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2006年05月31日
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テーマ:韓国!(16901)
カテゴリ:カテゴリ未分類
月曜日から一優が熱を出し、今日はもう一度小児科に行ってきた。
月曜日診察したときは、喉風邪だと言われたのだが、今日行くと「手足口病」だと言う。
その名の通り手やら足やら口やらに発疹が出るらしいのだが、一優はもっぱら口のみ!
どうりで昨日は一日中口が痛いと言っていた。

帰ってきて家にある幼児の病気の本を見てみると、熱はあまり出ないらしいのだが、一優は昨日一日中、40度近くの熱を出していた。

全く今週日曜日から急きょ家族みんなで鹿児島に行くことになったのに、利梨にまでうつったらえらいことである。

さて、なぜ鹿児島行きを決定したかと言うと、私の母が鹿児島出身で、そこには今年90になる祖母と母の妹がいるのだ。
私の実家は福井県!
福井県から鹿児島まで行くのはなかなか容易なことではない!!
実は私も今年32歳だが、鹿児島には3,4歳の頃一回、その次は祖父のお葬式で小学校3年生のときが最後である。
つまり23年ぶりに鹿児島を訪れるのである。
さっきも言ったように、日本にいたって、祖母に会いに行くなんて金銭的にも、そして交通的にも大変面倒で子供2人を連れて、とてもじゃないけど簡単には行けない。
だけどソウルからだと、インチョンから鹿児島まで飛行機で直行!
おまけに大人1人5万円かからないほど格安!
今行かなければ、いつ行くんだ!!
そう考えて、6月に行くことになったのである。

そのことを韓国の母に昨日電話で話したのだが、大変驚いていた。
韓国人から見れば、親や祖父母に会いに行くのは当然のことで、20年以上後無沙汰なんて、縁を切ったか何かでなければ考えられないことなのであろう。
勿論私の母が祖母と縁を切ったわけでもないのだが、結婚したらなかなか会いに行ける距離でもないため、電話こそしても会うことはほとんどなかったのだ。

私の両親と私の兄夫婦は、昨年車で祖母のところに行って来たらしいのだが、私はこっちにいていけなかったため、祖母と一緒に住んでいるおばから何度も催促されていた。「おばあちゃんももう目が見えないし、先も長くないんだから、生きているうちに顔を見せてあげなさい!」と・・・。

きっと日本にいれば私の母のように、遠いところにお嫁に行ってしまうと、結婚して家庭を持てば会いたくても自分の両親にさえ会いに行けないケースも多いと思う。
子供が大きくなるにつれて疎遠になるのは、普通ではないだろうか・・・。

私の母は8人兄弟。
みんな日本全国あちこちに散らばっている。
23年前、祖父のお葬式のときに祖母が言った言葉を私は今でも忘れることができない。
「今度こうやってみんなが集まるのは私の葬式のときだね・・・」と・・・。

同じ遠いところに嫁に来た私の場合も、最初は遠いからといって母は大反対していたのだが、インチョンから小松空港まで1時間20分、飛行機代も3万円以下と格安!
おまけに、両親を大切にする韓国ならでは、旦那の理解もあり、下手に日本国内で遠いところに嫁に行くより、よっぽど手間なく簡単に帰れる!!

せっかく家族なのに、誰かが死ななければみんな集まれないなんて、なんか悲しい。
韓国の義母は、「生きているうちにたくさん顔を見せてくれるのが一番!」と言う。
私も同感である。
多少お金が掛かっても、私の両親、旦那の両親には私達や子供達の元気な顔をできるだけたくさん見せてあげたいなあ、と思う。





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Last updated  2006年05月31日 14時26分53秒
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