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シネマ大好き!

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邦画-1960年代

2009年10月16日
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テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1960年代
★★★★+

鑑賞No:01847
製作:1964年
監督:内田吐夢
出演:三國連太郎/左幸子/伴淳三郎/高倉健

昭和22年、台風の最中に、北海道岩内で質店一家3人が惨殺される強盗殺人事件が起こる。さらに犯人は放火して逃げ、時を同じくして起こった青函連絡船の沈没惨事に紛れて忽然と姿を消した。青函連絡船の船客の死体収容にあたっていた函館警察の刑事・弓坂は、引き取り手のない2人の死体に疑惑を抱き、この2人が質店強盗殺人の犯人と睨み、もう一人の行方が分からない犬飼多吉を追うことに・・・・。

水上勉の同名小説の映画化。
最近は自分の理解力が落ちてきたのか、あるいはストーリーがいたずらに複雑なのか、省略しすぎているのか、それとも観る者の想像に任せているのか、分かりにくい映画が多いように思える。そんな中、この映画を観たが、3時間という長尺ながら飽きさせず、また分かりやすく丁寧に描かれていた。無駄もなく手抜きもないというのが、飽きさせずかつ分かりやすい原点なのかもしれない。
主役の三國連太郎の、犬飼多吉/樽見京一郎のいわゆる二役も見事だったが、晩年のコメディアンとしての姿しか記憶のなかった伴淳のシリアスな演技も印象的。今の重厚な演技とは対照的な若き日の高倉健の血気盛んな刑事役も見ものだった。内容は単なる犯罪サスペンスではなく、終戦直後の貧困の中で生きていくために必死だった貧しきものの生き様、人間ドラマを見るようだった。映画の背景となっている事故・事件も洞爺丸沈没事故や岩内町大火を題材にしており、リアル感があった。






最終更新日  2009年10月16日 18時22分29秒
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2009年08月25日
テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1960年代
★★★★

鑑賞No:01200
製作:1963年
監督:三隅研次
出演:市川雷蔵/城健三朗(若山富三郎)/松本錦四郎

浪人・山崎蒸は恋人の志満の反対にもかかわらず、当時京都で活動し始めていた新選組の近藤勇に惚れ込んで新選組に入隊する。しかし、新撰組の中では局長の芹沢鴨の粗暴な振る舞いが目立っており、それを憂慮した近藤と土方歳三は芹沢一派を謀殺する。そして近藤が局長、土方が副長となるが・・・。

子母沢寛の同名小説の映画化。
新選組がテーマの映画・ドラマというと、近藤勇、土方歳三、沖田総司などが主役のものが圧倒的に多い中、原作的には有名だが主役が新選組の密偵として活躍した山崎蒸というのはチョット異色で面白い。よって新選組そのものというよりは、少し距離を置いて見た新選組を描くような感じとなっている。また、一人の隊士として、彼が理想とする新選組のあり方と現実とのギャップに苦しむところもいい。歴史的に有名な芹沢鴨暗殺事件、古高逮捕、池田屋事件などもよく描かれており、歴史好きにはたまらない一作。






最終更新日  2009年08月25日 04時05分22秒
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2009年08月19日
テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1960年代
★★★

鑑賞No:01813
製作:1963年
監督:市川崑
出演:石原裕次郎/森雅之/田中絹代/浅丘ルリ子

1962年、堀江謙一というひとりの青年がマーメイド号というヨットで西宮港を出港する。彼が目指すのは太平洋をヨットで横断し、サンフランシスコに到着すること。日本の法律では密出国となる危険を犯して太平洋に出るが、そこからは孤独と悪天候との闘いだった・・・・・。

世界初の単独太平洋横断に成功した堀江謙一の自叙伝の映画化。堀江謙一を石原裕次郎が演じている。
実際の堀江謙一さんの性格はよく知らないが、石原裕次郎演じる堀江は陽気で楽天的な感じなので、観ていても悲愴感はあまり伝わってこない。
それでもさすがに嵐のシーンではついにあきらめかけたり、霊らしきものを見たりと、孤独な絶望感を垣間見せるシーンもある。そして最後はやはり“お母ちゃん”なのか?母親の面影を思い出すあたりは若者らしさが出ている。
それにしても終始前向きでポジティブな性格がないとこんな偉業は達成できないという典型的な例のような内容。






最終更新日  2009年08月19日 04時25分00秒
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2009年04月07日
テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1960年代
★★★+

鑑賞No:00323
製作:1967年
監督:岡本喜八
出演:三船敏郎/山村聡/宮口精二/笠智衆

1945年7月、日本の無条件降伏を求めるポツダム宣言を傍受した日本は、それを受け入れるかどうか連日閣議を開くが、なかなか結論が出なかった。そのうち、広島、長崎に原爆が投下され、ついに8月14日、緊急の御前会議で天皇は終戦を決意される。そしてポツダム宣言受諾に向けた準備が始まるが、終戦に反対する青年将校たちによってクーデター計画が練られていた・・・・。

今見ると凄すぎるほどのそうそうたるキャストにまず驚かされる。そして今では終戦記念日という名前でしかない1945年8月15日を迎えるまでの1日がこんなに深く、タイトルの通り長い日だったかを改めて感じざるを得ない映画である。
終戦前夜の裏舞台で起こった事実を事実として残そうとした関係者の意気込みがヒシヒシと伝わって来る映画で、息を飲む緊迫感は尋常ではない。






最終更新日  2009年04月07日 06時16分57秒
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2007年12月03日
テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1960年代
★★★★★

鑑賞No:01457
製作:1962年
監督:黒澤明
出演:三船敏郎/仲代達矢/加山雄三

名作「用心棒」の続編ともいえる作品。
薄暗い社殿で密議する九人の若侍。彼らは城代家老睦田に、次席家老黒藤と国許用人竹林の汚職粛清の意見書をさし出したが受け入れてもらえず、大目付菊井に諭されてこの社殿に集っていた。彼らは黒幕は城代家老としてこれを討とうと考えるが、社殿の奥でこの話を聞いていた一人の素浪人が現れる。
素浪人は、本当の黒幕は大目付菊井だといい放ち、その手勢が社殿を取り囲むと、見事な機転で若侍たちを危機から救うのだが・・・。

35年ぶりに織田裕二主演で本作がリメイクされたが、オリジナルをまだ観ていなかったので慌てて観た次第。
確かに痛快で、観るものを惹きつけて離さないストーリー展開は見事。
話の骨格は藩を揺るがす大事件ながら、敵も味方もコミカルなキャラが多く出てくるため、全体的に緊迫感というより、ほのぼの感さえある話となっている。
主人公の椿三十郎というキャラクターもいい。決してスマートなヒーローではない。一見汚らしく、飄々とした軽さはあるものの、どこか頼りがいのある人物イメージを醸し出し、実際に権謀術数に長け、剣術もめっぽい強い。三船敏郎だからこそ演じきれた役柄のようにも思える。
相手役を演じた仲代達矢のギラギラした鋭い目の侍役も良かった。コミカルなストーリー展開に一本筋を入れ、全体を引き締め緊張感を与える役どころとして重要なキャラとなっている。ラストの対決シーンは多少あっけなく感じられたが、その分衝撃的な印象を強く残す結果となった。
織田版「椿三十郎」がどこまでの作品になっているかはわからない。しかし織田裕二がこの作品を受けたときのプレッシャーの大きさをインタビューで語っていたが、うなずける内容の作品である。






最終更新日  2007年12月03日 04時33分19秒
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2007年07月05日
テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1960年代
★★★★★

鑑賞No:01067
製作:1963年
監督:黒澤明
主演:三船敏郎

エド・マクベイン原作の「キングの身代金」を巨匠黒澤明が映画化。
製靴会社専務・権藤のもとに息子を誘拐したという電話が入る。しかし実際に誘拐されたのは彼の運転手の息子だった。年恰好がにていたため、犯人が間違って誘拐したのだった。
身代金要求額は三千万円だったが、権藤は翌日までに時期株主総会対策として五千万円送金する必要があり、苦悩する・・・。

犯人の要求と野心の間で苦悩する重役の心理描写を見事に描いている。そして誘拐事件としての犯人を追い詰めている過程も丁寧で、最後まで緊張感のあるストーリー。
誘拐モノとしてはピカ一で、以降の誘拐モノにも影響を与えたというのはうなずける。






最終更新日  2007年07月10日 20時55分18秒
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2007年04月12日
テーマ:映画鑑賞(666)
カテゴリ:邦画-1960年代
★★★

鑑賞No:01070
製作:1961年
監督:市川崑
主演:岸恵子

妻がいながら九人の愛人がいるTVプロデューサー風松吉。そのため、いつかこの愛人たちに殺されるのではと疑心暗鬼になった風は妻に相談する。そしてある夜、妻が経営するレストランに集まった十人の女のいる前で風は射殺される・・・。

九人の愛人を持つプレイボーイ・風松吉を演じたのは先日亡くなった船越英二。また彼を取り巻く女性陣も岸恵子、山本富士子、宮城まり子、中村玉緒といったそうそうたる女優が出演している。
モノクロ映像の良さを十ニ分に引き出した不思議な感じのする映画。
ミステリー性とユーモア性がうまく融合しており、ラストまで目が離せない。






最終更新日  2007年07月29日 06時59分21秒
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