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たま and はるの日記

2007.03.01
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カテゴリ:食物アレルギー
下関市立中央病院の小児科医、永田良隆先生の「病気にならない食生活」という講演を聴いてきました。

全国から患者さんが訪れるほど、アトピー性皮膚炎の治療で有名な先生だそうですね。どうして、こんな山の陰に隠れてしまうような地方都市に講演にいらっしゃることになったのでしょう(笑)。このチャンスを逃しすべきでない!と感じたんです。チラシを見てすぐに電話し、会場での託児を確保しました!

以下は、講演内容のメモです。


・・・

次のような現代の健康に関する悩みや病気、


消化器系なら、反復性の嘔吐・下痢・腹痛・便秘、食欲不振、発育不良、周期性嘔吐、習慣性便秘・下痢、好き嫌い。

呼吸器系なら、繰り返す咳・ゼーゼー、呼吸困難→喘息性気管支炎・気管支喘息。
鼻水・くしゃみ・鼻閉・いびき→アレルギー性鼻炎・副鼻孔炎

皮膚系なら、脂漏性湿疹、乳児湿疹、小児乾燥型湿疹、アトピー性皮膚炎、慢性湿疹、慢性蕁麻疹、皮膚そう痒症、主婦手湿疹など。

眼科系なら、眼の中や眼の周りが痒い→アレルギー性結膜炎。

全身性なら、興奮する(イライラして落ち着かない、聞き分けがない、夜泣き、カンシャク持ち、育児困難児、偏頭痛など)。無気力になる(易疲労感、朝起きづらい、起立性調節障害、不登校?(食生活を正すと立ち直りが早くなる))。


これらは、「不適切な食生活」が招いているものなんだそうです。

その不適切な食生活というのは「過食」。
とくに、「植物油と動物性タンパク質」の摂りすぎが問題で、

食べすぎた物を排出するために症状が出るんだそうです。



過食に対する体の反応(症状のでかた)には、排泄型と貯蔵型の二つのタイプがあります。

ひとつ目は、排泄型で、主にアレルギー性疾患型。

皮膚系に出ると、アトピー性皮膚炎・慢性蕁麻疹・慢性湿疹・皮膚掻痒症など。
気道系に出ると、気管支喘息・慢性気管支炎・アレルギー性鼻炎・慢性鼻炎・副鼻孔炎。
消化器系に出ると、習慣性下痢・過敏性腸症候群・潰瘍性大腸炎。

ふたつ目は、貯蔵型で、主に生活習慣病型。

高脂血症・肥満症・脂肪肝・糖尿病・胆石症。
高尿酸血漿・痛風・腎結石。
動脈硬化症・心筋梗塞・脳梗塞・閉鎖性末梢循環障害。


アトピー性皮膚炎って、体の外側からアプローチする治療法が目立ちますが、薬を塗っても皮膚症状の改善が見られない場合は、食事に問題があるケースなんだそうです。体の内側から直すための食生活の改善をしないと、体の表面上の皮膚症状が平癒しても、リバウンドしてしまうそうです。


それなら、どんな食生活ならこれらの症状に悩まされずに済むのでしょう?

先生お勧めの食生活は、日本人の体質にあった食生活です。

具体的には、

1.タンパク質は魚介類、豆類を中心に。
・鶏卵は、1週間に1個
・牛乳は、飲める人のみ1日200ml(量は大人の場合。飲んでも美味しいと思わない人は無理に飲まない方がよい)
・肉類は、鶏肉・豚肉・牛肉を1週間に各1回の合計3回までで、油ぬきで和風に調理し、野菜を3倍量添える

2.脂質は和風の炒め煮程度にとどめる。
・揚げ物は、運動量のおおいときにする
・インスタント食品に多い過酸化脂質に注意する
・動物性脂肪は、貯蔵型になる


3.ビタミン・ミネラル
・緑色野菜、根菜類、キノコ類、海草類の中から4種類を、毎日3食とも摂取する
(炭水化物、タンパク質を分解する栄養酵素を摂るために必要)
(みそ汁、お煮付け、鍋物など)
・旬の食材を食べるように心がける(旬のモノでないと栄養を期待できない)

4.第6栄養素の食物繊維は、毎日20-25グラム摂取する。

5.主食:主菜(魚・肉):副菜(野菜)=5:2:3 の比になるような食事にする。

6.感謝の気持ちを込めて「1口20回」噛む。


タンパク質の取り方は、豚3回、鶏3回ではなくて「鶏・豚・牛を1種類ずつ3回」、「卵は1週間に1個」というのがポイントです。卵のタンパク質が完全に消化されるまでには成人女性で1週間かかるので、1週間間をあけることが必要で、未消化の同種のタンパクが体の中に長く残り続けないようにすることがアトピー・アレルギー改善・予防には重要なんだそうです。


そして、植物油が危険なんだそうです。

植物油(リノール酸= n-6系多価不飽和脂肪酸)の過剰摂取によって、アレルギー防衛力が低下して、アレルギー性疾患(スギ花粉症、薬物アレルギー、アレルギー性結膜炎など)が発症するそうです。

油には、n-3系脂肪酸(善玉)とn-6系脂肪酸(悪玉)があり、

n-3系の、緑色野菜・海藻・シソ油・あまに油・豆類に含まれるアルファーリノレン酸や、青みの魚に含まれるEPA・DHAは、アレルギー反応・動脈硬化・炎症・ある種のガンなどへの「抑制」作用が働くそうです。

しかし、n-6系の、紅花油・大豆油・菜種油・ごま油・コーンオイルに含まれるリノール酸や、肉類・卵に含まれるアラキドン酸は、アレルギー反応・動脈硬化・炎症・ある種のガンなどへの「促進」作用が働くそうです。

そこで、先生の所のアトピーの患者さんには「卵・牛乳・油」の三大除去を勧めているそうです。



先生は「感性を磨いて欲しい」と強調されていました。

現代の食生活は、自分自身の体調と相談して、家族の健康を観察し体調の変化を察知して、何が必要なのか何が余計なものなのかを考えて、食事を準備することを忘れてしまっているそうです。

「体によい!」と評判のあるものをそのまま何も考えずに取り入れるだけでなく、それが自分の体質に合っているかどうか見極めることを忘れてしまっているそうです。



先生の著書です。
講演内容をすべてレポートしきれませーん!!
もし、薬だけで治す治療法に疑問を感じておられるなら、読んでみて損はないと思います。
わたしも復習のために読んでみようと思っています。
 
食事でアトピー性皮膚炎を治す本



次の日記では、質疑応答とわが家の場合についてまとめてみたいと思います。






最終更新日  2021.03.19 15:19:03
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