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カテゴリ:レッスン風景
子どもさんのレッスンをしていると
ああ、感受性豊かだなあと感心することが多いです。 『にしきへびボワー』という半音階の多い曲を聴いて 怖いと本気で硬直してしまった男の子 「連続するスタッカートで、最後の音だけテヌート」 というフレーズを 「つまさきで走ってきて、最後にペタッとしりもち」 と言ったとたんに理解して弾けた女の子 そして最近 日本の童謡による変奏曲を弾かせてみようと思い立ち 変化がおもしろくて格好いいから、絶対好きよね、と 「かごめ変奏曲」の楽譜を渡した生徒さん。 大抵、曲を渡すと 翌週には大方弾いてくるのですが 何故か、今回はほとんど手をつけていない、と言う。 あれ?何故? タイプじゃなかった? と聞きますと 「『かごめかごめ』は怖いから駄目…」 は?怖い? 「だって、鶴と亀がすべるんやで 縁起のいい動物が2匹もすべるなんて、縁起が悪すぎる しかも、『後ろの正面だあ~れ?』やで怖いやんか」 …えーと 引っかかったのは、そこ? どうやら 歌詞の不気味さに腰が引けてしまった模様。 「怖い曲」と思って弾くので、弾き方もおどろおどろしくなり よけい怖さが増していったらしい。 …そこまで感性豊かなのも・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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