2008 韓国一人旅2
初めての海外旅行で韓国一人旅に出掛けました。前回の日記が1日、2日目で、今回は3日目、4日目最終日の日記になります。2008年4月19日(土) 今日は事前に予約していた日帰りツアーで、あの板門店(パンムンジョム)に行きます。集合はロッテホテルに8時半。しかしロッテホテル周辺は日本人が多いこと。ツアーと名の付いているにも関わらず、やはり場所が場所だけにとても緊張感がありました。まず韓国と北朝鮮の軍事境界線から10キロ離れた所に大きな検問所があり、パスポートを提示して韓国軍の検問を受けます。そしてキャンプボニファスの入り口で再び国連軍の検問。キャンプボニファスではバスを降りて誓約書を書かされ、アクシデントが起きても国連や韓国は一切責任を負わない旨の書面にサインをした。続いて板門店の歴史についてスライドを見た。さてここから国連軍のバスに乗り換え、いよいよ板門店へ。非武装地帯に入り、北朝鮮までとの軍事境界線までもうあと2キロしかない。結構な緊張感でした。板門店の自由の家に到着。いよいよ見学に。あのニュースでよく見る光景が目の前に。後ろの大きな建物は北朝鮮側の板門閣。班ごとに分けられ、我々は軍事停戦委員会本会議場から見て周った。この建物で南側と北側の軍事会議が開催される。この会議場の半分は韓国で半分は北朝鮮側だが、唯一ここだけは自由に行き来出来るようです。国連の軍人さんの後ろの扉を開ければ北朝鮮です。会議場の建物の真ん中にある、軍事境界線を示すコンクリートのライン。ラインの右は韓国側で左が北朝鮮。すでに私は北朝鮮側に入っているが、会議場内は唯一自由に行き来出来るようです。(笑)自由の家の展望台から北朝鮮の板門閣と監視塔を見てみる。よく見ると北朝鮮の軍人さんも板門閣の階段の所に立っていました。軍事停戦委員会本会議場の建物に半分体を隠して警備にあたる国連軍の軍人さん。動画「板門店(パンムンジョム)1」別の展望台から北朝鮮が南側(韓国)に対して宣伝目的で作った宣伝村を見る。左の国旗を掲げている鉄塔は高さ160mにもなるらしい。しかし人は住んでいないようで、形だけの村ではないかと言われている。また、韓国側も北朝鮮に対抗して自由の村があるが、こちらはちゃんと人が住んでいる。国旗の鉄塔は100mで北側(北朝鮮)に負けているそうだ。ポプラの木事件の現場跡と帰らざる橋。橋の手前の青い建物は国連軍の建物で、橋の向こう側に北朝鮮の監視室がある。かつては韓国側にも共同警備を理由に北朝鮮の監視室があり、写真に見える青い建物が北朝鮮の監視室に囲まれた状態にあった。そこで、丘の上の監視室から青い建物が見えるように国連軍がポプラの木を切ろうとしたところ、国連軍と北朝鮮軍の間で銃撃戦や北朝鮮の兵士に斧で斬殺される事件が起こった。動画「板門店(パンムンジョム)2」キャンプボニファスに戻り、売店でお土産タイム。ここにしか売っていない物や、北朝鮮のお酒やお茶が買える。こうして緊張感のある板門店を後にした。北朝鮮につながる京義線の橋。セマウル号がやってきました。付近は大きい公園になっており、ここで30分休憩した。ここは大きい平和公園みたいな感じで、モニュメントや戦闘機や戦車なども展示してあった。動画「平和公園」このツアーは昼食付きです。バイキングで好きなだけ食べられました。プルコギ、ナムル、キムチ等、沢山のおかずがありました。とてもおいしかったです。15時にソウルのロッテホテルに到着し、ツアーは解散しました。さて、ソウル市内でも見学するか。南大門(ナンデムン)は放火事件の影響により工事中でした。ソウル市庁舎と南大門市場(ナンデムンシジャン)。土曜日のせいか、どこも人や車でいっぱいでした。Nソウルタワーのある南山公園に登りました。しかし山の上もすごい人でびっくりです。動画「南山公園」山を下りて、今度は南山韓屋マウル(ナムサンハンオクマウル)へ。無料で一昔前の韓国の町屋のたたずまいを見ることが出来た。イベントもやっていて、伝統の歌などを歌っていました。動画「南山韓屋マウル(ナムサンハンオクマウル)」2008年4月20日(日)午前11時30分発のアシアナ航空OZ104便に搭乗の為に仁川(インチョン)国際空港へ。免税店で少しお買い物をし、日本円に両替も済ませる。朝から何も食べていなかったが、機内食でお腹を満たした。14時頃には成田に到着し、疲れたので地元の近くまで直行のリムジンバスで帰りました。とにかく初めての海外でしたが、色々経験出来て良かったです。下手な国内より近くて安く行けて、簡単に外国を味わえるなんて最高です。日本人が多いのもうなずけます。