テーマ:映画鑑賞(1110)
カテゴリ:邦画-2010年
★★★★
鑑賞No:02055 製作:2010年 監督:李相日 出演:妻夫木聡/深津絵里/樹木希林/柄本明 <3/4~ DVDレンタル開始> 若い女性保険外交員が殺される事件が起こる。犯人として、ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに土木作業員の清水祐一が真犯人として指名手配される。しかし、祐一は出会い系サイトがきっかけで知り合った光代と惹かれあうようになり、二人で逃亡生活を始めることに・・・・。 第34回日本アカデミー賞で、作品賞こそ「告白」に奪われたものの、5部門で栄冠に輝いた作品。裏切られ馬鹿にされ、なおかつあらぬ疑いをかけられそうになった青年が追い詰められて発作的に殺人を犯してしまうが、その後、心通い、お互い惹かれあうような女性と出会い、犯した罪に苦悩しながらもその女性と逃亡してしまう姿を描いている。この作品は主人公の青年の立場だけではなく、殺された女性の家族(両親)の悲しみと憎しみ、そして青年の育ての親でもある祖母の困惑と容赦ないマスコミの取材に苦しむ姿を交え、ひとつの犯罪に対する関係者のそれぞれの思いや影響を良く描いている。 主演の妻夫木聡や深津絵里は今までの役柄イメージとは違った好演をしているが、内容や設定から見ると、もっと異性に縁遠い風体の男女がイメージされたので、この美男美女の配役にはやや違和感は感じられた。 それにしても、この作品で「悪人」とは誰だったのだろうか?考えさせられる映画である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
これは原作を読んであるので楽しみにしています☆
読んだ人間としては、キャストのイメージ違いの人もいますが、きっと演技力でカバーしてるのだろうと思っています。 (2011年03月13日 20時40分50秒)
りらっくままハッシー!^o^さん
設定された人物像とキャストのイメージは食い違うような感じでしたが、メインキャストの演技は大変良く、思わずドラマの中にのめり込んだため、あっという間の2時間強でした。お勧めです。 (2011年03月15日 19時16分32秒) |
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