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2009/12/08(火)12:10

レイチェルの結婚

鑑賞系(27)

ずっと見たかった『レイチェルの結婚』。やっと昨日の晩、見ました。 選んだポイント。 1)アカデミー賞受賞した『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ監督が撮った作品なのに、非常に地味な内容。だからなおさら惹かれた。2)アン・ハザウェイが好き。3)大好きなデブラ・ウィンガ―が久々に映画に引っ張り出されていた これは「結婚」というのがタイトルにあるものの、そんな幸せ一杯、夢一杯な内容じゃなくて、中心となる家族の心の内面にある傷を深くえぐっていったもの。結婚式の準備とか結婚式の風景なんかは、とても華やかで楽しいんだけど。 デブラ・ウィンガ―演じるお母さんがすんごく自分勝手で冷たくていいね~。そうそう、現実にはこういうお母さんたくさんいると思うよ。ある事故をきっかけに家族の間に溝ができて、お互いによそよそしいのがすごいリアルに伝わってきて、見ているこちらもそわそわイライラ・・・。  家族なんて実はすごく脆いものなのかもしれない。・・・なんてことを思って背筋が凍りつくある意味ホラー映画よりも恐ろしい内容でした。 ラストも特に派手な救いはなく、結局、自分で活路を見出し、なんとか生きていかなきゃね、ってことなのかな。 夜中に見たので、途中うとうとしちゃったけど、デブラ・ウィンガ―とアン・ハザウェイが男前のすんごい喧嘩をした場面で一気に目が覚めました!!!「パシ~ン」とか生ぬるいやつじゃなく、「ボカッ!!!」「ズコッ!!!」次の日、アン・ハザウェイ、目に大きな青タン(笑)。娘の青タンを見ても、お母ちゃんのデブラ・ウィンガ―、華麗にスル~(笑)。  最近、ピクサーとかジブリとかしか見ていなかった私。ひさびさに“映画”を見たなあって感じ。おススメです。 レイチェルの結婚 コレクターズ・エディション / アン・ハサウェイ  

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