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カテゴリ:住宅ローン
携帯電話の分野ではソフトバンクが「0円」という広告でお騒がせをしています。
住宅ローン金利「0%」* というものをご存知ですか? これは、東京スター銀行が日本で初めて行う、預金連動型住宅ローン。 普通預金に預金している預金残高と同額の分だけ、住宅ローン額のローン金利を「0%」にするというもの。 ただし、預金を上回るローン残高には金利がかかります。 例えば、1500万円の住宅ローンを組んでいる場合: 普通預金に500万円残高があると、ローン額の内、 500万円の金利は 「0%」 1500 - 500 = 1000万円なので、 1000万円には10年固定の基準金利で、3.55%(11月1日現在)金利がかかります。 保証人や保証料は必要ありません。 ただし、注意が必要です。 ・借り入れ条件として、首都圏、近畿圏、福岡県、愛知県など、営業店におおむね2時間程度で来店できる人が対象です。 ・購入価格に対する融資額の割合が6割を超えると、基準金利より高い金利が適用されます。 ・団体信用生命保険の保険料は自分で負担しなければなりません。 ・公庫など第一抵当権を設定しているローンとの併用は不可。 ・ローン金利は全期固定ではなく、期間終了後金利を選びなおすときに手数料がかかります。 ・繰上返済などの条件変更にはその都度手数料がかかります。 ・返済方法は、元利均等月賦返済となっているので、元金均等やボーナス併用はできないかもしれません。 銀行側としては、住宅ローンよりも預金残高を確保したいので、このようなものを始めたのでしょうが、住宅ローンを組むほうとしてのメリットはどうなんでしょうか。 たしかに、預金をプラス、ローンをマイナスとした貸借対照表などからいうと、上記の例では負債は1000万円となります。だから500万円分繰上返済したのと同じ効果というのでしょうね。 いざ現金が必要となったときに、預金を引き出してしまうとローンの負担が重くなってしまうのでは、そのお金はないものと同じですよね。それよりも恐ろしい感じがします。 共働きなどで10年の期間でローンを返済できる方ならいいでしょうが、30年以上など長期のローンを組む予定の方はよくご検討ください。この住宅ローンに興味のある方は、こちらをご覧ください。 先日日記に書きましたが、デジカメ選びは以下の3つに絞りました。
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