国民生活金融公庫

国民生活金融公庫で起業資金を借りるには、
1.新規開業 
2.独立開業
の2つのパターンがあります。
2の「独立開業」というのは、今まで、似たような職種に従事していた人が、
新たに自分のお店を持とうとする場合などです。
(ラーメン屋ののれん分けなどですね)

私たちの場合、今まで、喫茶店を経営していた人間が独立して、というわけでなく、
まったく始めての人間がお店を経営するわけで。
一般貸付の、新規開業という区分けに入ります。

また、借りるお金の種類も2つに分かれていて、
ひとつが設備資金、もうひとつが運転資金です。
設備資金は、お店を借りる敷金や、内装費、厨房などの設備費が入ります。
運転資金は、材料費や、人件費、当座の生活費などが含まれます。

で、当然、新規開業だと、独立開業に比べて、貸付の条件が厳しい!
たとえば、一般貸付では、設備資金を7200万円まで貸してくれるのですが、
新規の場合には、必要な資金の半分までしか貸してくれないのです。
もし、500万円必要ならば、250万しか貸してくれない訳なのですね。
(お金がないから借りにきてるのに、自己資金用意しろとは
どーゆーことだと旦那がぼやいていましたが、ちょっと同感です)

また、300万円を超える設備資金には、都知事県知事の推薦書が必要になります。
なので、国民生活金融公庫に書類を提出する前に、
そちらの推薦書をもらうための書類をつくらなければなりません。

あと、申込書と、事業計画書、店舗の賃貸契約書、内装や厨房機器などの見積書、
食品の仕入れ取引先予定リスト、担保物件のある場合は、3ヶ月以内の登記簿写しなど、
いろいろ、必要書類を用意しなくちゃなりません。




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