消されたヘッドライン
★★★★鑑賞No:01920製作:2009年監督:ケヴィン・マクドナルド出演:ラッセル・クロウ/ベン・アフレックワシントンD.C.でドラッグ中毒の黒人少年が射殺される事件が起こる。さらに気鋭の若手議員コリンズのもとで働く女性職員ソニアが地下鉄のホームから転落し死亡する事件が起こる。一見、何の関係もないように思えるこの2つの事件の奇妙な関連性を発見したワシントングローブ社の記者カルは、旧友でもあるコリンズに接触し真相に迫ろうとするが・・・・。新聞記者が政治絡みの巨大な陰謀に立ち向かい真相を暴いていくというのはありがちなストーリーだが、あまり複雑化せず、分かりやすい構成・ストーリー展開になっていたのでとても観やすかった。また、社会派サスペンスという分野になるのだろうけど小難しい政治話に重点を置くのではなく、エンターテイメント性に重点を置いたサスペンスに力点を置いていたので、緊張感の持続する映画だった。ただラストはやや消化不良に終る結末だったのが残念。あとラッセル・クロウ、いい味出しているのだが、ややメタボな体型がイメージダウン!?