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音楽教室の生徒さん達の中には 素直で とってもいい子なのだけど どうも 練習量が足りない とか 宿題(ワークブック等)や 本、筆記用具を忘れる という 困ったちゃん がいます。 大きい子だと、言い訳せずに すぐ「すみません」とあやまるのですが 小さい子は、知恵を絞って 「自分は悪くない」と主張します。 一番 多いのは、「お母さんが」で始まる主張。 ワークの作業があるのに 鉛筆1本 持ってこなかったJくん。 「お母さんが、鉛筆なんか持っていかんでいいって 言ったから、持ってこれんかった。」 ええ~?ワークブックがあることを知っているのに 持っていかなくていい なんて言うかなあ。 Jくん、一瞬 目が泳いでから「…言った」 このJくん、「お母さんが…」で始まる主張が 教室の中で 一番多いのですが 彼の言葉を 全てその通りに受け止めると Jくんの お母様は ものすごい児童虐待行為をしている事になってしまうので どこまで まともに受け止めてよいものか 悩みます。 しかし 基本的には私、『生徒さんを信じる』ことにしています。 よし、わかった。 先生が 後で、Jくんのお母さんに電話して 『鉛筆は絶対必要ですから、ちゃんと持たせてあげてください』 って きちんと話しておくからね と 言うと Jくん、「え、いや そんな モゴモゴ…」 レッスン終了後。 「ところで、さっきの話だけど Jくんが自分で お母さんに、 鉛筆が必要だってことを 話してくれるなら 今回は Jくんにお任せして 先生は 電話しないけど、どうする?」 「自分で 話します!」(この日一番真剣な顔で) あら本当。じゃあ、よろしく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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