい箇所がいくつかあってモヤモヤ感の残る映画でした。そんなところに都市伝説を知って俄然この映画に興味を持ちました。真偽は別として、少なくともモヤモヤ感を払拭してくれる内容だったので、とても面白く感じました。 (2011年01月09日 23時35分05秒) |
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