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カテゴリ:音楽
フランス風クーラントは ゆったりとした3拍子系のダンス。 ルイ13世時代から、貴族に大変愛好され ルイ14世に至っては、これの練習のために ダンス教師について 時間を割いたそうです。 (国王としての仕事があるにも関わらず) 当時の舞踏会では、 身分の高い人から踊る というしきたりで 『ブランル』という 集団で踊る舞曲の次に ソロで踊る舞曲がくるのですが このクーラントは、その ソロで踊る最初の曲でした。 つまり、最初に 国王と王妃が踊る曲だったわけですね。 実際の動きは というと、 残念ながら、これは講座を受けられなかったので 本から 動きを想像するしかありません。 確認した 一番わかりやすいステップは 1拍目で、すっと上へ伸び上がるように1歩前へ進み 2拍目で、反対の足の つま先を床にすりながら 前へ移動させていき(体重はかけない)、 2拍目の裏で 最初に踏み出した足の膝を曲げ 次のステップへの力をため 3拍目の瞬間、伸び上がるようにして(小さく跳躍する感じ) すり足を前に出し、体重も そちらへ移す という感じのものでした。 1拍目と3拍目に ステップがきて しかも、3拍目から1拍目へ向かうエネルギーが強いのが このダンスの 特徴のようです。 本の説明も難しいけれど 踊ってみると、尚難しいです。(優雅に動くのが) 結構 複雑なステップなので、 メヌエットより ゆっくりとしたテンポの割りには 実際のところ、付いていくだけで必死な感じ。 今度、講座が再開されたら、きっちり確認してまいります。 補足:ルイ14世時代が終わった後は クーラントの流行も終わり 最初のソロ・舞曲は メヌエットになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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