イン・ハー・シューズ
★★+鑑賞No:01996製作:2005年監督:カーティス・ハンソン出演:キャメロン・ディアス/トニ・コレットローズはフィラデルフィアの法律事務所に勤める女弁護士。仕事一筋の彼女だったが、実は太目の体型にコンプレックスを持っており、恋愛は失敗ばかり。そんな彼女のアパートに妹のマギーが転がり込んでくる。マギーは姉とは違い、ルックスには自信を持っていたが地に足がつかない生活を送っていた。そんなある日、ローズが出張に行っている間にマギーは姉の恋人と肉体関係を持ってしまう・・・。自由奔放と言ってしまえばそれまでだが、とても個人的には共感できないし、現実にいたら(実際いそうだが・・・)嫌な女だろうなと思わせる女性をキャメロン・ディアスが好演していた。肉体的なコンプレックスを持ちながら成功してキャリアウーマンとして活躍している姉と、精神的なコンプレックスを持ちながら持ち前のルックスで男性にチヤホヤされはするが、放浪する人生を送る妹といったあまりにも対照的な姉妹を対比させながら女性としての生き方と姉妹の家族愛といったものを描いている。男性的には正直、面白いという内容ではなかったが、考えさせられる映画ではあった。