2007/03/02(金)16:37
まるで翻訳業界の内情をのぞくよう
まるで翻訳業界の内情をのぞくよう
翻訳裁判所が、吹田市でスキー客ら27人が負傷した事故に注目している。
翻訳業界の内情にあまりにも酷似しているからだ。
「良質で安価なサービス」を狙った規制緩和によって、貸切バスに参入する業者が急増した。旅行業者に足元を見られ、低価格や日程のきついツアーを請け負っている。
東京大阪間3900円などはまだ序の口で、補助席なら1900円というツアーもある。
低価格の内実には、背筋が凍るような安全の軽視がある。
事故を起こしたバスには運転手の交代要員が乗っていなかった。当日の予定はもはや目いっぱいだったところに、別の旅行会社から新たに2台の要請があり、一度は断ったものの、「何とかならないか」と強く迫られ、社長がワンマンで運行することに決めたという。旅行会社は、「ワンマン運行を黙認することはありえない」と言っているが、今後真偽が明らかにされるはずである。
裁判官の間にため息がもれた。
「まるで、翻訳の世界の話を聞いているよう」
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