テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:邦画-2011年
★★
鑑賞No:02179 製作:2011年 監督:松本人志 出演:野見隆明/熊田聖亜/板尾創路/柄本時生 伊香藩水位微調役・野見勘十郎は、ある出来事をきっかけに刀を捨て、無断で脱藩、一人娘のたえと共に流浪の旅を続けていたが、ある日遂に多幸藩の追っ手によって捕らえられてしまう。そして下された刑罰は「三十日の業」。これは、母君を失った悲しみで笑顔をなくした若君を、一日一芸で三十日の間に笑わせられたら無罪放免、できなければ切腹というものだった。翌日から勘十郎は若君を笑わせるため、芸を披露し始めるが・・・・。 松本人志の監督第3作。 「大日本人」「しんぼる」とあまりにも酷い映画を見せられてきたが、今回は時代劇で笑いと涙ありとのことだったので多少期待して鑑賞した。たしかに前2作と比べると分かりやすく仕上がってはいるが、やはり この監督、映画向きというよりはお笑い・コント向きなのだろう。一日一芸を披露する設定の下、映画の大半は短い一人コントのような芸の羅列に終始しており、映画としての感じは薄い。また、素人俳優・野見隆明演じる勘十郎の一芸も決して面白くはなく、結局、個人的には笑いも涙も起こらなかった。松本人志の独特の感性を評価する批評もあるが、もともと映画の才能のない素人監督の、目先を変えた作品による他の映画作品、映画監督との比較を避けた感も否めない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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前作の2本の出来が酷い事はいろいろと聞いてたが、この「さや侍」もやっぱり駄目でしたか…、芸人から映画監督として大成した北野たけしみたいに…と思って松本人志も監督を目指したんでしょうが感性の違いなんですかね?
「阪急電車片道15分の奇跡」は是非探して観たいです。 (2011年11月14日 16時35分48秒)
hy3de8さん
前2作と比べるとまだましですが、「30日の業」ということで延々と続く馬鹿らしいコントのような芸(芸とは言えないような代物だが・・・)は決して面白いものではなく、若殿のみならず、観ている人たちもわらえないのでは?という感じでした。 (2011年11月15日 21時32分27秒)
りらっくままハッシー!^o^さん
今度こそは、と期待して観ますが、いつも期待を裏切られます。もはや映画として観ない方がいいですね。 世界観や感性が違いすぎるようです・・・。 (2011年11月15日 21時34分11秒) |
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