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ミンダナオ島で旧日本兵が発見されたのはバッドタイミングだ。最近、中国や韓国で戦争責任論がさらに盛り上がってきているときだ。その追求に対し日本人は、「日本はもう変わったんだ」とか「いつまで謝ればいいんだ」という、戦争はもう過去のものであるという解釈をすることで、冷静な日本人を演じている。つまり、過去の中国が大日本帝国を政治利用していることに対し、「靖国、教科書、etc。うるさいですね~。」みたいな態度をとっている。事実、60年前の戦争で騒いでいる中国はおばかさんにしか見えない。それでも、韓国は「太陽政策」の下で、反日を強め、中国はもっと露骨に反日姿勢を強めている。
そんななか「軍法会議を恐れている」とか言っている旧日本兵が現れた。まるでタイムカプセルだ。生きているのだから愛地球博の冷凍マンモスよりも貴重だ。終戦後は共同体で生活していたらしいから横井庄一の時とは、だいぶ事情が違うがそれでも珍しい発見だ。 ミンダナオ島といえば、東南アジア最大のゲリラ潜伏地である。発見された日本兵も何らかの形で関与していそうだ。 いずれにせよ、中国はこのことを何らかの形で政治利用するだろう。取材をして、旧日本軍の悪口をこの元兵士たちに語らせるであろう。日本の共産党や社民党も、「戦後から今までの保障はどうするのか」とか親中発言をかましてくるに違いない。いずれにせよ、なんだか禍根となりそうな出来事だ。戦後60年の節目に現れることによって「戦争の忘れ物」みたいにポッと現れたのはなんだか運命めいている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.27 17:26:07
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