2010/02/01(月)16:33
義父の古稀
早いもので、もう2月である。
今年のソウルはかなり寒いが、私は家探しに駆け回り、何かと忙しく1月が過ぎてしまった。
残念ながら、まだ気に入った家は見つからないため、しばらくはこんな日々が続きそうである。
今日は、義父の誕生日。
数えで70、古稀である。
古稀のお祝いをどうするか、数年前から旦那の兄弟達で話しあった結果、1年半前から1ヶ月5万ウォンずつ積み立てをし、そのお金を送り、あとは、家族達だけで、旧正月のときにでも食事をしに行こう!ということになっている。
義母の誕生日のときは、兄弟達が集まるのだが、義父の誕生日は旧暦でいうと旧正月の2週間前。
そんな微妙な日のため、義父の誕生日に集まったことは一度もない。
古稀なのに、誰も集まらないというのも義父がかわいそうなので、私達だけども行くことになり、先週金曜日の午後から会社を休み、カンヌンに行って来た。
いくらお金を送ったとはいえ、手ぶらで行くのも何なので、私は旦那に
私が編集するから、みんなに写真とメッセージをメールでも携帯メールでも送ってもらって、寄せ書きを作って、額縁にして送ろう!と提案していたのだが、
引越し問題を抱えている我が家をはじめ、兄弟みんな何かと問題を抱えていて、忙しいのもあり、
「お金が一番なんだし、そのお金を送ったんだから、何もそこまですることはないよ!」と取り合ってくれないため、私もそれ以上何もしなかったのだが、
やっぱり、義父のために何かしてあげたくて、前日に子供達に簡単なメッセージを書いてもらい、我が家の子供達の写真を使って、急きょ、オリジナルTシャツを作ってみた。
一優は自分のものでもないのに、「これ、ハラボジ(おじいちゃん)が着るんでしょ~~」などと大喜び!(笑)
デザインは、一優と利梨、俐注の写真にメッセージを加え、中央には、やっとこ探したハラボジの写真を加えた。
今でも新聞を読みながら、漢字字典を広げては漢字の勉強をしている義父なので、さりげなく漢字で「祝古稀」なんて入れてみたり・・・
これを綺麗にラッピングして、持って行ったのだが、これが意外にも義父が大喜び!!
「ありがとう、ありがとう!」と何度も言って、早速着ている服を脱いで、真冬なのに、この半そでTシャツを着てくれた。
あまりにも喜んでくれたので、私も前日慌てて作ったけど、「作ってよかった!」とほっとした。
昨日ソウルに戻ってくる道中、旦那も
「みんなばらばらに住んでるわけだし、寄せ書きをプレゼントするのもいいかもしれないね」と言ってきた。
最近は、何でもお金で済ますことが多いけど、やっぱり、特別な日くらいは心のこもったものをプレゼントしてあげたいな。