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2014/01/21(火)13:53

子犬のワルツの犬 その2

先生の日常(410)

さて、消去法で 時代的に無理がある犬種を除きましたが いた事はわかるけれど、ペットとして一般的だったかどうが微妙 というワンちゃんがいます。 ゴールデンレトリーバー  19世紀初め狩猟犬として誕生。室内で愛玩用に飼われる可能性が低い ジャック・ラッセル・テリア 1819年 イギリス生まれの狩猟犬。やはり愛玩用で飼われる可能性は低い ヨークシャー・テリア 19世紀半ばイギリスで、ネズミ退治目的に交配してつくられた犬種。 当時はまだ小型犬ではなく大きい身体で、愛玩用ではなかった ペキニーズ 1840年アヘン戦争の際、イギリスに渡ったので 当時としては まだ一般に飼える犬ではないはず というわけで 可能性がありそうな犬種は ざっと 以下の通り。 ダックスフント(16世紀~) パピヨン(14世紀 イタリア絵画に記録) プードル(紀元前30年のローマ時代から記録がある。       品種改良されたフレンチプードルでも1725年~) ビアデッド・コリー(これもかなり古い犬種。         祖先はポーリッシュ・ローランド・シープドッグらしい) ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ        (その名のとおり、ポーランド地方の古い犬らしい。) ビーグル(16世紀イギリス・フランスに渡る。      現在の姿に落ち着いたのは19世紀半ば) ウエルシュ・コーギー(12世紀初めにはイギリスにいた犬種。) キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル(17世紀~) パグ (16世紀ヨーロッパに渡る。18世紀末フランスで人気に) ビション・フリーゼ(16世紀~ 宮廷の貴婦人に愛玩された犬種) ケアーン・テリア(6世紀くらいからいる。犬種として名前が確定したのが18世紀) マルチーズ (古代からいる犬種。15世紀にフランスで人気が高まった) ポメラニアン (ドイツ・ポーランド西部原産の犬で当初は大型犬。         19世紀になって現在のような超小型犬に改良されたらしい) 犬は人類とお付き合いが長いといいますが ざっと調べただけでも これだけの種類。 それで、まだまだ犬種があるのですよ。 テリア種なんて、どれだけいるんだ?というくらい多いです。

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