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2007年06月28日
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カテゴリ:K-1
いやー!とうとう観れましたよ!!
ビデオってのは辛かったですわ~^^;
見終わるまでの間、ネットによる情報がなるべく入ってこないように、
目を背けながら・・・調べたい衝動と戦いながら・・・(笑)
そうした戦い(笑)を終え、ようやく見れた開幕戦!
感想にも気合が入ります^^



<スーパーファイト K-1ルール 3分3R・延長1R>
○小比類巻貴之(日本/チーム ドラゴン)
×ツグト“忍”アマラ(モンゴル/フリー)


あらー、コヒ勝っちゃったよ!!
この試合予想は外すと思わなかったので、意外(コヒとそのファンの方々すみません)。
アマラはやはり蹴りの間隙にパンチをしかけていく作戦だったが、
今日はコヒのディフェンスもいいぞ。
常にキックの間合いを維持し続け、真っ直ぐに下がるクセも修正されている。
リーチの短いアマラはパンチの連打を打つ前に距離を取られ、
せっかく踏み込めてもその後のフォローが続かない。
結局この展開が最後まで続き、コヒの完璧な判定勝利!
おぉ~ムラがある選手だとは思っていたが、強いときはここまで強いのか!
あとは常にこのレベルが維持できればなぁ。
この試合中でも、2R2分くらいからニヤニヤし始め
3Rには試合中だというのにガッツポーズ。
今回の快勝でまた変な自信を付けなければいいんだけど。





<スーパーファイト K-1ルール 3分3R・延長1R>
○TATSUJI(日本/アイアンアックス)
×アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チーム オロゴン)


ボビーのセコンドを拒否、そして確実にアップしていくレベルを見せ、
ちゃんとした格闘ファンも獲得しつつあるオロゴン。
一方のタツジもギャンブルを止め、格闘技に真摯に取り組んできた。
絞り込んだ体、小さくなった顔がかっこいい。
会場の声援は五分といったところか。
オロゴンは例の伸びる右で間合いを測っていくが、
タツジの攻め込む勢いがすごい。
すぐに肩がぶつかる距離になり、クリンチが多くなる。
この距離ならパンチの細かいタツジは有利で、
アッパーやショートフックがよく決まる。
終始このペースで試合が進み、押し続けたタツジの判定勝利!
2月の野田VSアビディを見ているような印象だったなぁ。
オロゴンがアビディかというと誉めすぎか(笑)
タツジはパンチがパワーアップしたのは分かったのだが、クリーンヒットが少なかった。
もっと下にも的を散らせるといいんだけど。
もう少しでダウンさせることができそうだった1Rのフックも、
蹴りのフェイントから繋げたものだったしね。
相手が素人なので、ムキになってしまったのかも知れない。





<トーナメント開幕戦 K-1ルール 3分3R・延長1R>
○アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン オデッサ)
×イ・スファン(韓国/韓国体育館)


スファンのサウスポーには左ボディが効く・・・という事で、
キシェンコの美しきボディブロー(笑)がレバーを抉る!
1Rから早くもスファンが後手に回る!
KO率の高い打撃が売りのスファンだったが、
ボディによりその威力は殺され、キシェンコの前進が止まらない!
キシェンコはそこを見逃さず畳み掛ける!いつKOになってもおかしくない展開!
そして3Rになり、スファンは完全にガードが下がる。
ついにキシェンコのフックがスファンの顔面を深くとらえ
スタンディングながらダウンとなる!!
ここはファイティングポーズをとったスファンだが、
キシェンコはその後もアッパーとフックで追い討ち、見事KO勝利!!
それにしても谷川の韓国びいきはどうにかならんかねぇ。
「よく耐えてる、いい選手だ」とか意味不明なんだよ。





<トーナメント開幕戦 K-1ルール 3分3R・延長1R>
○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ)
×オーレ・ローセン(デンマーク/Untamed)


不調が伝えられていたサワーだが、無事試合開催。
ローセンは序盤から強打のパンチを振るって攻め込む!!
総合格闘家はみんな短期決戦を目指すね。そういうものなのかな。
最近のサワーはいつもここでワンダウン喰らってしまっていたが、
今回はキッチリとガードし、クリーンヒットを与えない。
逆に右ストレートでカウンターをとり、打ち合いで優位に立つ!
そのままコーナーに追い詰めたサワー、
左を出しながら脱出しようとしたローセンのさらに大外から、
右クロスカウンターがヒット!!
この一撃でローセンは倒れ、そのままKO!!
どうやらダウンの時に足を捻ったようだが、例え立ち上がってもサワーの勝利だっただろう。
パンチの技術に差がありすぎた・・・!





<トーナメント開幕戦 K-1ルール 3分3R・延長1R>
×ドラゴ(アルメニア/チームSHOW TIME)
○マイク・ザンビディス(ギリシャ/メガジム)


最もエキサイティングになると思われた対戦!
出場選手達もベストバウトに挙げるほどの好試合だったのだが・・・
放送は3Rから!最初から見たかったなぁ><
だがこのラウンドの打ち合いが、非常に見ごたえがあった!!
ザンビディスは得意のフックを顔面およびボディに打つ!
このボディはまともに入っており、効いているはずなのだが
ドラゴも動きが止まらない!!
遠距離では前蹴りとストレート、
近距離ではローとヒザを使い分けて決して手数を減らさない!!
お互い一進一退、勝負はつかず延長に。

延長戦、スタミナで下回ると思われたザンビディスだったが
動きが落ちない!!
序盤の手数はドラゴだったのだが、
左ボディフックがとうとう効き始めたか回転が止まりはじめる。
とうとうドラゴのガードが先に下がり、
顔面へのフックも入り始める!!
逆にザンビは最後までガードを下げず、致命打を許さなかった。
出血しても全くひるまず、逆に前に出て手数も逆転!
判定、ほんのわずかの差であっただろうが、ザンビディスが勝利。
お互いの攻撃力、防御力、そしてそれを維持する集中力があって
はじめて成立する見事な試合だった。





<トーナメント開幕戦 K-1ルール 3分3R・延長1R>
○アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ)
×ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/ウォリアーズMMAアカデミー)


今回は雰囲気が違うクラウス・・・!とうとう覚醒か!?
1R、パンチの打ち合いで優位に立つのはカラコダ。
クラウスも、最後にキックまで繋げるコンビネーションで対抗!
このローが強く、ローキックに強いはずのカラコダが流れる。
2R、カラコダはクラウスのコンビネーションへの警戒を強めたか、
ほとんどジャブでしか打ち込めなくなり、
打っては離れ、打っては離れ。
一方のクラウスは積極的に手を出し、手数・クリーンヒットともに上回る!
3R、後がないカラコダ、このラウンドは積極的に攻め込む!
クラウスがパンチを打つと、それにカウンターをかぶせる。
間合いを離すよりは、コンビネーションのキッカケになるパンチを潰す作戦か!?
パンチを封じられたクラウス、頼りは・・・足技!!
ボディへのスピンキック、ヒザを叩き込み、カラコダのガードが下がる!
ここを見逃さず放ったストレートがまともに入り、
カラコダの顔面が大きくのけぞる!
この印象が良かったか、最後にはクラウスが判定を制した。
とうとうトンネルを抜けたクラウス!
完全復活にはあともう少しか!?
負けたカラコダも相変わらずの高パフォーマンス!
今年も決勝推薦に選ばれてもおかしくないな。





<トーナメント開幕戦 K-1ルール 3分3R・延長1R>
○佐藤嘉洋(日本/フルキャスト・名古屋JKファクトリー)
×デニス・シュナイドミラー(ドイツ/Feuer sports)


シュナイドミラーは手数が売り、という煽りだったが
いかんせん佐藤とはリーチが違いすぎた。
佐藤の奥足へのローキック、ハイキック、膝蹴りがガンガン入り
シュナイドミラーはガードの上からでも体力が削られていく。
日本トーナメントの佐藤VS白須戦を見ている印象だったなぁ。
佐藤がさらなる進化を遂げたか分かるのは、決勝以降にお預けだ。





<トーナメント開幕戦 K-1ルール 3分3R・延長1R>
○ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム)
×ニッキー・ホルツケン(オランダ/ゴールデングローリージム)


シュナイドミラー以上に消耗していたのが、このホルツケン。
完封試合を作るのが佐藤以上に上手いブアカーオ!
ホルツケンもジャブやローを出していくが、まるで威力がない。
押し合いになるとすぐに倒れてしまう。
それほどに削られていたという事か・・・。
例え当たっても距離感で威力が殺されており、
ブアカーオには全く効いている気配がない!!
解説の畑山さんが全く喋れなくなるほどの上手さ・・・!
淡々と自分のペースで攻撃し続け、完封の判定勝ち。
う~ん、ゴールデングローリーを持ってしても攻略できなかったか~!
こりゃ今年も磐石かな!^^





<トーナメント開幕戦 K-1ルール 3分3R・延長1R>
○魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
×J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)


掴みに気をつけろとか、パンチに気をつけろとか、ヒザに気をつけろとか、
何に注意したらいいのかよく分からない谷川の解説の中、
パンチの打ち合いに臨む両者。
大きなロングフックでカルバンが一旦ペースを掴みかけたが、
マサトはすぐに見切って反撃!
相手のストレートの軌道を自分のパンチで変えてみせたり、
1R後半からは全く危なげなし。
しかし2R序盤、カルバンが再び右の大きなパンチを当てて
マサトをふらつかせる。
フォローのパンチも入り、あわやという状況になるが
マサトは何とここから打ち合いで反撃!
ストレートをクリーンヒットさせて挽回する!
さらに細かいパンチもいくつか当て、マサトが再び優位に立つ。
3R、このラウンドはマサトの優位は揺るがず。
レバーにもパンチがヒットし始め、カルバンはガードが絞れない!
最後にはカルバンのお株を奪うヒザ攻撃も見せ、
判定で完全勝利!!
うーん、マサトさすがだ。攻撃見切るレベルが違いすぎるよ。
ちなみにカルバンの試合後インタビューによると、
有効だった右のパンチは、マサトの左ガードが下がるクセを狙ってるんだそうだ。
決勝で相手に狙われないように、修正しないとね。




いやー今年の開幕戦も実力伯仲の試合が多くて面白かったですね!!
思えば去年も、クラウスやブアカーオが追い詰められたりして
ヒヤヒヤする場面がいっぱいありましたが、
開幕戦ってそういうものなのかも知れませんな。
これで決勝に残る7選手が決定。
残る1枠はドラゴかカラコダか。
谷川がうっかりコヒとか言い出さないか心配だ。
尾崎の試合でも変なことがあったみたいだし、
やっぱりキチンと整備するところはしてほしいね。






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最終更新日  2007年07月02日 10時33分55秒
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