テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:邦画-2000-04年
★★★★
鑑賞No:02162 製作:2003年 監督:山川元 出演:役所広司/段田安則/平田満/吉田日出子 都民の支持が高い天馬東京都知事が臨時緊急局長会議の席上で、「東京都に原発を誘致する」と爆弾発言する。原発誘致のメリットを力説する天馬に対し、津田副知事はじめ6名の出席者は賛成派、反対派に分かれ、喧々諤々の論争に。そのころ、東京都内を極秘裏にプルトニウム燃料を積んだトレーラーが走っていたが、そのトレーラーが爆弾を持った一人の少年にジャックされ・・・・・。 7年前に公開された映画だが、こんな映画があったとは!という感動にも似た印象を持った作品。 当時はあまり関心がなかったと思われる原発問題だが、今観るには最適の映画で、原発の現状や問題点などがわかりやすく理解できる。賛成派、反対派それぞれの言い分にそれなりにうなずきながら、原発の真の問題点の核心に迫っていくストーリー構成は面白い。多少エンターテイメント性を持たせるために爆弾ジャックの話を入れているのは余計のような気もしたが、最後はハラハラドキドキでどういう結末にするのか気を揉んだ。 東日本大震災が起こり、原発問題がこれだけクローズアップされているだけに、今観てほしい映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
時期が時期だけに興味あります。
最近は期日に追われないで済む自宅での録画ばかりなので、この際、レンタルショップに顔を出して探してみます。 (2011年11月12日 04時47分59秒)
りらっくままハッシー!^o^さん
同感です! たぶん、当時は全く原発に関心がなかったため、無意識に無視していたんでしょうね。 まさに今の日本が直面している問題を先取りした、先見の明のある映画です。 内容も分かりやすく、必見です! (2011年11月13日 10時39分18秒) |
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