2008/08/19(火)18:14
K-1 ハワイ 感想
ずいぶん遅くなってしまいましたが、
K-1ハワイの感想書きたいと思います。
今さら需要があるか不安ですが・・・
優勝予想をしていたハリッドが欠場、
その他にも直前でカード変更が相次いだようで
放送前からグダグダな感じ。
ドサクサに紛れてレコも出場していたみたいですね。
ケガは直ったのかな。
<スーパーファイト K-1ルール 3分3R 延長2R>
○ バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)
× ドマジョフ・オスタジック(クロアチア/チーム オスタジック)
謎の多かったドマジョフ選手ですが、放送を見てこのカードの意味が判明。
この巨体、シュルト戦の前哨戦というわけですか。
ハリVSシュルトはまだ早いと僕は思ってるんですが、
主催者は案外マジで考えているのかねぇ。
最も、開幕戦ではアーツが戦うことがほぼ決定事項なので
少なくとも大晦日以降、という事になるとは思いますが。
試合内容は出会い頭のワンパンで決まってしまい、
ハリの巨人対策がどんなものだったかは分からず。
もう少しドマジョフのパンチが速かったら、倒れていたのは逆だっただろうね。
惜しかった。
<スーパーファイト K-1ルール 3分3R 延長2R>
○ ポール・スロウィンスキー(オーストラリア/チームミスターパーフェクト)
× アジス・ヤヤ(モロッコ/チーム レベル)
今大会で最も注目していた試合だったのだが、
期待に違わぬ好勝負となった。
アジスは思い切りよく前に出てくる選手で、
そのパンチテクニックも素晴らしい。
前評判どおり、いい選手ですね。
スロウィンスキーはピンチになった時、
ムキになってパンチ勝負にいってしまう
試合運びの危うさは相変わらずだった。
持ち味のキックが出せないほど足がフラついていたので、
仕方ないのかもしれないけど。
今回は打ち勝ったが、例えばあれがベスト8ファイターだったりしたら
恐らく負けていたのはスロウィンスキーの方で、
あれではチームパーフェクトのテクニックも何もないよなぁ。
まぁ手を出さなかったら出さなかったで
アジスの圧力に飲み込まれていただろうから、
結果論としては良かったのだが。
<K-1 USA GP2008トーナメント1回戦(1)>
○ マイティ・モー(米国/フリー)
× ジャスティン・スミス(米国/ロングビーチ キックボクシング)
モーがスミスにローブローをもらってしまい、
試合は一時ストップ。
ただでさえグダグダのトーナメントに、さらに水を挿してしまう。
本来なら再開できないレベルのダメージを負ってしまったらしいモーは
この後も得意のKO劇を見せる事ができず、
らしくない判定で試合終了。
モー終了!!
完全に研究され尽くしたスタイル、
それでもここまで結果を出し続けてきた、それ自体は凄かった。
しかし、反則覚悟で下半身を狙っていけば
前田レベルのフットワークを持ち合わせていない格下でも
勝ててしまうことが、この試合で完全に証明されてしまった。
ポイント狙いで負けた今回の五輪柔道よろしく
「戦わずして」勝つ、こういった戦法が今後流行していくようであれば、
遅かれ早かれモーの生きる目はなくなるに違いない。
試合後には「金的が少ないから」という理由で
MMAへの完全移籍を語ったモー。
このタイミングでの移籍は、彼にとって最良の道であり
また、格闘家として唯一残された道でもあったと思う・・・。
<K-1 USA GP2008トーナメント1回戦(3)>
○ グーカン・サキ(トルコ/ゴールデングローリー)
× ドゥシュ・プー(米国ハワイ/スパルタMMA)
今回のトーナメント唯一の光、グーカン・サキ登場!
相手はこれまで無敗だった男ということでしたが・・・
なんなくローキックでサキがKO勝利!!
煽りVとか用意していたあたり、主催者も少しは期待してたんだろうが、
その少しの期待も、トルコの英雄に粉砕された。
最初にサキをリザーブに入れていた曙(FEG?)は、不見識と言う他ないな。
<K-1 USA GP2008トーナメント1回戦(2)>
× バター・ビーン(米国/チーム バタービーン)
○ ウェスリィ“キャベツ”コレイラ(米国ハワイ/B.J.ペン MMA)
KOまでの流れを見る限りはバタービーンが押していたように見えたが、
キャベツ起死回生のハイキックをもらってしまい、バッタリ。
うわぁぁぁぁ、キャベツ勝ち上がっちゃったよ!
この人が勝つのを見るのって、初めてw
しかし、この後にさらなるサプライズが待っているとは
この時は知る由もなかった・・・。
<K-1 USA GP2008トーナメント準決勝戦(1)>
○ ランディ・キム(韓国/フリー)
× ウェスリィ“キャベツ”コレイラ(米国ハワイ/B.J.ペン MMA)
ぎゃああああああああ!
砲丸投げが勝っちまった!!!!!
これで谷川の韓国プッシュがさらに加速しちゃうじゃん!
予想外の選手が勝ち上がっていくことに唖然とする僕。
これもリアルファイト故の宿命か。
それにしたってこいつが決勝戦進出ですよ!?
もし次で負けたとしても、
『K-1USAグランプリ2008年ファイナリスト、ランディ・キム!』
とか言われちゃうわけですよ!?
あり得なくない?
<K-1 USA GP2008トーナメント準決勝戦(2)>
○ グーカン・サキ(トルコ/ゴールデングローリー)
× リック・チーク(米国/Nor-cal Fighting Alliance)
さらには最後の本命であったニコラス・ペタスが放送もない内に負け、
リック・チークが準決勝に出てきてた。
この時点で予想できないことだらけだったのに、
この上どうしてこうなっちゃうかね?w
準決勝の勝ち残りメンバーが、全員予想と違ったことにショックを受けつつ観戦、
ボーっと見ている間にサキがあっさりKO勝利!
内容ほとんど覚えていませんw
<K-1 USA GP2008トーナメント決勝戦>
× ランディ・キム(韓国/フリー)
○ グーカン・サキ(トルコ/ゴールデングローリー)
最初のダウンで勝負は決まったと思ったので、
そこから立ち上がったランディの根性には驚いた。
韓国の選手って本当に気持ちが強いね。
しかし立ち上がった後も冷静にイヤな攻めを続行したサキが
危なげなくランディを下し、見事優勝!
唯一の希望の星が、なんとかGPを救ってくれた。
相次ぐカード変更、本命選手の敗退にどうなることかと思ったが、
結果的に新顔選手が開幕戦に来ることになったのは
喜ばしい限りです!^^
そろそろ恒例の妄想カード組んで、
何試合当たるか予想してみようかねぇー^^
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