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シネマ大好き!

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邦画-1950年代

2011年09月06日
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テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1950年代
★★★

鑑賞No:02090
製作:1955年
監督:溝口健二
出演:市川雷蔵/久我美子/林成年/木暮実千代

藤原氏による貴族政権末期。西海の海賊征伐から凱旋した平忠盛は、自分への恩賞問題のため公家の藤原時信が謹慎させられたと聞き、長男の清盛を時信のもとに使わす。そこで清盛は時信の娘・時子を見初めてしまう。また清盛は自分が時信の子ではなく、実は白河上皇の落としだねと聞かされて・・・・。

吉川英治の同名歴史小説の映画化。本作は3部作の第1作にあたり、平清盛の若き日を描いている。
時代はまだ藤原氏の貴族政治末期ということで、清盛たち武士がやっと台頭し始めた頃なので、平家物語といってもまだ「平氏にあらずんば人にあらず」とか豪華絢爛たる平氏一門の頂点を極めた隆盛時期を描いているわけではないのでやや地味です。特に大規模な戦闘シーンがあるわけでもなく、朝廷・貴族の陰謀渦巻く中、血気盛んな若き日の清盛の、自らの出生の謎に苦悩する姿と、時子とのロマンスを描いた、歴史ドラマというより人間ドラマに近い内容。それでもラストの、比叡山僧侶との対峙と、清盛から駕籠に放たれる2本の矢のシーンは爽快。






最終更新日  2011年09月08日 21時58分59秒
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2009年09月11日
テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1950年代
★★★+

鑑賞No:01830
製作:1959年
監督:中川信夫
出演:天知茂/若杉嘉津子/江見俊太郎/池内淳子

備前岡山。浪人民谷伊右衛門は、お岩との仲をひきさかれたのを恨みに思い、その父四谷左門と、彼の友人佐藤彦兵衛を殺してしまう。これを目撃した仲間直助は、弱味につけこんで伊右衛門を脅迫するようになった。そして左門・彦兵衛殺しを他人の仕業に偽装し、あだ討ちと称してお岩と妹のお袖、お袖の許婚・与茂七らと江戸に向かうが・・・・。

有名な鶴屋南北の「東海道四谷怪談」の映画化。
お岩さんの怪談話は昔から知っているが、きちんと映像化されたものを観たのはこれが初めて。
「お岩さん=顔が醜くはれ上がった=怖い」というイメージの強い四谷怪談だが、映画を観ていると哀れで可哀想な女性であり、逆に天知茂演じる伊右衛門の残酷さに憤りを感じる。しかしその伊右衛門も真からの悪人ではなく、根は弱気で小心者ゆえの行為だけにどこかやるせない気持ちが残る内容である。
50年前の映画だが、CGや特殊効果でのみ怖がらせる映画とは異なり、人間の内面の恐ろしさから恐怖を感じさせる、本当の意味での怪談映画。






最終更新日  2009年09月11日 05時17分05秒
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2008年12月06日
テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1950年代
★★★★

鑑賞No:01660
製作:1959年
監督:橋本忍
出演:フランキー堺/新珠三千代

高知の漁村町で理髪店を営む清水豊松は、つつましいながらも妻の房江と一人息子の健一の3人で幸せに暮らしていた。だが世の中は戦争中で、ついに豊松にも召集令状が来てしまう。戦地に送られた豊松はある日、逮捕された米兵の処分役を命ぜられ、立ち木に縛られた米兵に向って突進し、銃剣を突き刺してしまう。戦争が終わり、高知に戻った豊松は再び幸せな生活に戻るが、それもつかの間、彼は戦犯として逮捕され、裁判で絞首刑を宣告される・・・・。

この作品は最近、中居正広・仲間由紀恵主演でリメイクされた同名映画のオリジナル版。元々は1958年にTVドラマで放映され大反響となった作品を、ドラマ同様フランキー堺主演で映画化したもの。前々から観たいと思っていた作品だったが、リメイクを機にやっと観ることができた。
名作と言われているこの作品だが、そういわれるだけのフランキー堺の名演が光る。ごく普通の理髪店のオヤジが、戦犯容疑で死刑を宣告されるが希望を失わず再審を求め努力する。ごく普通のオヤジの素顔、再審を求め努力している時の必死の顔、そして刑執行を迎えた放心状態の悲しげな顔、同じ人間かと思うほど、希望と絶望でこれだけ人間の表情は変わるものかと思わせる名演だった。
もちろん戦争や軍隊を知らない私だが、戦争中の、狂気が支配した環境下で、上官の命令=天皇陛下のお言葉と言われて決して逆らうことのできない虫けらの如し二等兵の行為に対して、死刑を宣告される虚しさ。「貝になりたい」というのはイマイチ分からないが、誰を恨んでいいか分からない虚しさから、人間不信・社会不信に陥った主人公の絶望的な心の声のようで涙なくしては観れない映画である。






最終更新日  2008年12月06日 10時20分56秒
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2008年03月30日
テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1950年代
★★★★+

鑑賞No:01516
製作:1958年
監督:黒澤明
出演:三船敏郎/千秋実/藤原釜足/上原美佐

戦国の世、秋月家は隣国の山名家に敗れ、秋月家跡継ぎの雪姫は侍大将の真壁六郎太と隠し砦にこもった。砦近くの泉には軍資金の黄金二百貫を隠して。
六郎太は同盟国の早川領に逃れるべく、砦近くで出会った百姓の太平と又七を利用しようと考える。ここに、敗軍の将と美女、そして百姓2人が敵中突破するための旅がはじまる・・・。

またしても黒澤作品がリメイクされるということで、まずはオリジナル版を観てみた。
物語は一言で言うと、戦に敗れた真壁六郎太と雪姫が百姓2人とともに数々の難関を突破して同盟国に脱出するというストーリーだが、息もつかせない展開にハラハラドキドキさせられる。といって緊張感ばかりではなく、合間合間に行われる太平と又七の掛け合いが絶妙。強いものに対してはすぐ屈服するものの、生きることや金への執着、隙あらばといった、身分制度の厳しかった頃の百姓のしたたかさが見事に描かれている。
敵中をクリアしていく策略も面白く、折角策略で切り抜けていこうとする六郎太を尻目に隙あらば出し抜こうとする百姓2人に、予想外の物語の展開を期待させられる。
CG技術のない頃の映像としてはスリル感たっぷりの乗馬シーン(特に三船敏郎が両手に刀を振りかざして疾走するシーン)は圧巻!
また、絶体絶命のピンチにあって、敵ながら六郎太と心の通じ合う田所兵衛の「裏切り御免!」のシーンは最高にスカッとする名シーンである。

5/10にリメイク版「隠し峠の三悪人 THE LAST PRINCESS」が公開されるが、どこまでオリジナル版に近づけるか、楽しみです。
三船敏郎が演じた真壁六郎太を阿部寛が、上原美佐の演じた雪姫を長澤まさみが演じる。また主役とも言うべき2人の百姓(リメイク版では金堀り師ときこり)を松本潤と宮川大輔が演じる。この2人、オリジナル版で絶妙だった百姓コンビを再現できるかが少々疑問だが・・・。



《裏話》
裏話とはいえないくらい有名な話が、太平と又七の百姓コンビが、あの「スター・ウォーズ」のC-3POとR2-D2のモデルだということ。また、「スター・ウォーズ」のストーリー自体、本作の影響を受けている。






最終更新日  2008年03月30日 08時49分07秒
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2007年10月11日
テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1950年代
★★★★★

鑑賞No:01435
製作:1954年
監督:黒澤明
出演:三船敏郎/志村喬

戦国時代の貧しい農村を舞台に、野武士と戦うべく農民に雇われた七人の侍たちと農民の闘いを描く。
麦の刈り入れが終わる頃、野盗と化した野武士の群れがまた利吉たちの小さな村を襲おうとしていた。そこで絶望の淵にいた村人たちは侍を雇って野武士と戦うことを決意し、町に出て雇うべき侍を捜すことに。
しかし手助けしてくれる侍がなかなか見つからない。そんな中、子供を人質にした盗人を倒し子供を救った初老の浪人・勘兵衛を目の当たりに見る。
利吉らは野武士退治を勘兵衛に頼み込み、浪人集めが始まる・・・。

黒澤作品をすべて観たわけではないが、観た中では間違いなく最高傑作。
ストーリー展開といい、個性あるキャラクタといい、当時の百姓や浪人たちの様子といい、よく描かれているの一言。
また今からみると出演者の豪華さも目をみはる。最後までハラハラさせられる展開に目が離せなかった。
表面的には、悪=野武士、善=百姓という形だが、必ずしも百姓は正義で弱い存在ではなく、ずるくしたたかな面があることもしっかり描いているところはイイ。

七人の侍を演じた志村喬をはじめ、三船敏郎、木村功、加東大介、稲葉義男、千秋実、宮口精ニら皆有名な俳優さんですが、その他にもチョイ役で山形勲、仲代達矢、宇津井健、東野英治郎ら名のある俳優が多数出ており、そういう面でも楽しめた。






最終更新日  2007年10月11日 21時49分03秒
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