テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2006年
★★★+
鑑賞No:02152 製作:2006年/アメリカ/116分 監督:ラッセ・ハルストレム 出演:リチャード・ギア/アルフレッド・モリーナ 売れない作家のクリフォード・アーヴィングは、勢いだけで今世紀最大の大作を持ち込むと約束してしまう。自ら窮地に立った彼は、変り者で人前に姿を見せない大富豪ハワード・ヒューズのニセ自伝を書くことを思いつく。筆跡をまねて彼の手紙を偽造し、ニュース映像からヒューズの声や話し方の特徴をつかみ、周囲の人々を騙し続けていく。やがて彼は嘘を続けるうちに、現実と虚構の区別がつかなくなっていく・・・・。 1971年のニューヨークで実際に起こった、アメリカ史上最大規模の詐欺事件の映画化。 この事件は知らなかったが、高度情報化時代の現代では考えられないほど、意外とばれずに成りすまして自伝ができることにある意味感心した。今なら、過剰なまでのマスコミと、ネット情報ですぐにばれてしまうだろうが・・・。でも時代もそうだが、アーヴィングも偽装のためにありとあらゆる知恵を絞り、綱渡りを渡るがごとく、詐欺を続けていくところは観ていてハラハラドキドキする。でも、嘘も続けてなり切ってしまうと、本当と嘘の境目がわからなくなるものか・・・? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月26日 21時06分20秒
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