テーマ:K1・・・!!(372)
カテゴリ:K-1
ついに歴史が動いた!
いや~昨日は興奮しました!!! 飲み会から帰ってきて、夜中にフラフラになりながら見たのですが 途中からパッチリ目が覚めてしまいましたw おかげで今は眠くて仕方ないので、誤字脱字あったらご勘弁を~^^; では、感想を放送した順に! あっ甲子園は感想なしでw 斬刃拳も負けたし・・・(笑) 試合結果(スポナビ) ▼第1試合 スーパーファイト 3分3R延長1R × 小比類巻太信(日本/BRAVI RAGAZZI/2004・2005優勝)70.0kg VS ○ ユーリ・メス(オランダ/イッツショータイム) パンチで飛び込むメスに対し、カウンターでヒザを狙うコヒ。 しかしメスのジャブがバシバシと当たり、 コヒさんはなかなかペースを掴めない。 ディフェンスでパンチを捌けないコヒさんは 必殺のクリンチを発動させ、1Rから注意をもらいまくるw ダメージで動きも鈍り、さらにクリンチが増えてしまうコヒだが、 それでもなんとかヒザで反撃を試みる。 ・・・が、そこにメスの無常の拳! ヒザをかわしての左フックが決まり、コヒさんダウン!! ここは立ち上がるコヒさんだが、ダメージはありあり。 それでもローを返すコヒさん、今日は試合を捨ててないぞ! 3R、勝負をかけてパンチ勝負に出るが、 またもメスが左フックでカウンター! これでコヒさんは大の字に倒れ、メスのKO勝ちが決まった。 うわぁぁぁ! やっぱり何も変わってなかった!w 格闘技は新しいジャンルのスポーツ。 昨日通じた技が明日には通じなくなる日進月歩の世界。 選手たちは皆、壁にぶつかる度に新しいものを身に付け、進化を続けている。 マサトしかり、ブアカーオしかり、佐藤しかり・・・。 それが出来なかった者は、 その古いスタイルごと破壊され、淘汰されていく。 かつては主催者にプロテクトされる存在だった小比類巻だが、 このまま何の変化もないようでは、明日は見えまい・・・(泣) ▼第2試合 K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournamentリザーブファイト 3分3R延長1R × 城戸康裕(谷山/2008日本王者)70.0kg VS ○ アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/2002世界王者) うーんそう考えると、このクラウスってのも 同じスタイルを貫き続けているとは言い難いか。 ヒザを身に付けたりと、色々進化してるよなぁ。 城戸はクラウスの飛び込みに合わせてヒザでカウンター狙い。 こう書くと小比類巻と同じようだが、 その間に挟むローキック、ハイキックのキレが凄い。 これくらいプレッシャーかけてれば、 相手も嫌がって飛び込まざるを得ないよ。 しかしクラウスの突進力もすさまじく、 ボディ、顔面に打ち分けるパンチの威力の前に、 城戸も簡単にはカウンターが取れない。 1Rで早くもダメージの見える城戸、 頭を下げられて逆にヒザをもらう。 これで額をカットしてしまい、クラウスTKO勝利! うーん、ヒザが入ったのはゴング後のようにも見えたので ちょっと釈然としないが、もしあのまま続けてても クラウスの圧力を城戸が捌ききれたとも思えないな。 残念ながら、城戸は王者クラスに届かず。 ▼第3試合 K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournament準決勝戦 3分3R延長1R ○ 魔裟斗(日本/シルバーウルフ/2003世界王者)70.0kg VS × 佐藤嘉洋(日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー/2006・2007日本王者)69.5kg いよいよ注目の一戦! 選手コールで拳を突き出す両者、この時点で気合いが感じられる! 1R、パンチで踏み込むマサトに合わせて、佐藤がヒザでボディをえぐる! コヒ、城戸と同じ戦術を見せられ続けてきたけど、 佐藤のヒザはこの中でも抜群のタイミングの良さ。 身長差もあってか、迫力があり効いているように見える。 しかしそれでもマサトは止まらない、 踏み込み続けてパンチを狙う。 2R、急にマサトの左ジャブが当たり始める! 佐藤は1Rでペースを見切ったつもりでいただろうが、 ここでペースアップして思惑を外すのはマサトの作戦か!? トーナメント緒戦でのマサトは、 2R~3R中盤まで本気だしてポイントを奪い、後は流すという作戦が多い。 この時間はマサトの本領発揮だ! 一方的にパンチを浴びた佐藤、カウンターのヒザも1Rほど当たらず、 このラウンドは完全にマサトが取った。 しかし3R、今度は佐藤の時間帯! なんとパンチで反撃する。 クラウス戦、ブアカーオ戦、最近の佐藤は終盤に底力を発揮してくる。 正面から仕上げにいったマサトは完全に虚を突かれた。 まさか佐藤があれほど回転のいいパンチを持っていて、 打ち合いで自分を上回るとは、思ってもいなかったのだろう。 フック、ストレートと立て続けにヒットされ、 マサトがフラフラと倒れた! ついに、ついに佐藤がマサトからダウンを奪った!! しかしマサトはここで終わらなかった。 残りの時間に最後の希望を託し、佐藤に襲い掛かる! 逆に流しにかかった佐藤、 簡単にマサトを中に入れてしまう。 奇跡は二度起きず、マサトにパンチでの挽回を許す。 前蹴りやローで突き放していればまた違っただろうが・・・ 勝負は判定へ。 終盤のラッシュの印象が良かったので、 まあマサト判定も加味してドローかな・・・と思っていた。 判定結果は1-0で佐藤優勢のドロー判定! 延長戦に。 まあ延長は延長で同じなんだが、ちと意外だったw 0-0でドロー、ヤオ判定キター――(゚∀゚)――! とか、そういう感じになると思ってたので。 ちゃんと競技化は進んでるみたいで、安心した。 延長はマサトが優勢! 佐藤陣営は「パンチで倒せ」との指示だということで・・・ いやいや、そこはマサトの土俵だろ。 延長判定はマサト!決勝進出へ。 うーん、ポイントを上手くとったマサトが勝つには勝ったが、 勝負論的には佐藤が上回った気さえする。 これでさらに株が上がった佐藤、 来年以降、さらに期待しちゃいますよ。 そして最後まで試合を捨てなかったマサトも見事で、 二人とも輝いていた。 ▼第4試合 K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournament準決勝戦 3分3R延長1R × アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ/2005・2007世界王者)70.0kg VS ○ アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン・オデッサ/2007世界3位)70.0kg ぎゃー! こっちは3Rからかよ! 甲子園なんかに放送時間割いてないで、これをフルラウンド放送してくれ! 終盤ということで、 ローを効かされたキシェンコと、スパートをかけるサワーを想像していたんだが なんかあまり差がある印象はしない。 いつもなら詰めてラッシュするサワーだが、 今日は踏み込んでいかない。 1,2R見てないから分からんけど、踏み込んで痛い目にあったのかな? そのままラウンド終了。 判定はドロー、延長戦へ。 ここでもサワーは得意のラッシュを出さず、 ペース維持に終始する。 それでも顔面にいくらかパンチは入ってるし、 それほど印象は悪くないか? 対するキシェンコはロー、ボディ、と地味目な攻撃に加え、 バックキックで一発を狙う。 延長判定は、なんとキシェンコ! うぉぉぉぉ! ほとんど差のない内容だったと思うが、 ともかくこれで2連覇王者の陥落が決定! 戦前はサワー有利だと誰もが評していたが キシェンコは見事、それを覆してみせた。 ▼メインイベント(第8試合) K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournament決勝戦 3分3R延長2R ○ 魔裟斗 VS × キシェンコ 予想と全く違う組合せ、予想と全く違う両者の状態。 佐藤との対戦で足へのダメージが心配されたマサトだが、 あまりローは蹴られておらず、脳へのダメージの方が心配。 逆にキシェンコの方が足が効いてるか? キシェンコは明らかにローキックを嫌がっているが、 マサトは無理に攻め込んでいかない。 ここら辺、ラッシュに行かなかったサワーにも通じるものがある。 なんだろう、キシェンコは強力なパンチでもって 「結界」とも呼べるような間合いを作り上げている。 これに対しマサトは、絶妙な距離感で 相手の攻撃を外しながら「結界」の中に入り、 速いパンチを入れてすぐに離脱。 すげぇ~。 ローキックは打てないまでも、ペースを作り上げていく。 しかし2R、前回マサトがキシェンコをKOしたラウンドで、 あの時のフィニッシュブローだった左フックを、 今度はキシェンコがマサトに叩き込んで ダウンを奪う!! あぁぁぁぁぁ! サワーに続きマサトまで食うのかこのイケメンは! 2試合連続で屈辱のダウンを奪われたマサト、 ダメージはあるはずだが・・・。 またしてもそれを感じさせない反撃を見せる! 明らかに無謀なマサトの突進だが、 これを受けてキシェンコも正面から打ち合いに挑む! 「もう一撃でマサトを破れる!」 佐藤もそうだったが、この心理的な焦りを与えることで 攻撃の的を絞らせるのがマサトの狙いなのかも知れない。 果たして、またもマサトは劣勢を覆して 延長判定にもっていくことに成功。 この時点で死力を尽くしたキシェンコはフラフラ。 一方、死力を尽くした風に見せて冷静に試合を動かしたマサトは余力を残していた。 最後の力を振り絞った壮絶な延長ラウンド。 これを制したのは、マサト!!! またも勝負論的には負けていた気もするが、 K-1のリングでK-1ルールに適した戦い方をして ポイントを取る戦略を責めるわけにもいくまい。 見事マサトが王座を奪還した!! しかしこれを達成するためにマサトがやってきた練習って、 相当なものだったんだろうね。 延長で自分よりも若い選手を上回るスタミナ、 それを実行させる執念、 本当に努力の勝利だったんだろうなぁ・・・! なんか、自分も希望をもらえたような気がしてくる。 励まされるわー。 今回はハズレがないどころの騒ぎではなかった。 熱戦の連続で、誰が見ても面白かったと思う! 普段は全然K-1に興味のない彼女も、 「今回は初めて面白いと思った!」 と言ってきましたよ。 放送危機も叫ばれていた大晦日も、 これでとりあえず今年は大丈夫だろう。 出場選手には、佐藤とキシェンコをぜひ入れてください!^^ おめでとーマサト!!!!! スポーツ人気ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月02日 12時01分15秒
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