節約家計でバラ園生活

2013/08/29(木)23:06

「あまちゃん」130話 ねぇ水口

あまちゃん(64)

春子がアキには笑顔で無頼鮨へ行くことを許したのは、アキが自分のことを話す姿をモニターでみてうれしかった気持ちから、無事収録を終えたアキにご褒美として種市に会うことを許したのかと思いました。 でも、太巻に笑顔であいさつしたのはスリーJプロダクションの社長としての社交辞令か、吐き出せない怒りはすべて水口に向かってしまいましたね。昨日春子からの電話に留守電で出なかったのもいけなかったのかも。 「水口君、ちょっと来て」と連れて行かれる水口を見ながら、くるぞくるぞとわくわくする私。 優しい声で眼鏡を外させ、水口の名前を連呼しながらボディブローを繰り出す春子の追い込みは水口にとって心底怖かったのかも。水口も種市を連れだしたときにこれぐらい強気に出ていたら、春子にしめられることもなかったのに。 「でもじゃねえんだよ!」に対し、「じっちゃんの名にかけて」なんて金田一くんの名台詞をいってもやぶへび。 種市にはおだやかに母親にバレタと話していたのに、「すぶん、キスしちゃいましたけど」なんて聞かされては、「聞いてねぇよ。調子乗ってんじゃねぇぞ、この野郎。種!」ときれてあたりまえ。 でもアキとひろ美の会話に聞き耳をたてながら、アキの演技に続いてひろ美のセリフにも涙ぐみおしぼりで顔を拭く水口は本当に勉さん並みに涙脆くなったというか、アキのことがとても大事なんだと伝わってきました。 「今日本で天野アキをやらせたら、あんたの右に出る女優はいません。だから、続けなさい。向いてないけど、向いてないけど続けるっていうのも才能よ」 このセリフは鈴鹿ひろ美を通して脚本家が能年さんに伝えたかった賛辞なんでしょうね。 一方、天野アキはやはり当初からの設定通り、このまま最後まで変わらないのでしょうね。 母のように歌がうまいわけではない。ひろ美のように演技がうまいわけでもない。おバカなことをやったり言ったりしてしまうけれども、アキには裏表がなく、きらきらした瞳と笑顔で周りを魅了する。天野アキ自身の魅力を太巻もひろ美も認めてくれている。演技を褒められるよりも自分の個性を認めてもらったようで、アキや水口だけではなく、見ているこちらの心にも響くセリフでした。きっと初めてお刺身を切らせてもらった種市のように、望んだ仕事ではないことでも一生懸命続けていれば実力はあとからついてくるともいいたかったのかもしれませんね。 そして、あっという間に主題歌を録音する日となりました。 「打ち上げ行きたくねぇー」と言っていた太巻ですが、もう終わったのでしょうか? 太巻と春子が同席する場面を是非見たかったのに。 「地元へ帰ろう」のときはNG30回を出したアキだから、今度のほうが春子の思い入れが多い分OKはなかなか出ないと予想されます。 予告を見ている11歳の娘は「きっとお母さんがお手本に歌うんだよ」といいました。 私は潮騒のメモリーズよりも、リアスのカラオケで春子が歌った潮騒のメモリーが一番好きなので、とても楽しみです。

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