【2009/10/12リーガエスパニョーラ情報】
●第6節でセビージャに敗れ今シーズン初の黒星が付いたR・マドリー。早くもスペインメディアはペジェグリーニ監督がチームをまとめ切れていないとして批判を浴びせているが、ベテランのグティはこの件について、「ペッジェグリーニ監督をすでに疑問視しているのには驚くばかりだよ。第6節の時点で誰も優勝するわけじゃないしね」と語っている。今シーズンこそはサポーターが望むR・マドリーらしいボールを繋いだ美しいサッカーを実践することが最大の課題であるが、今の所は昨シーズンと全く変わらず個人の力に頼らざるをえない試合内容が続いている。「メンバーを見れば分かるけど良いサッカーができるようになるのは時間の問題。チームとしてまとまるにはもう少し時間が必要かもしれない。バルサはもうすでに出来上がっているチームだが、僕らはこれからのチーム。それが大きな違いだ」と言うグティ。●対ハンガリー代表戦の前半途中、怪我のためグランドを去ったC・ロナウドの怪我は回復まで約3~4週間かかることが明らかとなった。R・マドリーの医療スタッフによるとC・ロナウドの怪我は右足首靱帯の捻挫であることが精密検査の結果で分かり、再び戦線離脱となる。●17日に行われるリーガ・エスパニョーラ第7節のバルセロナ戦を前に『マルカ』の取材に応じたバレンシアのウナイ・エメリ監督は、バルセロナのエース、リオネル・メッシはレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドよりも危険な選手であるとの私見を語った。「バルセロナにはシャビやメッシといった素晴らしい選手がいる。特にメッシは、クリスティアーノ・ロナウド以上に相手を翻弄(ほんろう)する力を持つ危険な選手だ」