2011/06/06(月)20:55
アンストッパブル
★★★★
鑑賞No:02091
製作:2010年
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン/クリス・パイン
ペンシルバニア州の操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備士の人的ミスから無人で走行を始めた。777号には大量の有毒化学物質と19万リットルのディーゼル燃料を搭載しており、断線すれば大爆発は避けられない非常事態となった。その頃、勤続28年のベテラン機関士バーンズは、入社4ヶ月の未熟車掌コルソンとこの日初めてコンビを組み、旧式機関車1206号に乗り込んでいた・・・・・。
短尺で単純なストーリーだけれど、その分、分かりやすくテンポがいいので単純に楽しめる。ともかく、最初から最後まで飽きることなく観れる映画。ただ、あまりにオーソドックス過ぎて捻りがないため、見終わった後の印象はやや残りにくく、記憶に残る大作映画になり損なった感は否めない。主人公である2人の人間ドラマも描かれてはいるが、深みはなく、とってつけたような内容なので人間ドラマにもなっていない。あくまで暴走する列車を止めるというただ一点に集中して見るべきアクション映画。